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今日の真如堂?


もみじの緑、カエデの赤。それぞれの新芽のコントラストも美しい

 「青葉若葉の頃」という表現がピッタリするようになってきました。1日1日の変化が大きく、毎日「あっ、この花咲いている」「芽が出た!」というような発見の連続です。
 境内のあちこちで花が咲き、黄緑や茶褐色、赤といった新芽が美しいです。視線を東山に向けると、今まで黒っぽかった森のあちこちに、新芽の塊がボコボコと出ているような感じで、山も春色に模様替です。

 先週の日曜日、その大文字山の途中まで行きました。
 1177年、俊寛僧都らが平家打倒の計画を練った山荘のある谷。その道は京都から大津に通じ、途中に僧坊後や滝などもあり、それでいて30分ほども歩けば里山の風情を楽しめる絶好の散歩道です。ありきたりの京都巡りに飽きた方、ぜひおすすめです。もうちょっと頑張れば大文字山にも登れます。大文字山からの京都市街の眺めは最高です。

来週は八重桜が見頃を迎えますよ

 鐘楼脇の八重桜が咲き出しました。昨日は気付かなかったのに…。6〜7本あるうち、この木だけが満開。見頃は来週当たりでしょうか。お天気次第ですねぇ。
 よく、「桜の見頃はいつですか?」「紅葉のいいのは何時ですか?」という問い合わせの電話がかかります。秋はひっきりなしで、その対応に苦慮します。「木に聞いて下さい」と言いたいぐらい。
 でも、来週がいいでしょうね。鐘楼に腰をかけると、ちょうど目線の位置に花がきます。ポカポカした日なら、お弁当持ちが最高!
 御室の桜もちょうど見頃かな?

ツツジも咲き出しましたねぇ

 これからは、ツツジや藤も咲き出します。本当に花一杯の季節です。

 もみじの梢と藤棚を屋根にした駐車場にとめてあるボクの車のガラスは、最近毎日雨が降ったような様子。もみじの木の蜜が落ちてきて固まるのです。その前は杉花粉でした。お陰で車はベタベタ。そのうちアリが蜜を目当てに来るんですよ。
 車の汚れで季節を感じるのも贅沢のうちでしょうか?