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2016年7月の日記

7月最後の法事
 7月最後の法事。90歳のおばあさん一家が、ご主人の七回忌にお参りになりました。杖は突いておられるものの、かくしゃくとしておられて、明るくよくお話になります。お嫁さんが家事などもすべてやってくれるので、やることがなくて困るとも仰っていました。

 人一倍‘値打ちのある'90歳に見えました。

 日差しがガンガン照りつける中の墓回向は、暑かった〜 今日の最高気温は36.2度でした。

 さぁ、お盆の棚経は8月3日から。早寝をして体調を整え、気合いを入れていかなくては。

〜 これから盛りの紫陽花 〜
2016年7月31日(日)  No.4773

3連座
 今日の法事は、10時、11時、12時。早朝は時間があるので、草刈りや植木屋さんが剪定し忘れていったところの刈り込みなどをしました。

 今日の昼間は35.5度まで気温が上がりましたが、朝7時頃だと27度と、まだ少しマシ。刈り払い機を使って草刈りをし、脚立にまたがって刈り込み。ほぼ作業が終わって片付けに掛かった時、門から遺骨を持って入ってくる人の姿が見えました。

 「お、おはようございます。もうそんな時間ですか!?」と驚いて時計を見ると、まだ8時半。「いえ、忘れ物をしていたらいけないと思って、早目に来ました」とのこと。それから慌てて片付けをして、早目に法事を始められるように待機しました。

 でも、親戚の人が迷ったりして、法事が始まったのは、結局10時を過ぎていました。

 その余波で、11時の法事は10分遅れ。12時は定刻開式。朝の刈り込みで変なものを吸ったのか、だんだん声が出なくなって困りました。

 10時の人も、12時の人も、仕出しを取って召し上がったので、しばらくは大きな音も立てられず、事務仕事。帰られてから、押し入れに棚を作る作業。押し入れの中は、とりわけ暑かったぁ〜

 とにかく、暑い1日でした。

〜 中京区の方が掘り起こして持ってきてくださったという紫陽花の株。
こんな暑い日に、ちょっとかわいそう 〜
2016年7月30日(土)  No.4772

7月も残りわずか
 午前中は、東山の門跡寺で、明治天皇の聖忌法要。本当のご命日は明日ですが、土曜日で官庁も休日になるので、繰り上げになりました。

 帰って、留守番をしつつ、紫陽花の挿し木苗の植え替え作業。

 たくさん挿し木をしたのですが、ちょうどその頃に炎暑が続き、日当たりが強すぎて、かなり枯らしてしまいました。残念。無事に活着した80本程度を、ビニールポットに植え替えしました。

 ただ、本坊から持ち帰った父の植木鉢で自坊の庭はいっぱい。苗を育成するためのバックヤードがまったくないので、あちこちに分散して置きました。水やりが大変になりそうです。

 夕方、歯医者。歯磨き指導で、また衛生士さんからダメ出しされました。何度も指導を受けているのに情けないですが、お陰で歯磨きの仕方も勉強できましたし、歯を大切にしようと思うようになったので、とても有り難いです。

 これで、ずーっと通っていた歯の治療は、しばらく一段落。秋頃に、‘点検'の葉書が来るまで、お休みです。長かったなぁ・・・。

〜 植え替え済みの紫陽花の挿し木苗 〜

2016年7月29日(金)  No.4771

LAST 焼却場
 今日はかなり暑いと思いましたが、最高気温は32度。あれぇ〜? 体の感覚が狂ってきたのでしょうか?

 最後まで残っていたガラクタを、焼却場に持っていきました。

 ガスストーブ、オーブントースター、掃除機、そして割れた植木鉢など。結構な重量になるだろうと思っていましたが、料金は千円。100キロ以内だったようです。一気に片付いたので、何だかとってもお得感がありました。

 位牌のお焚き上げも、今朝のうちに終わりました。お盆までに、いろいろと片付いていきます。

 最近は、デスクに向かっていてもうたた寝をして、椅子から落ちそうになります。夜、さくらに何度も起こされて熟睡できないのも原因の一つかも知れません。

 棚経を控え、そろそろさくらの来ないところに布団を持っていこうかなぁ〜
2016年7月29日(金)  No.4770

御焚き上げ
 久々に暑い日になりました。

 先日整理を終えた古い位牌のうちの不要なものを、‘御焚き上げ'しました。

 ‘もの'がものだけに、ゴミに出すわけにはいきません。かといって、焚き上げをするための火炉もなし、護摩壇を組むスペースもありません。仕方がないので、一斗缶で行いました。

 お加持をして、一つ一つを火の中へ。位牌の裏側に「重複」などと処分の理由が書いてあるのを再度確かめ、腑に落ちないのは再点検するために除外。一斗缶では一度にたくさんは燃やせないため、自ずからスピードは遅くなって、約半分しか焚き上げられませんでした。

 それでも、半年がかりの作業がようやく進展して、ホッとしました。執事を辞めたこれからは、自坊のために充分な時間が使えます。いろいろとやらなければならないことがたまっているので、ゆっくり熟考しながら進めていきたいと思います。

〜 落ちて積もった蓮弁 〜
2016年7月27日(水)  No.4769

名店でお食事
 朝、宇治まで車で向かいましたが、雨が結構強く降って、道も混雑していて、時間が掛かりました。往復に2時間かかって、読経は30分足らず。近くにもう1軒でもお参りするところがあればいいのですが・・・。

 雨は、夜まで降ったりやんだりでした。やっぱりまだスッキリとした夏の気圧配置にはなっていないのでしょうね。

 夜は、友人に退任の慰労会をしていただきました。さすがに名店で、お味はもちろん、目でも飽きさせません。

 カウンター8席のうち、半分は外国人。この頃はだいたいそんな感じだそうで、板場の方もみな片言以上のの英語を話されます。

 外国の方はネットの評判などを見てこの店に来られたのでしょうが、微妙な和食の味をどう感じておられるのでしょう。日本人でも、そう再々来られるお店ではないですが・・・。

 四条に行ったついでにデパートに寄りましたが、見るものすべて新鮮。まるでお上りさん状態でした。
2016年7月26日(火)  No.4768

宝物虫払会
 今日は真如堂の年中行事の「宝物虫払会」。宝蔵に収められている掛け軸などに土用の風を通して、虫を払うという行事です。

 天気予報では、午後から雨になる様子。朝の宝物の搬出時間に雨が降っていたら行事が中止になるのですが、薄曇り程度でした。

 蔵から搬出して掛け軸などを吊して公開し、またそれを片付けて収納するのは、かなり大変なので、中止になればそれはそれで正直有り難いのですが・・・。

 予定通り約200点の掛け軸などを吊し、後は待機をしつつ少し説明をする時間が続きます。基本は「虫干し」なので、親切に説明書きがあるわけでも、その場で解説をするわけでもありません。

 執事を辞した今年の虫干しは、事前の準備や当日の手配からを案じることもなく、ごく気楽に‘張り番'をしました。

 2時半頃に短時間の通り雨がありましたが、すぐに上がり、宝物を蔵に戻すにも支障はありませんでした。

 さぁ、この行事が終わったら、一気にお盆に突入です!

〜 『真如堂縁起』の前での説明 〜
2016年7月25日(月)  No.4767

ポケモンGO
 テレビのニュースでも「ポケモンGO」のことがよく取り上げられ、トラブルや事故が増えていると伝えています。

 ゲームなどまったく興味がなく、「あんなもの、何が面白いんだろう」と思っていましたが、他人事ではなくなってきました。「まさか・・・いや、ひょっとしたら」と思っていたことが、起きました。

 ポケモンを捕まえに境内に入ってくる人が出現し始めたのです。しかも、‘普通'の境内だけではなく、墓地の中にまで。墓地の中に、何かのポイントが設定されているのだそうです。駐車場のあたりには、人が集まるようなポイント?が設定されていたり、本堂脇にも何かしらのポイントがあるのだとか。

 アメリカやオーストラリアの墓地、日本の社寺などに侵入してくるゲーマーのことは伝えられていますが、どういう場所の設定方法が行われているのでしょう? 高速道路脇や水路近くという場所もあるそうですから、危険性などは考慮せずに、機械的に設定されているのでしょうか?

 ゲームに興じる人をテレビで見ていると、バーチャルの世界の中でハンティングをしているようにも思えてきます。そういう本能をくすぐられるのかなぁとも思いますが、所詮はゲームの中。「リアルな野に出てみろ!」と言いたくなります。


 位牌の整理が終わり、祭壇にお祀りし直しました。やっと、すべて終わりました。

〜 今朝の蓮 〜
2016年7月24日(日)  No.4766

古い位牌の整理
 法事が終わった2時頃から、4ヶ月ほど休止していた古い位牌の整理作業を始めました。

 預かっている位牌が祭壇から溢れているのを整理するためですが、おまつりする必要がないもの−例えば処分を依頼されたまま置きっ放しになっているもの−などがかなりの数含まれています。それを見極めて、「これは処分しても間違いない」と思われるものだけど掃除し、もう一度祭壇へ戻す作業です。

 新しいもので昭和30年代、古いものだと江戸時代まで遡ります。ほとんどの位牌は、裏側に亡くなった日と下の名前しか彫られていません。そこで、過去帳を繰って、どの家の誰の位牌かを特定し、それから処理方法を考えます。

 位牌を見ていると、その家族などの歴史を垣間見ることもあります。同じ年月日に、女性と子供が亡くなっている・・・お産の時に母子共に亡くなったのでしょう。毎年子供が亡くなっている位牌もありました。既に絶家となっている位牌もあれば、「この家は、こんなに古くからの檀家なんだ」と知らされることもあります。

 昨日も同じ作業をしましたが、今日でもまだ終わらず、明日中には何とか片が付きそうです。次は、見かけもいいように、後からでも探しやすいように並べる作業です。

 お盆までには何とかスッキリさせたいなぁ。

〜 今夕の蓮 〜
2016年7月23日(土)  No.4765

5枚刃
 今まで、頭の毛を剃るのには、ずっと昔の1枚刃のT字型の剃刀を使っていました。

 替え刃は今でも売っているのですが、器具自体が販売されなくなり、知人からそのお父さんの使っておられたものを分けてもらったりしながら、使っていました。

 ところが、この剃刀は、頭の頭皮自体を切ってしい、バスタオルに何カ所も鮮血が付くこともよくありました。2枚刃のほうがそういうことが少ないのですが、髪の毛が少し伸びた状態で剃ると、詰まってしまってなかなか剃れません。

 困ったなぁと思いつつ、髭を剃るのに使っている最新式の5枚刃の剃刀をダメ元で使ってみました。

 なんと、少し伸びている毛でも難なく剃ってくれます。それに、頭への当たりがソフトで、怪我をすることがありません。これは最高! どうして、これを早く試さなかったのでしょう。

 ひげ剃りの進歩にも驚かされつつ、これで頭を剃るのが苦ではなくなりました。

〜 今朝の蓮 〜
2016年7月22日(金)  No.4764

地味に植え替え
 今日は本職の植木屋さんが入っているので、素人がウロウロするわけにも行かず、庫裏の裏手で地味に植え替え作業。

 野路菊、菊渓菊などの小さいものから、柏葉紫陽花や玉紫陽花などの大鉢まで、かなりの数を植え替えました。

 ここ数日、腰が痛いので、地べたに座り込んでの作業。痛いのなら、やめればいいのに・・・。

 でも、甲斐あって、気になっていたことが一気に片付いて、気分もスッキリです!

〜 真っ赤な芙蓉 / 昼間から羽化する蝉 〜
2016年7月21日(木)  No.4763

あちゃぁー
 早朝、水道管の修理をしようと穴を掘っていたら、水道管を壊し、さらにポーチ灯の電線を切ってしまいました。

 水道管も電線も自分で埋設したものですが、その場所に埋まっていることをすっかり忘れていました。面倒な作業を増やしてしまいました。

 電線は、幸い9Vで、暗くならないと通電しないので、ショートはしませんでした。半田でしっかり止めて、テープでグルグル巻きして、カバーを付けました。

 水道管用の接着剤は、月参りに出た時に買ってこようと思っていたので、手持ちがありません。でも、早く直さないと水道が使えません。急遽、本坊にボンドを借りに行って、修理。当初の目的だった散水栓も増設しました。これでOK!

 野路菊などの挿し芽ポットを置く場所がなく、一部を門の外に出しました。それに水をやるのに便利なように設置した散水栓なので、これで水やりが楽になりました。

 よっしゃ!

〜 排水、上水、電線が交差する現場 〜
2016年7月20日(水)  No.4762

今日は‘フリー'
 今日は、久々の‘フリー'。「お天気もいいし、どこかへ行こうかなぁ」などということは、考えもしません。貧乏性ですねぇ。

 7時頃から、古紙回収に持っていってもらうものを自坊の前のトラックが入れるところまで搬出。手押し車に古紙などを載せて、40メートルほどを何往復したでしょう・・・。

 ‘流し'の古紙回収は境内まで入って来ないので、電話をして来てもらわないといけません。昨日電話をしたら、今日の9〜10時の間に来てくれるというので、慌てて搬出したわけです。

 それにしても、どうしてこんなに古紙って溜まるのでしょう。原因の一つは、通販での買い物。薄っぺらな段ボールですが、塵も積もれば何とやらです。

 京都市では、「雑紙」というのも分別すれば持って行ってくれます。包装紙・紙箱・チラシ・カタログなどで、これもかなりあります。古着などもOK。

 そんなこんなで、相当の量を出しましたが、そのすぐ後から紙箱などがまた出てしまいました。


 今日は、梅の木の枝打ちもしました。木の下に日が差し込み、かなり明るくなりました。梅の枝が伸びすぎて、あたりのツツジの花付きが悪くなってきていたのが、少し改善されるでしょう。来年の梅の実の収穫が激減するのは残念ですが、梅干も数年分のストックがありますから、しのげます。

 払った枝はかなりの量。先日来、剪定した枝も、大きなトン袋4つ分あります。21日に本職が来てくださるので、その時に持って帰ってもらいます。

 明日の植木屋さんの手入れが済めば、お盆前の剪定などはほぼ終了です。
2016年7月19日(火)  No.4761

梅雨明けの海の日
 連休最終日‘海の日'。空気や空の色が変わったと思っていたら、梅雨明けが発表されました。「梅雨明け三日」、梅雨明け後の3日間ほどは快晴でしょうね。

 連休3日のうちの2日間は、あまり法事もありませんでしたが、今日は3座。奈良、宇治、横浜と、京都市以外の方でした。

 最近、法事の折の話が長いと自分でも思っています。法話というようなものでもなく、あれやこれやと故人にまつわるよもやま話などを、結構長い時間お話ししています。

 亡くなった方それぞれに‘歴史'を感じますし、それは亡くなってからもご遺族の手で加筆されていくものだとも思えます。

 若い頃などは、法事などあまり大切だと思えませんでしたが、最近はとても大切なことだと思えるようになりました。

 歳を取ったのか、終焉が近くなってきたのか・・・。

 それにしても、蓮の花は美しいなぁ〜

〜 今朝の自坊の蓮 〜
2016年7月18日(月)  No.4760

山鉾巡行
 月参りの続きに葬儀へ。

 今日は祇園祭の山鉾巡行なので、道も混んでいるだろうと思って、葬儀の開式時間を余裕を持って決めましたが、道はガラガラに空いていて、40分も早く着きました。きっと、混雑すると思って、出控えた人が多かったのでしょう。

 参列は家族の3人だけだったので、霊柩車の手配を早めてもらい、葬儀も30分近く早目に開式。今日も自分の車で火葬場に行きましたが、道はやはりかなり空いていて、順調に到着しました。

 急遽、御遺骨をうちでお預かりすることになったので、火葬場の帰りにうちでお勤めをして、一連の葬儀日程を終えました。

 最近は、一般の会葬者のある葬儀がめっきり減って、1割程度となりました。参列者が少ないと、長いお経を読んでいるのが気が退けます。でも、ちゃんとお経をあげないと、‘効能'がないですしねぇ。

〜 今朝の自坊の蓮 〜
2016年7月17日(日)  No.4759

老病死
 今日は祇園祭の宵山。他府県や外国から、たくさんの人がおいでになりますが、ボクにはなーんも関係がありません。混んで困るだけぐらい・・・。お天気が荒れることが多いですが、今日はさほど暑くもなく、雨も降らず、佳き宵山だったでしょう。

 月参り、法事、お通夜の合間を縫って、ケアハウスや病院へ御見舞へ。老・病・死の間を行ったり来たりするような日でした。

 いろいろな人を見てきましたが、どう生きれば、どう死ねるかなどということはないような気がします。老いも死も、決して思い通りにはいきません。

 老少不定とは。人間の寿命がいつ尽きるか、老いた者が先で、若い者が後とも限りません。そういうところから、先のことを考えるではなく、‘今を生きる'ことが大切になってくるわけです。わかっちゃいても、なかなかそうもいきませんが・・・。

 あー、「今日の散歩道」の更新をする気力が、今日は湧いて来ませんでした。

〜 自坊の庭の桔梗 〜
2016年7月16日(土)  No.4758

金柑の花
 今日は雨が降らないと思ったので、お昼前に除草剤を撒きました。特に、苔の中などに生えている草などは、引こうとすると苔まで浮いてきてしまうので、除草剤が有効。目論見通り、雨も降らなかったので、薬も効いてくれるでしょう。


 金柑の花が満開です。近付くと、いい香りが漂ってきます。

 ♪ みかんの花が 咲いている  思い出の道 丘の道

   はるかに見える 青い海  お船がとおく かすんでる ♪

 子供の頃は、この「みかんの花咲く丘」が大好きで、何度もレコードを聴きました。川田正子さんの歌だったのでしょうか? 今でも蜜柑類の花を見ると、ついこの歌を口ずさんでしまいます。

 あ〜 いい香りやったぁ

〜 満開の金柑の花 〜
2016年7月15日(金)  No.4757

「バカヴァン」の会
 紫陽花の剪定がほぼ終わりました。急ぎの作業だったので、一段落できてホッとしました。

 夜、超宗派の僧侶の会「バカヴァン」の会。しばらく前に脳梗塞で倒れたY師の激励会で、10人が集まって、いつも通りワイワイガヤガヤの好きなこと言い放題の会でした。

 Y師は脳梗塞の治療の段階で、副作用が明らかな薬を使用せざるを得なくなり、腎臓を痛めてしまいました。昼間は一般のアルバイトをして、夜は週3回の透析をしているとか。年齢はボクよりも1つ下で、中学生の子供もいるということで、まだまだ大変です。

 ゆっくり食事をしながら3時間以上、しゃべり、笑った楽しい会でした。

〜 紫陽花園で見たアブラ蝉 〜
2016年7月14日(木)  No.4756

蒸し暑い日
 朝、短い時間でしたが、土砂降り。15ミリほど降りましたが、九州などでは1時間あたり40〜50ミリも降ったそう。恐いほどの雨でしょうねぇ。

 傘を差して排水路の流れ具合を見に行っただけで、びしょ濡れになりました。

 午後は、留守番をしつつ来客対応と塔婆書き。

 気が付けば、な〜んも写真を撮っていませんでした。まぁ、お天気も悪かったから・・・。
2016年7月13日(水)  No.4755

手持ちぶさたは疲れる
 今日は、1日中、父と寺で‘留守番'。御中元のシーズンで寺から離れるわけにもいかず、コードレス電話の電波の届く範囲内にしか行けません。小雨が降ったり止んだりで外作業も難しいので、ちょうどいいかも知れません。

 ひたすら、法事のための6尺塔婆書き。かなり進みました。

 いくら書いても、少しも字が上達しませんねぇ。人から見てもわからないかも知れませんが、気分が如実に字に表れていますし・・・。そんな字を見て嫌になり、ちょっと気晴らしに自坊内の草刈りをしたり、また塔婆書きに戻ったり。苦手なことを長時間続けると、本当に疲れますわぁ〜。

 忙しいわけではなかったのですが、何だか気疲れして、今日も早目に床へ。お盆までに気力・体力を充実させないと・・・。

〜 自坊の庭の桔梗 〜
2016年7月12日(火)  No.4754

植木屋で汗だく
 今日は自坊の木の剪定。毎年切っていても、またあっという間に伸びてきてしまう・・・木の成長力には圧倒されます。

 切った枝などを入れる‘トン袋'は、あっという間に満杯。1メートル角の袋4つが、すぐにいっぱいになりました。

 「大して暑くないなぁ」と思っていましたが、9時頃には30度を超え、もう汗だく。水分補給をしつつ、午前中いっぱい頑張って、どうにか形が付きました。

 お昼から納骨。終わって、午後の植木屋に取りかかろうとしていたら、行政の文化財担当の方から、三重塔の修理具合を視察に行きたいという電話があり、その立ち会い。終わって、また紫陽花の剪定をして、今日の屋外作業はオシマイ!

 結局、36度あったんだぁ 午後は湿度が低かったので、それほどとは思いませんでした。

〜 自坊の初咲の蓮 〜
2016年7月11日(月)  No.4753

宅年回
 10時から、西陣の檀家宅での法事。ほとんどの檀家の方はお寺で法事をされますが、今日の方はもともと他のお寺の檀家だったのが、お寺自体が廃寺となったため、数年前からお参りに伺うようになりました。

 法事を済ませて、お墓のある西賀茂の霊園に移動。こういう例もごく稀です。

 ところが、お墓に供える花を自宅に忘れてきたので取りに帰るということで、20分以上、車中で待機。まぁ、そういうこともあるでしょう・・・待っている間、眠たかったぁ。


 午後は、また少し紫陽花の剪定。あと2回ほどで終わりそうです。その時に写真を撮って、「今日の散歩道」の更新も、2日遅れでしました。

 夜にかけては大塔婆書き。お盆前の駆け込み法事が続くので、6尺の大塔婆書きが大変です。元来、字は大の苦手ですので・・・。

〜 終息寸前の紫陽花に‘取って付けた'でんでん虫 〜

2016年7月10日(日)  No.4752

片付け再開
 今日も午後から紫陽花の剪定。花の終わり具合に合わせて剪定しているので、一気には進みません。まだ綺麗に咲いているのは出来るだけ残して、見てもらいたいので・・・。

 終わりかけているのを躊躇なくパチパチ切り進めてきたので、かなり先が見えてきました。今月半ばぐらいには終わるかなぁ。切った枝は、職員さんが集めて捨ててくれているようなので助かります。


 お盆もジワジワと近付いて来ているので、自坊の片付けもしなければなりません。両親の荷物が、客間の1つをまだ占領しているのです。しばらく、手を付ける気にならなかったのですが、お尻に火が点いてきました。

 捨てる物、どこか他の場所へ収納する物、両親の部屋に持っていく物などと種分けをして運び、部屋の半分ほどの荷物が片付きました。

 要らなくなった段ボール箱だけでも相当の量。通販の箱、御中元の箱など、それらを潰して紐でくくってまとめるのも一苦労。古紙回収に電話して、取りに来てもらわないと、片付きません。

 まだ当分かかりそうです。

〜 しばらくは盛りが続く木槿 〜
2016年7月9日(土)  No.4751

剪定決行
 早く紫陽花の剪定を進めたく、7時過ぎから鋏を腰にぶら下げて境内へ。小雨決行です。

 時折、雨が強まりましたが、構わずに続行。出勤してきた職員さんが、早くから作業をしているので、一様に驚いた顔をしていました。こうでもしないと、出来ないのよ。

 宝蔵裏を一通りやって、鐘楼の周りへ。「来年も綺麗に咲いておくれ」と願いながら、切って切って、とにかく切り倒しました。


 午後は、研修方法を次の執事に引き継ぐために、50人のキャリア入社の方を研修。ボクが8年間に試行錯誤しながらやってきた方法なので、次の人はまた自分の方法を考えてくれればいいと思います。

 幸い、終わるまで雨が保ってくれたので助かりました。


 夕方、歯医者へ。ようやく奥歯のブリッジが入りました。まだ慣れないので、ちょっと違和感はありますが・・・早速、虫歯治療のため、次の予約。次から次へと治療が続きます。

〜 ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙) 〜

2016年7月8日(金)  No.4750

改造
 午後から、トマトの烏除けネットを張ったり、紫陽花の剪定をしたり。今日も35度超で暑くてグッタリ。

 疲れたので、夕方から電気工事。和風のペンダント型照明器具の改造。

 もともとは蛍光灯のインバーターの照明器具でしたが、インバーターのパーツが壊れて点かなくなりました。3部屋連続のうちの1部屋の照明なので、1つ替えると形が変わってしまいます。そこで、蛍光灯の部品を全部取って、LEDの電球を付けられるように改造しました。

 もとの蛍光灯2球を併せたよりも大きいワット数のLED電球を付けましたが、明るいのは真下だけ。全方向のLEDを選んだのにダメでした。そこで、普通の白熱球に交換。それでも、蛍光灯よりも暗い。

 そこで思案して、小さいタイプのLED電球が4つ点くように改造。ホームセンターでパーツを買ってきて、器具の鉄板に穴を空けたりして、電球を付けるパーツを取り付け、いざ点灯!

 大成功!

 もともとの蛍光灯は2つあわせて60Wほどでしたが、今度のLEDは60W相当が4球。計算上はLEDのほうが圧倒的に明るいはずですが、見た目はほぼ蛍光灯と一緒。消費電力は、7.7W×4球で約半分。光源の色は微妙に違いますが、意識してみなければわかりません。

 これなら使えます。さぁ、他の器具もこの調子で改造しようっと。

〜 芳香を放つマグノリア 〜
2016年7月7日(木)  No.4749

刈り込み作業で消耗
 月参りを終えてから、自坊の垣根などの刈り込み作業。

 昨日の37度ほどではありませんが、今日も35度超え。暑いのなんのって・・・。

 昼食を食べて、15分ほど昼寝をして、また作業。水分を摂っていても喉が渇きます。3時頃までやりましたが、今日はもう精力を使い果たした感じです。

 墓地の管理人さんも、最近は早朝に出てきて、お墓の生垣の刈り込みをしています。墓地は日を遮るものもなく、天気のいい日は炎天下。さぞかし暑いでしょう。

 刈り込み作業を終えて、簾を吊して、シャワー。

 それからは、遅れているお盆の案内の作成。寺報、お盆の法要の案内などを軽印刷機で刷って、それぞれ向けに棚経に伺う時間を刷り込んで、夜は封筒入れ作業。

 座っているだけで眠たくなってきて、ダメ。今日は早々に寝ました。こんなことではお盆が乗り切れないぞぉ。
2016年7月6日(水)  No.4748

37度!
 今日の最高気温は37度。まだ梅雨の明けていないのにこの暑さでは、これからどうなるのでしょう・・・お盆の準備をしながら、「どうか涼しくなってくれますように」と祈るような気持ちです。

 Facebookの更新をやめてから、写真を撮る機会がすっかり減って、今日は1枚も撮っていません。毎日、‘ネタ'を探すのも大変でしたが、そのお陰で、境内の様々な変化に対してはかなり敏感でした。

 半月ほどしたら、また形を変えて始めようと思っています。
2016年7月5日(火)  No.4747

今夏初めての雷
 今日も午後から紫陽花の剪定作業。2時間ほどやりましたが、雷鳴がだんだんひどくなってきたので止めました。

 三重塔の瓦の修理をしていた職人さんも、作業をやめて帰っていきました。塔の上での雷の恐さは格別でしょう。

 雨は降りませんでしたが、出入りの大工さんによると、鞍馬のほうは土砂降りで、すごい稲妻も走っていたとか。雨雲レーダで見ても、そんな感じでした。

 今夏初めての雷でした、これからはこんな天気が増えていくでしょうね。

 夜、某企業の方から、執事を辞めた慰労の会をしていただきました。大変有り難いことです。これで、執事としての公式の行事はすべて終わりました。

〜 山積みの剪定後の紫陽花 〜

2016年7月4日(月)  No.4746

新しくなった戸帳
 新長谷寺の水引・柱巻を新調するのにあわせて依頼していた自坊の戸帳が、仕上がってきました。

 これまで付いていたものは、48年前に御寄進いただいたものでしたが、生地はしっかりしているものの、線香や蝋燭の煙にもまみれ、さすがに色褪せてしまっていました。今年になって、自坊の仏間の壁を塗り直したり、仏具を更新したりしているのにあわせて、戸帳も新しくしました。

 さすがに、新しい戸帳は綺麗! でも、金襴の生地は、金の高騰に伴ってかなり高価になっていました。でも、50年に一度ですから・・・。

 新長谷寺の時もそうでしたが、取り付けがかなり大変。御本尊の至近距離に登って、ネジを付けたり押しピンで止めたり。離れたところから見て、歪んでいないかチェック。そんな作業を何回か繰り返して、やっと無事に作業を終えました。

 仏間が薄暗くて、せっかくの美しい戸帳がよく見えないので、少しだけ照明をプラスしようとネット注文しました。

 どんどん綺麗になる自坊の仏間です。


 午後は、紫陽花の剪定作業。花の終わったものから剪定しているので、毎日コツコツです。まだ1/4程度しか終わっていませんので、作業は当分続きます。

 鋏でパッチンパッチンする度に、何だか歯に響きます・・・。

〜 新しくなった戸帳 〜
2016年7月3日(日)  No.4745

猛暑日寸前
 猛暑日寸前の、本当に暑い日でした。

 今日は「メダカの学校」。講師は、インドで仏教再興の活動をしつつ、孤児院や学校などの運営、巡回医療など、様々な活動するサンガラトナ・法天・マナケ師。師の作られた大本堂は、来年10周年を迎えます。

 9歳から比叡山に仏教留学に来られていただけあって、日本語は流暢。20数歳で帰国された時には、逆にヒンディー語がまったく話せなかったそうです。ボクの高校の後輩で、時々パソコンのメンテナンスに来られます。

 話の熱気のせいか、外が暑いのか、エアコンがなかなか効きません。この頃、「メダカの学校」にもコンスタントに来校者があって、うれしいです。

 1日遅れで「今日の散歩道」の更新もしました。今日はこれで終わっちゃったなぁ〜

〜 満開の「Golden rain tree」 〜
2016年7月2日(土)  No.4744

晴れ晴れ!
 起き抜けに布団を袋に入れて、段ボール2つほどと一緒に、夕べ乗り付けた車に載せて、30秒ほどで自坊に到着。これで、正式にはすべて終わりました。

 午前中は月参りと葬儀。午後からは、誤配された郵便物を持って寺務所に行き、ちょっとだけ引き継ぎの補足などをして、その後はずっと紫陽花園で剪定作業をしました。

 役を降りただけですが、気持ちがずいぶん楽になりました。「肩の荷が下りる」というのは、まさにこういうことなのでしょう。父などは、もっとそれを感じているに違いありません。

 これまでのように、綺麗な境内が維持されるか心配ですが、職員さんたちもここ数年はお尻を叩かれながらメンテナンスに当たってくれたので、それを思い出しながらやってくれるでしょう。直接は指示できなくなりますが・・・。

 約3時間、剪定作業をしていましたが、鋏のパチンという音が何故か歯に響くような・・・今日は歯のブリッジを付けてもらう日。両方の大臼歯がないと、ものをよく噛めず、何となくお腹も不調気味。待ちに待った今日でしたが・・・出来上がってきたブリッジに不具合があるということで、再度作り直し。また、1週間待ちとなりました。

 17日間の宿直から解放されて、今夜からは自坊で寝られます。歯医者の帰りに刺身を買ってきて、ゆっくりと晩酌をして久々に酩酊し、早々と眠りに就きました。

 そういえば、今日は1枚も写真を撮っていません。毎日のFacebookの更新も、昨日で最後。「今日の散歩道」を更新する日でしたが、明日にしちゃおうっと! 
2016年7月1日(金)  No.4743

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