5/15版

今日の真如堂?


自坊の前の自作小池にに咲く菖蒲?

 蒸し暑い日が2、3日続いています。一昨日の京都は30度にわずかに届かない気温。5/4以来、雨が降っていないのではないでしょうか。なんとなく、そこらが埃ぽい気がします。

 今日の午前中、本堂裏にある三井二木会25社の慰霊碑の前で物故者員追善法要が営まれました。各社の総務部長クラスの人たちが会社を代表して参列・焼香されました。
 この慰霊碑の後ろには各社の名前が記されていますが、9回目の慰霊法要を迎える間に、多くの社名が変わったり、無くなったりしました。三井信託銀行のように、来年に合併・社名変更を予定している会社もあり、めまぐるしく動く経済再編の波をこのようなところからも感じます。

 境内はますます緑を濃くしています。蚊なども出始め、またボクの大の苦手のヘビも彷徨き始めたということで、先日も「縄かと思って拾おうとしたら動いたのですよ」というような話を聞くと、足がすくんでしまいます。何か草藪でガサガサという音がしたら、思わずヘビかと逃げるほど、ボクはヘビが苦手です。


生まれたばかりの藤の実

 花にあふれていた境内も、徐々にその時期を終えようとしていて、次第に花後の結実の時期へと移行しつつあります。
 藤に小さなさや状の実がつき始めました。また、松も先日まで黄色い花粉を撒き散らかしていた雄花が茶色くなって、落ちる寸前です。

花粉を出し終えて茶色くなった松の雄花

 自坊にあるサクランボも1センチばかりの実をつけ、酸っぱいながらも、野性味あふれる味を楽しませてくれています。先ほど、カメラ片手に散歩していたら、その小枝にメジロが来て、実をつついていました。さっそく、撮って帰ったのですが…。もう少し、新デジカメの修行が必要です。

 これからしばらくは景色の移ろいが遅々とした季節になるのでしょうか。そう、紫陽花がもうあと1〜2週間ほどで咲き出しそうですよ。

 今日は、葵祭り。祭りの行列に参加した人は暑くてさぞお疲れのことでしょう。上賀茂神社近くの大田神社のカキツバタもそろそろ終わりかなぁ。
 カキツバタと菖蒲、どこが違うのか、いまだに見分けができません…。