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今日の真如堂?



墓地内の梅。無縁墓塔の上には小さなお地蔵さま。ボケていますが…。

 今日は本格的な雨降り。私もお墓でお経を上げていて、ボトボトになりました。それでも、拝観の方は多く、3月の声を聞いてから急に賑わってきました。
 このページにいつも来て下さる方の来訪も増え、初めてお会いする方ばかりですが、ネットって不思議なもので、以前からのお知り合いのような気がしますね。

 境内では諸処に梅が咲いていて、今が満開。元三大師堂前の紅梅はこれから。サンシュユももう少し。きっと3月20日頃からは、いろいろな花が咲き出すのではないでしょうか。京都のどこかではタンポポも咲いているとか。真如堂ではまだです。

 苦沙彌の自坊では、胡蝶侘介(こちょうわびすけ)が咲き出しました。赤にちょっと白が混ざった小さな花です。
 今から20年ほど前、ビニロンを発明された桜田一郎さんという方から、奥さんのご自宅の整理に伴っていただいたもので、最初は根付くか心配しましたが、今では毎年可愛い花を見せてくれます。

胡蝶侘介

 雨に打たれる花もきれいですね。心も洗われる気がします。

 あたたかい春に向かい、気分はウキウキしてきますが、真如堂の事務所の中は前貫主の葬儀の事後処理や納骨の準備、当代貫主の晋山式(就任の式典)の準備、3/18で終わる「冬の旅」以降の展示品の選定、文化財補助金申請の書類作り、消防計画の作成…、あっそうそう、自坊のお彼岸の準備、精神障害者の作業所をNPO法人にするための書類作り…あー、春どころではない気分です。
 この、仕事を呼び込む性格を何とかしないとねぇ。まぁ、結構満足してやっているのですから、仕方ありません。

 今になって、風邪をひいたという声をよく聞きます。ご用心下さい。