今日を最後に、貫主・執事が交代します。在任期間100ヶ月でした。
その間、あちこちを修理したり、たくさんの草木を植えたり、何もしていない時はないというぐらい動き回りました。真如堂に生まれ育った者として、「真如堂をよくしたい」という思いが強かったですし、加えてじっとしていられない性格ですから。
朝、綺麗になった新長谷寺で、貫主導師のもと、職員さんたちも参列して、最後のお勤めをしました。感無量でした。御本尊の前の水引・柱巻は、貫主とボクの寄進。畳は職員さんたちの‘寄進'です。
今日は、残った仕事を片付け、私物を整理するのに大わらわ。あれもこれもと、ほとんどはやったのですが、夜になって一つ抜けていたのを思いだし、宿直方々、夜遅くに寺務所で仕事。まぁ、当分は後任者にいろいろ教えに来なければならないでしょう。
執事を辞めて楽になるという感じは、まったくありませんが、多少、時間の融通がきくようにはなるでしょう。空いた時間は、山積する自坊の用事や植木屋、プライベートな問題に費やすに違いありません。
さぁ、最後の宿直です! 明朝には布団を持って帰らなきゃ!
〜 境内は茸がいっぱいです 〜
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2016年6月30日(木)
No.4742
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