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2018年8月の日記

不安定な空模様
 8月も今日で終わり。明日からはまた「通常業務」に戻ります。

 8時過ぎにザァーッと強い雨が降った後、一気に青空が広がりました。かと思うと、どんより曇ったり。昼間は空模様がコロコロ変わりました。

 今日は特別にやることはなし。供花でいただいた蘭を整理処分したり、細々としたことをしました。

 鉢植えの蘭って、勿体ないですけれど、なかなか育てられません。水やりも難しく、根が腐ってきているものやカラカラに乾いているものなどがありました。取りあえず鉢から出して、まだ生きているものは育てる方向で固めました。さて、どうしようかなぁ・・・。

 「今日の散歩道」も更新しました。秋に向かっているとはいえ、境内の景色の移ろいはなく、写真を撮るにも四苦八苦です。

 6時過ぎから、雨が断続的に降り、雷鳴も遠くに近くに聞こえました。雨がたっぷり降ってくれてうれしいですが、この後は台風が控えています。何事もなければいいですが・・・。

〜 朝の雨の後の青空。水切れで傷んだもみじは変色 〜
2018年8月31日(金)  No.5536

銀行は苦手
 朝、1時間ほど、生垣などの刈り込みをしました。7月頃にやったのが、時間が経って徒長枝がヒュッ、ヒュッと目立つようになってきたので、伸びている枝だけ軽く刈りました。

 わずか1時間余の作業で、サッパリ気持ちよくなりました。やはり、日々の手入れですねぇ。
 でも、足に力を入れると痛みます。まだ腫れていますし、無理は出来ません。今度は長いなぁ。


 お金を降ろすために銀行に行きました。銀行は苦手で、普段はネットバンクばかり。ATMも数年ぶりです。あの操作は緊張するので、好きではありません。

 暗証番号に確証はありませんでしたが、2つ思いつくうちのどちらかのはず。ただ、3桁なのか4桁なのか・・・頭に「0」を付けるかどうかの違いなのですが。
 ATMの画面に「○桁の暗証番号を入れてください」などと表示されないので、フロア係の方に、「3桁ですか? 4桁ですか?」と聞きました。係の方はちょっと驚いた顔をしながら、指を4本立てて「4桁です」と教えてくれました。

 1つめのパスワードはエラー。2つ目で成功し、無事にお金を降ろすことが出来ました。係の方は、帰る時には「上手くいきましたか?」と聞いてくださいました。

 帰って通帳を見ると、「合計記帳」という欄がいくつもあって、結構大きなお金が動いていました。調べてみると、「3月(9月)の月末営業日時点で、通帳にご記帳いただいていない明細が一定件数以上ある場合、ご入金・ご出金の合計件数・合計金額をまとめて記帳(合計記帳)させていただいております」とのこと。へぇ〜、そんなことがあるんだ。

 ネットバンキングで取引明細を見ても、1か月分しか表示されず、「合計記帳」の内容がわかりません。申し込めば、打ち出しをして郵送してくれるそうですが・・・。

 何だか、いろいろ変わりましたねぇ。ますます銀行から遠ざかりそう・・・。

〜 枯れた蓮の花托 〜
2018年8月30日(木)  No.5535

臨時休業
 来客があるので、手土産のお菓子を買いに少し離れたお店まで行きました。

 「京都に何度も来ている方でも、その店の店頭でしか販売していないので召し上がったことがないはず」。そう思って、ネットで定休日も確認して行ったのですが・・・シャッターが降りていて「勝手乍ら、本日、臨時休業させていただきます」の張り紙。なんと・・・。

 ん〜。デパートで売っているようなお菓子ではつまらないしと思って、思案の末、地元の人しか知らないお菓子屋さんへ行ってみることにしました。「今日は水曜日だから、ひょっとして・・・」と予測していた通り定休日。

 いったん自坊に戻って、ネット検索。哲学の道にあったと思っていたお店は「休業中」。有名なお店ですが、「外国人が多いような観光地ではたぶんダメだろう」と思っていた通りでした。

 選択肢がなくなってしまい、時間もなかったので、結局、出入りの和菓子店へ。お抹茶のお菓子が数種類あるだけの正統派のお店ですが、手土産に使えるものはナシ。お菓子とお抹茶で接待することに方針転換しました。しょうがないなぁ〜。

 今日も最高気温は36.2度。屋外の電気工事をちょっとした他は、自室で塔婆書き。力仕事をしばらくしていないので、体が鈍っていきそうです。

〜 「玉」のような蕾がはじけて咲き出した玉紫陽花 〜
2018年8月29日(水)  No.5534

今日は南
 先日来、つつじの木の下に虫の糞が落ちるようになったのが気になっていました。そろそろ秋の害虫が出てくるシーズンに入るのでしょうか?

 今朝は糞が増えていたので、雨が降って薬が流れるのを覚悟の上で、すぐに薬散をしました。効いたかなぁ?

 今日も蒸し暑い日になりました。朝イチの作業後は、自室で作業。

 去年の秋のお彼岸にお参りになった方を、データーにしました。ここ3年間の墓参の確率に勘をプラスして今年お参りされる方を予測して、塔婆を書くリストを作るためです。毎年、この時期は山に行っているので、今年は取り掛かるのが早いです。

 弟子のお寺の御本尊が33年ぶりに御開帳されるのにあわせて、日帰り10月にバスツアーを実施します。多くの方が申し込んでくださって、早くからキャンセル待ち状態になっています。ツアーに参加される方に詳しい案内を発送するのに、その時に使うお勤めの本を同封しようと、作成しました。

 普段使っている経本だと、読むのに時間が掛かります。省略して、読むところだけに付箋を付けようかとも思いましたが、高齢の方も多いので、きっと混乱するでしょう。そこで、ツアーだけのための経本をコピーで作ることにしました。

 お経を切り貼りし、今度参拝するお寺の仏様の宝号を加えたりして、分厚いA3判の紙にコピー。それを蛇腹のように折っていくのですが、それがなかなか難しい。折り目が綺麗には揃いません。夜なべでやって、やっと発送するところまでできました。

 今日も雨雲レーダーを見ながら、がっかり。撒いた薬のためには雨は降らない方がいいのですが、草木のためには少しでも降って欲しいもの。結局、今日の雨雲は京都市内の南のほうを通り過ぎて行ってしまいました。仕方なしに、また薄暗くなってから水撒きをしました。

 明日こそ・・・。

〜 今日は南を通過 〜
2018年8月28日(火)  No.5533

整理
 今日の最高気温は36.4度。ちっとも涼しくなりません。

 暑いし、足に負担を掛けたくないので、外作業はヤメ。自室の掃除と前住職の部屋の整理に掛かりました。

 自室を本格的に掃除するのは、ほぼ1か月ぶりです。机の上も、部屋の中も綺麗さっぱり! さすがに気持ちいいです。

 前住職の部屋も7月頃にほんの少し整理したのですが、今日はちょっと本格的。本坊から自坊に戻る時に断捨離しているので、余計なものはそれほどありません。ボクでは着られないような衣類をボロに出すようにしたり、書類や手紙、書物などの分別をしたりと、ほぼ半日やりました。

 前住職は筆まめだったので、書き損じの葉書や便箋などもたくさんありました。そういうのを見ていると、最後にどういう方々と交流していたかがわかります。亡くなった時には、今年いただいた年賀状をもとに葬儀の連絡をしましたが、そこから漏れている方も結構おられるような感じです。調べないと・・・。

 整理をしている間に、外がどんどん暗くなって来ました。兵庫県の辺りから強い雨雲が真西に進んでいるのがわかっていたので、雨を心待ちにしていました。でも、残念ながら、わずか数百メートル外れて、雨は一滴も降らず。遠くから雷鳴が数回聞こえただけでした。

 まぁ、明日があるさ。

 さくらももこさんの訃報をネットニュースで知りました。テレビ放映されたときは、もうオッサンになっていましたが、それでも面白く、ファンでした。ご冥福をお祈りします。

〜 真如堂を避けていく雨雲 〜
2018年8月27日(月)  No.5532

8月が終わったような気分
 今日が地蔵盆のお勤めに伺う最終日。自動車修理工場の1階にテントを張って、祠から遷してきたお地蔵さんをお祭りしての地蔵盆でした。

 屋根のあるところにどうしてわざわざテントを張るのかとお尋ねしたら、テントがないと紅白幕で囲えないからだそうです。ご高齢の方ばかりなので、「テント張りでくたびれました」と仰っていました。

 お勤めも数珠回しもご高齢の方だけでしたが、町内の方々が顔を合わせる1年に1度の大切な機会であることが伺えました。

 地蔵盆もこれですべて終わりました。山には行けないので、これで8月がすっかり終わったような気分です。


 昼下がり、畑の獣害予防ネットなどを取り払い、トマトなどの株を処分しました。

 今日の最高気温は36.6度。雲一つないカンカン照りで、動いている間はいいのですが、細かい作業は思わず日陰に逃げ込んでしました。

 「こんな暑い時にしなくても、今日はゆっくりすればいいのに」と自問自答しましたが、じっとしていられない性分なのです。だから、足も治らないのですねぇ。

〜 強い西日 〜
2018年8月26日(日)  No.5531

玉紫陽花、開花
 早朝、サァーッと雨が降りました。その後はお昼前まで曇天。そして、一気に雲一つない青空となりました。もちろん気温は上がって35度。

 2町内で地蔵盆のお勤め。子供たちにとっては、夏休みの最後の楽しみです。

 帰ってすぐに法事。「暑いので、お墓は自分たちだけでお参りします」と仰ったのですが、墓回向に伺い、「長く掛かるので、代表者だけ焼香をします」と遠慮されたのですが、「折角お越しになっているのですから」と全員にしていただきました。

 「38、39度を越えてきているので、35度ぐらい大したことはありませんよ」と申し上げましたが、カンカン照りはちょっとキツかったです。

 東京、大阪、兵庫から参列され、京都の方は誰もおられません。お墓から戻った後、仕出しを取ってゆっくり召し上がり、またそれぞれの地へ戻って行かれました。

 その間、「今日の散歩道」の写真を撮って更新作業。花が少なくなり、季節の移ろいを感じにくい頃に入ってきました。

 やっと、玉紫陽花が咲きました。去年同様、ずいぶん遅い開花です。

〜 今年初咲きの玉紫陽花 〜
2018年8月25日(土)  No.5530

小枝散乱
 朝起きて、真っ先に外の様子を見に行きましたが、少し小枝などが散らばっている程度で、被害らしい被害はありませんでした。
 墓地に行ってみると、石の大塔婆立てが根元からひっくり返っていました。原因は施工不良かな? その他は、いろいろなものが散乱しているぐらいでした。

 今日はお地蔵さまの縁日。真如堂の僧侶が集まって、境内の地蔵尊を拝んで回りました。
 移動する際にも、葉っぱの付いた枝や枯れ枝がたくさん落ちていました。台風で枯れ枝が落ちて、紅葉を見るためにはよかった気がします。
 ただ、例年にない暑さ、そして少雨、それに加えて2度目の台風で葉っぱが揉みくちゃにされてしまいました。それだけ考えても、今年の紅葉は期待薄です。


 今日は意気が上がらず、ちょっとダラダラ。

 足の痛みが引かないので、今月末の登山は断念することにしました。せっかく、思い切って新しい靴を買ったのですが・・・。

〜 小枝が散らばっている程度でした 〜
2018年8月24日(金)  No.5529

墓碑銘
 朝から目まぐるしくお天気が変わりました。晴れているかと思ったら、ザァーッと降って来たり、かと思うと綺麗な青空が広がったり。そんな繰り返しで、夕方までは風もさほど強くありませんでした。

 今日は外出を控えていたのですが、ちょっと拍子抜け。半ば釘付け状態なので、この機会にお墓調べをしました。

 江戸時代以降のお墓を整理したいという檀家さんのために、いろいろな方法をシミュレーション。費用は抑えたいという希望もあるので、石屋さんとも相談し、ご当家にも電話したりして、だいたいの方向性が出てきました。

 この際なので、寺の過去帳に書いてあること、墓石に彫ってあること、当家に残っている系譜などを照らし合わせましょうと提案し、今日はお墓調べ。

 その家のご先祖は杵築から上洛し、天明の大火の時に真如堂の近くに避難した後亡くなって、真如堂に埋葬されたそうです。戒名に「法眼」と付いているのはどうしてだろうと思っていましたが、医家だったと聞いて納得しました。

 晴れ間を待ってはカメラを持って墓地に行き、墓碑銘を撮影して、自坊に戻って文字に起こすという作業をしました。晴れ間と雨が、ちょうど作業のサイクルに合致して、撮っては文字化を何回か繰り返しました。

 その中の女性の墓碑銘に、奉仕していた宮中を病のために辞職。老後の暮らしのためにと、年間20石を賜り、72才で亡くなったという記述がありました。1石は、人ひとりが1年間食べる米の量だと聞きます。20石あれば、奉公人を置くことも出来たでしょう。江戸期でも、‘年金’があったんだなぁと思いました。

 墓碑銘はとても興味深いことが多いです。宮中に勤めていた女官は、時代にもよりますが神葬が多く、墓石も四角錐型で、ほぼ墓碑銘が彫ってあります。出身、誰に仕えてどういう職務だったか、辞めるときにどういう処遇を受けたかを記すのが典型のようです。文字に起こす作業は、歴史を紐解くような興味深さがあります。

 作業をしては、時々、縁先に吊してある‘明珍’の音色に耳を傾けました。今日はよく鳴ってくれました。

 台風は、雨風共にそれほど強くなく、夜のうちに遠ざかって行きました。

〜 女官の墓碑銘 〜
2018年8月23日(木)  No.5528

大人だけの地蔵盆
 今日は1町内だけ地蔵盆のお参り。「子供もいないし、行事もないので、いつでもいいです」ということで、今日になりました。

 10人ほどの方が祠の前に集まり、ほとんどの方が立ったままお参りになりました。
 今日は晴れていてよかったです。数年前は雨で、屋根代わりのブルーシートに溜まった雨水をまともに浴びたこともありました。

 読経後、「去年も数珠回しをしましたね。今年もしましょうか?」と尋ねると、皆さん静かにうなずかれました。
 足の悪い方3人ほどが椅子に座り、その他の方は立ったままで輪になり、道を半分塞いで数珠回し。結構車が通る道なのに、その時だけ何も来なくてよかったです。

 今日はまた暑さが戻って38度。午後は焦げるような暑さでした。

〜 箱入り娘 〜

2018年8月22日(水)  No.5527

降らず
 朝、すごく曇っていたので、「そのうち雨が降ってくれるだろう」と思っていたのに全然降らず。今年植えた紫陽花などを見たらグッタリしていたので、さぁ大変。

 夕方になっても降らなかったら水やりをしようと思って、雨雲レーダーを見ていると、6時頃から降り出しそう。期待しながら夕食を食べましたが、一向に降り出さず、綺麗な夕焼け空。もう一度雨雲レーダーを見ると、雨雲は東へ逸れていました。なんと・・・。
 薄暗い中、蚊に刺されながら、水撒きをしました。明日はほどほどに降って欲しいなぁ〜 ダメかも・・・。

 今日は電気屋。点かなくなったポーチ灯の修理をしました。湿気で接点の金具がボロボロになっていたので、いろいろな器具を応用して修理しました。

 UPS(無停電電源装置)が届いたのでセッティング。これで停電しても、パソコンは守られます。

 後はボチボチ塔婆書きです。

〜 元気に咲いたリコリス 〜
2018年8月21日(火)  No.5526

停電対策
 棚経と地蔵盆の集中日が終わって、やっと一段落。長くハードな日々でした。気が抜けたのか、今日は一日中眠たくて仕方がありませんでした。疲れが抜けるまでまだ数日かかりそうです。

 早朝、電線と擦れている木の枝を切り落としました。脚立に上って、4メートルもある薙刀のようなノコギリでギコギコ。この組み合わせは、数年前に骨折をした時と同じなので、ちょっとトラウマです。

 電気屋さんに電話をしたら、午前中に見に来てくれました。テスターで測っても異常なしとのこと。外用の電線の被覆は枝ぐらいでは剥けにくく、また木の枝が剥けた電線に触れても漏電は考えにくいと言われました。

 でも、トラブっているのは外灯の回線に違いないので、そこに送る元のところにブレーカーを付けてもらいました。これで今日は様子見。

 登山に行くためにはできるだけ早く足を治したいので、今日は安静。法事の塔婆を書いて過ごしました。

 さて、停電が頻発する夕食後の‘魔の時間’。風も強く、「そろそろ来るかなぁ」と思っていたら、案の定、「バチッ」とブレーカーが落ち、家の中が真っ暗になりました。「よっしゃぁ!」と、朝付けてもらったブレーカーで外灯の回線を切断した上で、家のブレーカーを復旧させました。

 その後は停電することもナシ。やはり、原因は外灯でした。電線の問題か器具のトラブルかはわかりませんが、取りあえず電気屋さんに器具もLEDに替えてもらうようにメールしておきました。

 今後も、台風、雷などで急に停電することもあるので、パソコンを守るために、UPS(無停電電源装置)を発注しておきました。これで万全。 

〜 購入後初めて咲いた八重の玉紫陽花 〜
2018年8月20日(月)  No.5525

地蔵盆集中日
 今日は地蔵盆のお勤めの集中日。最初の町内は9時。お勤めと数珠回しをした後に移動して、次の町内は9時半。その繰り返しで、10時、10時半、11時、かなり離れた二条城近くの町内へ12時。今日の地蔵盆はそこまでで、自坊に戻って1時から法事。

 お盆の棚経なら時間が前後するのは承知の上ですが、地蔵盆は各町内でスケジュールを組んでおられるので、そういうわけにはいきません。かなりハードでした。

 法事が終わって、本来なら町内の地蔵盆へを手伝いにいかなければいけないのですが、足が痛く、これ以上無理は出来ないのでご無礼させていただきました。この分では、登山に行けるかどうかも危うくなってきました。

 夕食を食べてボーッとしていたら、また停電。一昨日怪しいと思った温水便座の遮断機は問題ナシ。庭のポンプも異常はないはず。復旧させたら、また停電。

 チェック中に、仏間の戸がカタカタいっているのに気が付きました。今夜は、風があるのです。そういえば、一昨日もそうでした。時間的には両日共に7時頃。風がある夜に起きる・・・。

 一番あやしい仏間の回路を遮断した上で外に見に行くと、街路灯も消えていました。戻って仏間を復旧させたら、また停電しました。

 ここで確信しました。トラブルを起こしているのは街路灯に違いないと。街路灯の電源は、仏間の軒下から約20メートルほど離れた街路灯の電柱に達しています。その間には樹木がいっぱいあって、電線はその枝の間をかいくぐっています。
 先日の台風の時などに、この電線が強く枝と擦れて被覆が痛んだのでしょう。その後、風が強く日の街灯が点る時間になると、電気が流れて漏電を起こしているに違いありません。

 明日、電気屋さんに電話をして、屋外配線を耐摩耗のものに貼り替えて貰うか、ソーラー街路灯に替えるかを依頼しようと思います。すぐには出来ないでしょうから、取りあえず、明日、軒下の配線をニッパーで切断して、仏間を復旧させようかなぁ・・・この足で梯子はやめたほうがいいなぁ・・・。

 それにしても、論理的に原因を突き止めていくこのプロセスは、我ながらスバラシイ! 植木屋もしくは電気屋、パソコン屋の修行をし直せば、やっていけるかも?

〜 お地蔵さまとは離れたテントの中で数珠回しをする町内 〜
2018年8月19日(日)  No.5524

地蔵盆、スタート
 朝方は19度を切る涼しさ。お盆の頃にこんなに涼しかったらよかったのになぁ・・・。

 朝、昨日のブレーカー落ちの原因を究明。気が付きませんでしたが、夕べは電子レンジもウォシュレットも使えないままになっていたようで、まずは復旧。

 疑っていた庭の水の循環ポンプは問題なさそうでした。客用のトイレのウォシュレットのプラグ形漏電遮断器が動作した状態になっていました。水濡れなどもなく、問題があるようには見えず、リセットボタンを押したら普通に復旧しました。

 これで当面必要な回路はすべて問題ナシ。結局、何が原因だったのかはわかりません。ひょっとしたら、やもりやゴキブリなどが原因なのかも知れません。


 さて、今日から地蔵盆。まずは、町内の地蔵盆の準備に境内の千体地蔵堂へ行き、他の方々とテントを張ったり敷物を引いたり、子供に行燈の絵を描いてもらったりお地蔵さんのお化粧をしてもらったりしました。

 ほぼ出来上がった段階で、今度は他の町内から頼まれていた地蔵盆のお勤めにバイクに乗って出かけました。今日・明日、来週の土日で、10町内ほどを拝んで回ります。今日は2町内だけなので、いったん帰って「今日の散歩道」の写真を撮ったりしました。

 夕方、少し離れた町内にお勤めに行く道すがら、あちこちで地蔵盆が行われているのを目にしました。賑やかでいいものですね。

 安静にしていないからか、足の痛みは一向に収まりません。痛みで疲れます。トホホ。

〜 お地蔵様にお化粧 〜

2018年8月18日(土)  No.5523

停電
 一気に秋が来たような気候になりました。カラッと晴れ渡り、風もあって、日陰にいるととても心地よかったです。

 最高気温は29.7度。30度を下回るのは七夕以来です。

 お盆も終わり、今日は何だかぼぉーっとしてしまって、動くのも大儀な感じ。外へ出たのは、急ぎの写真を取りに行ったのと、それを送るためにポストに行ったその2回だけ。「今日の散歩道」の更新日でしたが、動く気になれず、明日することにしました。

 そんな1日が終わろうとしていた夕食後、いきなり停電しました。雷が鳴っているわけでもなし、周りを見回すと停電はボクのいる棟だけでした。

 懐中電灯頼りにブレーカーを見ると、個別のブレーカーではなく、メインが落ちていました。漏電を感知したのでしょう。復旧させてもまた落ちるので、どの回路がおかしいのか、原因を突き止めないといけません。

 個別のブレーカーは20。暗い中、それを一々当たっているわけにもいかないので、取りあえず半分だけ復旧させてみたところ、メインは落ちませんでした。原因は残りの半分にあるのでしょう。

 数年前、一部改装をした時に、ブレーカーも新しくしてもらったのですが、その時に電気屋さんがどのブレーカーがどの回路なのかを書いておいてくれなかったので、20のすべてがどの回路かわかりません。とりあえず、今夜必要な回路だけ復旧させて様子を見て、わかる範囲でどの回路かのメモを付けました。

 未復旧の回路に仏間が含まれてるのですが、おそらくはそこが一番怪しいと思っています。その回路から、庭の水を循環させるポンプに給電していますが、それではないかと・・・。明後日の法事までに解決しないといけません。

 夜もゆっくりと思っていましたが、とんだバタバタとなりました。

〜 晴れ渡ったお盆の後の墓地 〜
2018年8月17日(金)  No.5522

お盆も終わり
 予定を変えて今日来て欲しいという方の家に読経に伺って、今年の棚経の日程がすべて終わりました。

 14日間の棚経中、35度を超す日が8日、最高は39.5度という炎暑となりました。後半は足の痛みに悩まされましたが、何とか無事に棚経を終えることが出来ました。

 今日は墓参の方の応対をしながら、襖を入れたり、座卓を配したりして、部屋を‘通常モード’に変更しました。

 送り火は、足が痛くて移動が大変なので、隣接する墓所の中からチラッと「大」を拝したのみ。先代のお墓からも、立ち木越しに送り火の光が見えていたことでしょう。

 さぁ、すぐに地蔵盆です。

〜 墓所から拝する「大」。その下には鐘楼の屋根 〜
2018年8月16日(木)  No.5521

ほぼ終わり
 夕べ、ロキソニンを2錠飲んだのが効いたのか、今朝は痛みが少しマシになったように感じました。

 ところが、足袋を履こうにも痛くて履けません。足の甲まで腫れているので、足袋が入らないのです。薬で痛みを誤魔化されているだけでした。

 0.5センチ大きい先代の足袋を引っ張り出してきて履いてみたら、結構すんなり入りました。「0.5違うだけで、こんなにも違うの?」と思うほどでしたが、棚経に回っている途中でコハゼが外れたりもしました。一段落したら、先代のいろいろなものを整理しようと思っていましたが、こんな時のために足袋は置いておこうと思いました。

 今日はボクが朝7時半から、弟子が午後から。午前中は、読経を終えて外へ出てみると、バイクのシートが濡れていることが何回かありました。でも、それほど強く降ってはいないですし、草木を潤す雨は基本的に歓迎です。昼過ぎには自坊に戻り、交代しました。まだ明日もありますが、原則的にはこれで終わり。何とか乗り切れそうです。

 お盆の間に、先代への御供などをたくさん頂戴しているので、午後はその整理に取りかかりました。

 棚経でも、「デパートから、『電話が間違っていました』という電話が掛かってきました」と何軒かでお聞きしました。その度に、「『うちはしてもらわなくてもいいですから』とデパートには言っているのですが・・・」と弁明していました。その中に、デパートにお勤めの方がおられて、「そういう場合は、デパートは電話しないわけにはいかないのですよ」と仰っていました。なるほど、デパート界の‘セオリー’なのですねぇ。

〜 また咲き出した萩 〜
2018年8月15日(水)  No.5520

今日からバイク
 今日からバイク。弟子と半分ずつ、午前と午後に分けて回ります。

 毎日別々に回れば‘効率’はいいのでしょうが、急な予定が入った時に対処するために、先代の時からこういうスタイルです。

 朝、ロキソニンを飲みましたが、効いている実感はありません。長い距離を歩くのは大変ですが、バイクを降りて家の中の仏壇の前に行くぐらいなら大丈夫。足袋を履く時が一番痛いです。

 回る範囲も真如堂に近付いてきたので、気持ち的にも楽です。ほとんどが1年ぶりにご自宅に伺うので、読経後に四方山話をして、また次のお家に伺いました。

 今日も無事に終了。

 帰ってからはかなり痛みました。気が抜けたせいでしょうか? あと1日、乗り切ります!

〜 開花が遅い玉紫陽花 〜
2018年8月14日(火)  No.5519

土砂降り
 棚経は今日が最大の山。7時過ぎに出て、帰ってきたのは6時半頃でした。

 一日中、黒い雲が出ては消えを繰り返していたのですが、ここ数日はそんな調子でも結局降らなかったので、今日も同じだろうと思っていました。

 ところが、3時半頃に鷹峯の檀家宅を出る時には土砂降りで、その次のお宅の近くまでたどり着いたものの激しい雷雨で車から降りられず。困ったことですが、雨が降ってくれるなんて、小躍りしたくなるほどうれしいです。

 いつまで待てば止むのかわからないので、玄関の前に車を着けてもらってお宅に上がり、読経。終わって御茶をいただいていたら、雨は上がって青空も見えてきました。

 果たして、真如堂のほうでも降っているのかどうか? 帰り道、だんだんと真如堂に近付いてくる道すがら、あちこちがかなり濡れているのを見ました。門前まで帰ってくると、急な雨で落ち葉が流された跡があったので、「これは一気に相当降ったなぁ」とわかり、大喜び!

 帰って気象台のデータを見ると、降雨量は18ミリでした。もう少しゆっくり長く、出来れば夜の間に降って欲しかったですが、これで数日は水やりから解放されます。とにかく、やれやれです。


 棚経に伺って、先代の話になると、ほとんどの人が下駄のことを仰います。先代は、最晩年近くまでは下駄を愛用していて、歩くのも自転車に乗る時も下駄でした。

 若い頃は安物の下駄を履いていましたが、だんだん年相応になって、晩年は桐の下駄でした。一度に何足か買ったのでしょう、真っ新の桐の下駄が5足ほどあります。

 バイクに乗ったり車を運転する時には履けないので、ボクはもっぱら雪駄です。ですから、真っ新な桐の下駄は、履き手の見込めないまま置いてあります。


 御香奠返しの伝票が間違っていたことで、デパートから電話がかかったり速達が来たりしたということも、度々聞きました。その度に、「うちは、『もうしてくれなくてもいいです』と言ったのですよ」と説明しなければいけません。口の悪い人などには、「和尚さんが怒ってさせているのだと思っていました」と言われる始末。デパートのメンツはあるのでしょうが、こっちは重ねて迷惑を蒙っています。


 さぁ、あと2日。足の痛みに耐えながらのラストスパートです。

〜 浮き草も一気に流れ出るほどの雨だったみたいです 〜
2018年8月13日(月)  No.5518

まさか、痛風?
 昨日あたりから、足の親指の付け根の関節が痛み、夕べ見てみると、赤く腫れていました。「まさか、痛風?」

 実は痛風との付き合いはずいぶん長く、もう30年来になります。「体質ですから、ずっと薬を飲み続けてください」と医者に言われたので、ちゃんと飲み続けています。尿酸値もずっと安定していて、発作はもう20年以上起きていません。

 それにここ半年はアルコールをほぼ止めたり、食事内容を考えたりして、お盆で久しぶりにお目に掛かった檀家さんには、「痩せた」「やつれた」「葬儀で大変だったのですね」などと言わたりするほど、ちょっとスリムになりました。

 棚経でずいぶん汗をかきますが、出していただいたお茶などをどんどん飲んでいるので、尿酸の血中濃度が上がっていることも考えられません。

 ですから、「まさか、痛風?」なのです。痛風ではないかも知れませんが、症状はドンピシャです。加齢もあるのかなぁ〜

 取りあえず、夕べは湿布をして寝て、今朝は経皮鎮痛消炎剤を塗って、ロキソニン錠を持って出かけました。歩く時は痛みますが、幸いにも正座は問題なかったので、読経は出来ました。
 ただ、痛みを堪えて無理な体勢で歩くので、膝が痛くなってきました。そこで、時々は弟子に読経を代わってもらい、ボクは車の中で休憩。棚経はまだ3日残っていますので、無理は禁物です。

 今日も何とか無事に終了。明日13日が最大の山です。気合いで乗り越えるぞ!

〜 1日中、降りそうで降りませんでした 〜
2018年8月12日(日)  No.5517

入力ミス
 今日は前住職の満中陰。手配していた御香奠返しの品がデパートから配送されつつあるようで、棚経の先々でお礼を言っていただきました。

 自坊にも引っ切りなしに電話が掛かっているようでしたが、その中に「電話を掛けたけど、番号が違っていました。間違っていた先の方も、何件か掛かってきています」と仰る方がおられたそうです。発送元の電話番号の記載が間違っているようです。自坊の電話の局番は「771」が正しいのが、「711」になっているとのこと。棚経の移動中の車中からデパートに確認したら、デパートが発送元の入力の際に間違ったようで、すべての品物の発信元が間違っているそうです。

 休暇中の担当者が慌てて電話を掛けてきて、間違い電話で迷惑を掛けている先にはお詫びに行き、香奠返しをお送りした先には訂正の電話をするとのこと。
 「デパートもお盆休みで人手薄でしょう。3〜400軒に訂正の電話をするなんて大変ですから、もういいですよ」と何度も言ったのですが、「それだけはさせてください」と聞きません。何だか、ボクが無理なクレームを入れているようじゃないですか・・・。夕方になると、「デパートからお詫びの電話が掛かってきました」と仰る方もありました。

 自坊に戻って夕食を食べていたら、閉まっている門を開けてスーツ姿の人が入ってきました。ボクは応対に出ませんでしたが、デパートの担当者の上司の方でした。お詫びと、電話番号がわからない方には書面でお詫びさせていただきたいと、見本を持ってきました。えらい大ごとになってきました。

 担当者がちょっとした確認を怠ったがために、大ごとになってきました。香奠返しの相談をする時に、ある時はブランド品の担当者、またある時は紳士服の担当者をセールスに同伴してきましので、「場をわきまえない人だなぁ」とは思っていましたが・・・それに、ボクがブランド品や高級なスーツを買うわけがありません。見る目がないなぁ〜。

 しばらく、尾を引きそうです。

〜 真っ赤な酔芙蓉 〜
2018年8月11日(土)  No.5516

ハズレ
 9時半から本堂で盂蘭盆施餓鬼法要。塔頭8ヵ寺の檀家の方々が参列されましたが、今年はやはり少ない目。少し暑さが弛んだとはいえ、ずいぶん堪えておられたり、体調を崩している方が多いのではないでしょうか。

 今日の棚経は1時から、左京区の修学院〜一乗寺付近を9軒回りました。

 3時過ぎに伺ったお宅から出ようとしたら、「外はすごい雨です」と言われました。黒い雲が出ていましたが、昨日も一昨日も降らなかったので、今日も降らないだろうと思っていました。

 雨とは何とうれしいことでしょう! 困ったというよりは、「やった! 雨だ!」と飛び上がりたい心境でした。

 ところが、自坊に帰って地面を見てみましたが、それほど濡れていません。多少は降った様子ですが、パラッと降った程度? 聞いてみると、大粒の雨がパラッと降ったけれども、それだけで終わったそうです。さっき雨が降っていたところと自坊とでは、2〜3キロの距離なのに・・・。

 明朝の水やりから解放されると期待していたのですが・・・。至極がっかりです。

 今日は前住職の四十九日逮夜、明日が四十九日。御供の花が4つも届いていました。有り難いことです。
 寺内だけで、忌明のお勤めをしました。

〜 雨は北の方だけ 〜
2018年8月10日(金)  No.5515

蒸し暑い
 今日も最高気温は32.5度止まりでしたが、湿度が高くて、快適ではありませんでした。

 早朝には霧雨のようなものが降っていましたが、瓦すら濡らすことが出来ない程度でした。夕方近くまでずっと、黒っぽい雲に覆われていましたが、まったく雨は降らず。蒸し暑いだけでした。

 今後しばらくの天気予報を見ると、最高気温は35度以下。立春を過ぎて、少し気候が変わってきたのでしょうか? そうだといいのですが・・・。

 棚経もそろそろ折り返し地点。最高気温が下がってきたのと、体が少し慣れてきたのとで、しんどさのピークを越えた気がします。でも、本当にハードなのはこれからです。

〜 芙蓉の開花も再開 〜
2018年8月9日(木)  No.5514

降りそうで降らず
 今日は暑さが収まり、本当に楽でした。最高気温は31.7度! 一番高かった日と比べると、8度も低いのです。

 これからのお盆の間、これくらいの気温がずっと続いてくれればいいのですが、明日からはまた元へ戻るようです。でも、38、39度はなさそう・・・。1度でも低く、カラッとしていることを願います。

 今日の棚経も‘キャンセル’続き。でも、昨日のうちに時間変更の連絡を入れておいたので、スムーズに行きました。

 昨日から何度電話をしても繋がらなかったお家が1軒ありましたが、仕方がないので、当初予定よりも1時間半早く、ダメ元で伺いました。ずいぶん驚いておられましたが、無事に読経。電話機が呼び出し音が聞こえないところに仕舞い込んであるのだそうです。?ですが・・・。今後のために、携帯を教えてもらいました。

 今日も早目に帰着。さぁ、早く寝ようっと。

〜 こんな雲行きでも、一滴の雨も降らず 〜
2018年8月8日(水)  No.5513

キャンセル多し
 朝8時半から本堂で法要を勤めた後、棚経へ。

 今日は17軒を回る予定でしたが、4軒が‘キャンセル’。2軒が入院、2軒が体調が思わしくなくてお盆の準備が出来ないということでした。こんなに‘キャンセル’の多い年は初めてです。

 「○日の◇時△分頃にお参りさせていただく予定です」という案内を出した後のキャンセルですから、スケジュールに‘穴’が空きます。移動を含めて1軒当たり30分と単純に考えても、30分×4軒の狂いが出てくるわけです。

 そこで、移動しながら、「申し訳ありませんが、お知らせしたよりも1時間ほど早く伺います」などと連絡。棚経の時間に合わせて親戚が集まるお家もありますので、「えー、急いで招集を掛けます!」ということもありました。ご迷惑をおかけしました。

 明日も同率でキャンセルがありますので、また同じような日になるでしょう。今日のうちに連絡しても、交通事情などで、どれくらい早くなるのかがはっきりとしません。今日は、「1時間半早くなります」と数軒に連絡した後で、キャンセル連絡のあったお家から「やっぱり来てください」と依頼があって、また予定が狂うということもありましたし・・・。

 今日の最高気温は34.8度。35度を下回るのは先月30日以来。体が楽で、蔭に入っていると、「わぁー 爽やかぁ」と思ってしまいました。

〜 蓮を見ると元気をもらえます 〜
2018年8月7日(火)  No.5512

ちょっと疲労蓄積
 今日は、京都府南部の宇治〜城陽方面。

 だんだん疲れが溜まってきているのを実感します。足にも疲労が募っているようで、よく痺れるようになってきました。ここを突き抜けないと後半戦に臨めません。

 移動距離が次第に短くなってきて、ちょっと走っては読経の繰り返しになってきました。エアコンが効いてくる前に着いてしまうので、暑いまま。今日は最高気温が36.1度と低かったので、まだマシでしたが、38、39度になれば溜まりませんねぇ。

 さぁ。ここからは気合いです!


 棚経に出かける前の水やりが重荷です。たとえわずかでもいいですから、雨が欲しいですが、夕立も台風の雨も期待薄です。いつまで続くのでしょう、この高温少雨。

〜 ちょっと油断するとこんなに萎れてしまいます 〜
2018年8月6日(月)  No.5511

助六寿司
 今日の最高気温は39.5度。大阪を回った後、京都市内を回り始めた頃が一番気温が高い頃でしたが、案外平気でした。暑さに体が馴染んできたのでしょうか? それもちょっと恐い気がします。

 棚経の間のお昼ご飯はほぼ毎日コンビニ弁当で、だいたいは、いなり寿司と巻き寿司の詰め合わせの「助六寿司」を買います。移動しながらでもつまんで食べやすいのと、多少味が濃いのと、お腹に負担が掛からない気がするからです。

 3・4日はローソンに入りましたが、助六寿司は売っていませんでした。取り扱っていないわけではありません。今年は猛暑の影響で、いなり寿司がよく売れているのだそうで、その影響で売り切れてしまったのかも知れません。

 代わりにサラダ巻きとかを買いましたが、ローソンはいま欅坂46のフォトカードがもらえるスピードくじをやっていて、両日共に「引いてください」とくじの入った箱を差し出されました。「何も当たらないだろう」と思っていましたが、さにあらず。3日は500mlのコーヒー牛乳パック、4日はグリコのカフェオレが当たり、もちろん欅坂のフォトカードも貰いました。欅坂については、そういうグループがあるということ以外は知りませんが・・・。

 今日はセブンイレブンに行きました。今日は助六寿司が売っていたので、迷わず求めました。くじ引きはありません。やっぱり、いなり寿司の濃い味が、暑い時にはいいですねぇ。

 ちなみに、コンビニ3社の助六寿司は、「いなり揚げが甘々のセブン&アイ・グループ、もっちりとした酢飯がおいしいローソン系列、具が充実&ボリューミーなファミリーマート」と、コンビニそれぞれで特徴があるそうですよ。明日はファミリーマートにしてもようかなぁ。

 今日は葬儀もありましたが、道に不案内な弟子では棚経が時間通り回れないかも知れないので葬儀を任せ、ボクが棚経に回りました。約200キロ走りましたが、日曜で道も空いていて予定通り回れました。

〜 少雨で、今年のミニトマトは甘い 〜
2018年8月5日(日)  No.5510

走って走って
 今日は、洛北・大原などを回って滋賀県に入り、琵琶湖西岸の北の方で拝んで、どーんと下がって琵琶湖の南端で拝む予定が、体調不良とかでキャンセル。こんなにキャンセルの多い年はありません。しかも、入院とかが多いのです。異常な暑さのせいでしょうか?

 コースを変えて京都山科へ南下し、高速を使って一気に大阪府茨木市へ。町のあちこちで、屋根にブルーシートが掛かっていました。先日の地震の被害です。

 茨木〜吹田を回って、夕方にまた高速で京都の宇治へ。棚経ではなく、お通夜です。

 とにかくよく走りました。昨日も今日も、朝に自坊を出て帰るまで12時間。走って走って、ちょっと拝んで・・・移動時間の方が長いです。

〜 琵琶湖の向こうは沖島? 鈴鹿山系? 〜
2018年8月4日(土)  No.5509

大誤算
 今日からお盆の棚経。

 今日は兵庫県方面。1軒が引っ越しされて、新たに1軒に伺うことになったので、昨年とはコースの一部が変わりました。

 移動に掛かる時間を机上で考えて臨みましたが、大きな誤算。机上計算は、夜の間に、パソコンで所要時間を割り出したものだったのですが、実際の昼間は大渋滞して、約1時間の大遅刻。途中で30分遅れに回復させたものの、また原因不明の渋滞で、最後のお家は45分遅刻になってしまいました。

 土地勘がなく、距離感がわからないので、ナビがあっても四苦八苦です。来年のために、タイムスケジュールを修正しておきました。

 檀家の方の訃報が入ったので、帰ってすぐに戒名を考え、ご遺族に打診。すぐに考えがまとまってよかったです。

 朝7時頃に撮っておいた写真で「今日の散歩道」を更新しました。お盆の間はキツイなぁ。

 ともあれ、1日目は無事終了。

 最高気温38.9度の京都から抜け出せてよかったです。

〜 朝の蓮 〜

2018年8月3日(金)  No.5508

棚経前日
 明日からの棚経に備えて、今日はなるべく何もしないでおこうと思っていましたが、じっとしているほうが疲れるので、適当に細々としたことをしました。

 夕方の雨を期待していたのですが、ほんのわずかに降った程度で、オシメリにもならず。ただ、久しぶりに雨の降り始めの匂いを嗅ぐことができました。あー、いい匂い。

 今日の最高気温は37.7度。38度に達しなくて何だか残念。当分、気温は下がらないようなので、気合いプラス高温対策で乗り切るしかないですね。

 さぁ、早く寝ようっと!

〜 早く咲きすぎたヘブンリーブルー 〜
2018年8月2日(木)  No.5507

寺の収入調査
 今日は外作業はしない予定でしたが、お墓との境界の生垣が伸びて大変な状態になっているのに気付き、対処を余儀なくされました。

 急成長していたのは栴檀の木。春から3〜4メートルも伸びていたでしょうか。笹も伸びていました。

 取りあえずお墓の方へはみ出している分だけを剪定し、粉砕機でチップにして、一部は紫陽花園へ撒き、笹などは市のゴミに出すようにしました。

 朝から2時間ほど掛かり、あまりの暑さにちょっとグロッキー気味になったので、昼食後に1時間ほど昼寝をしました。

 午後はおとなしくしていましたが、何となく手持ち無沙汰。時々、庭に出ては細かいことをしました。


 曹洞宗と浄土真宗本願寺派が末寺の収入調査をしたところ、共に4割の末寺が年収300万円未満、2割以上は100万円に満たないことが判明したという新聞記事が目に留まりました。他の宗派でも大差はないでしょう。

 都市部と農村部では結果に大きな差があるでしょうし、農村部は人口減少や過疎などで事態は深刻だと思います。

 300万円では、もちろん生活していきません。滋賀県の60歳未満の住職に限ると、住職の8割が兼職しているそうです。他のところで得た給料を注ぎ込んで、お寺を維持しているという話も聞きますが、余程の意志がない限り続きません。お寺を止めてしまった方が余程楽ですから。

 今後は檀家が減少していくので、この傾向は加速し、廃寺や合併ということも増えてくるでしょう。大変厳しい時代に向かっています。

 幸い、今の自坊には生活できるだけの収入があり、ボクの代はやっていけるでしょう。でも、今後はどうなっていくでしょうか。近い将来には寺の大規模改修を考えていますが、するかしないかの見極めが難しいですねぇ。

〜 夏空広がる 〜
2018年8月1日(水)  No.5506

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