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今日の真如堂?


雨に咲く沙羅の花

 この1週間、梅雨らしいというか、雨になることが多い日々が続いています。一方、沖縄などからは梅雨明けの報。何となくうらやましいような…でも、やっぱり雨もいいなですねぇ、大雨でなければ。
 「菩提樹はもう少し」「菩提樹が咲きました」と書いているうちに、そのすぐ脇にある沙羅の花がもうほとんど終わり。ボクの目は菩提樹に固定されてしまって、沙羅に行かなかったのです。
 職員の人に、「沙羅が咲いてますねぇ」と言ったところ、「だいぶ前から咲いてますよ」とあきれ顔で返事。知らなかった…。

池の水面の上に産み付けられた卵塊

 こういう前振りの後、お寺のページならお説教らしい話が続くのでしょうが、そういうつもりはサラサラありません(洒落ではなく…)。ただ、あきれますね、自分に。
 沙羅の花、本当にきれいです。樹下は落ちた花がいっぱい。あと2、3日で終わりです。

 夕べ、モリアオガエルが2つの卵塊を産みつけました。今年はこれで4つ目です。
 写真をご覧下さい。本当に上手く産みつけているでしょう。卵が熟して孵るとき、ちょうど水面にオタマジャクシが落ちるようになっています。
 最初に孵ったオタマジャクシの姿はなかなか見られませんが、もう足が出ているのではないでしょうか。
 最近の雨の多いお天気は、モリアオガエルにはさぞかしパラダイス状態でしょうね。紫陽花も一際元気。

 雨の境内はステキです。人影もほとんど見あたりません。拝観の方も相変わらず1日1桁状態。拝見の説明係は手持ちぶさたで、法要に使う仏器を磨いたり、おみくじを折ったり…。
 こういう真如堂、大好きです。