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2016年5月の日記

五月尽
 31日はルーチンの行事がない日で、今日またもほぼ1日、自由に時間を使うことができるはず・・・でも、細々とした用事が多くて、結局は大したことが出来ませんでした。

 久々にホームセンターにも行きました。最近はネットで調達することが多く、そのほうがいろいろな種類から欲しいものを選べて、また費用的にも安価なのですが、今日は砂利やペンキなどの‘重たい物'が欲しかったので、直接行きました。

 砂利は意中の物がなく、ペンキも種類が限られていて、ちょっとがっかり。今すぐには要らないようなものまで買ってしまいました。でも、ホームセンター好きのボクにとっては、やはりパラダイスのような場所でした。

 夕食を食べた後は、眠たくてしかたありません。椅子に座っていても、眠ってしまいそう・・・そんなことは言っていられません。次の日曜の法事の6尺塔婆を28本書かなければいけません。明るいうちは外仕事がしたいので、塔婆書きはどうしても夜か雨の日になってしまいます。

 今日で5月も終わり。この調子では法事に間に合いません。ピッチを上げないと・・・眠い・・・。


〜 山紫陽花「くれない」 〜
2016年5月31日(火)  No.4712

仏間の天井修復作業
 執事の任期もあと1ヶ月余となり、今の間にしておきたいことがいっぱい。‘お茶所'の脇壇の天井に貼ってある紙の修繕もその一つでした。

 脇壇には西国三十三所霊場の御本尊の、いわゆるレプリカが安置されています。江戸時代に作られたものです。その天井に貼ってあった紙が剥がれて、半分が仏像の上に垂れかかっていました。それを撤去して、張り直す作業。

 紙を剥がしてみると、極彩色の天女が描かれていました。たいへん美しい! でも、雨漏りと線香などのヤニで、ボロボロになって変色してしまっていて、再利用はとても無理です。別の場所に置いて保管するにも、すぐにバラバラになってしまいそうなので、簡単に裏打ちをして、土蔵にしまうことにしました。

 その紙の貼ってあった天井板も大きく反り返って、紙を貼り直すのも困難な状態なので、コンパネで天井板を作り直すことに。ところが、ピッタリの大きさのものを作ると、天井に上げられません。仕方なく半分に切って、設置してから合わせることにしました。

 板に下張りを2回してから本紙を貼り、天井に上げてから、継ぎ目の部分にもう1枚貼りました。

 その作業をしている間に、三十三体の御本尊を御身拭いして、ボンドで修復したりしました。今日は4人がかりです。

 朝9時過ぎに始めて、3時頃までかかって、ようやく一連の作業を終えました。天井が明るくなったお陰で、仏様がよく見えるようになりました。

 はい、これで一件落着!

〜 剥がれてきた天井画 / 御身拭い中の御本尊たち 〜
2016年5月30日(月)  No.4711

押し入れの整理
 月参りと法事2座を終えて、午後は自室の押し入れの整理をしました。

 押し入れは、数十本の掛け軸などでいっぱい。この押し入れを突き抜ける形で、エアコンの配管を通すことになったので、急遽整理しなければいけなくなりました。

 ボクの仕事部屋は、今度の引っ越しのあおりを受けて、6畳に床の間と押し入れ付きに変わりました。普通の6畳+床の間と押し入れ付きならば結構なのですが、もともとこの場所にあった書庫などに加えて、これまでのボクの部屋にあったものもすべて移転したので、もう狭いったらありません。

 まず、窓などは何もありません。昼間でも暗いので、センサーで照明が付くようにしました。
 家具は、事務デスク、僧衣の箪笥、書庫、本棚3、スチール棚1、軽印刷機、複合機、自作のでかいスピーカー、塔婆書き用の机・・・空いているスペースは畳2畳ほど。僧衣の着替えも塔婆書きも、デスクワークも、ホームページ作りも、すべてこの部屋です。

 夏も何とか越えられるかなぁと思っていましたが、先日来の暑さに、早速降参。機械の熱も加わって、とてもエアコンなしでは過ごせそうになく、電気屋さんに「エアコンを頼みます」と依頼したようなわけです。

 エアコンの管が通せるのは、押し入れを貫通させて、外壁に穴を空けて、外の室外機まで到達するルートのみ。電気屋さんが来る前に、押し入れいっぱいに積まれている掛け軸類を整理になければなりません。

 玉石混淆の掛け軸ですが、捨てるわけにはいきません。整理するというよりは、場所を移すので精一杯。とりあえず、電気屋さんに作業をしてもらうスペースだけは確保できました。

 これまでの生活など関係なし。生活のすべてが変わりました。

〜 朝の蛍袋 〜

2016年5月29日(日)  No.4710

植木鉢の撤収作業
 父が本坊に持ち込んだ植木鉢の撤収作業をしました。

 「よくもこれだけ・・・どうやって持っていったんだろう?」と思うほどの植木鉢。先日の分を含めると、100鉢は下らないでしょう。

 庭の奥から、長い距離を手押し車に載せて持ち出し、軽トラに乗せて自坊へ。降ろして、また手押し車に載せて運び、階段を手作業で運び、また手押し車に載せて置き場所に並べる。相当大変な作業で、手の握力がなくなるのではないかと思うほどでした。

 家の中も、処分しなければいけない電化製品や家具、衣類、食器などがいっぱい。引っ越し屋さんに処分を依頼する物もありますが、その前に分別作業をしなければいけません。

 考えただけでも、頭が真っ白になります。

 困った、困った。

〜 宝蔵裏の山紫陽花 〜
2016年5月28日(土)  No.4709

講演
 今日は、京都市の生涯学習センターから依頼された講演の日。「ゴールデン・エイジ・アカデミー」という名の、京都市に在住または通勤・通学されている人を対象とした無料教養講座で、今月のテーマは『京の寺社 その魅力を探る』。

 ボクのタイトルは、「写真で綴る洛東・真如堂の一年」。8年前にもここからの依頼で講演をしましたが、ほぼ同じようなことでいいとのことだったので、パワポで四季折々の行事や風景の写真をお目にかけながら話すことにしました。

 会場について機器のセッティングを確認しましたが、会場のパソコンの不具合で音が出ません。急遽、ボクが持っていったパソコンと入れ替えました。持っていってよかったぁ。

 定員600人の会場はほぼ埋まっていましたし、山科の京都市の施設にもビデオ中継されるそうなので、聴衆は550人ほどかな?

 写真を見せながらの講演というのは実に楽で、話しては次の写真という繰り返し。1時間半はあっという間で、「時間が余るかなぁ」と途中でゆっくり目に話したことが裏目に出て、最後は駆け足。‘シメ'のドローン画像もさっとしかご覧に入れられませんでした。残念。

 さぁ、これが終わったので、次はお盆の準備とか、引き継ぎ書類の作成とかに集中できます。やること満載です。

〜 講演会場 〜
2016年5月27日(金)  No.4708

山紫陽花、見頃
 朝は宇治まで月参り。午後は、葬儀の1日でした。

 午後は坂本で会議の予定があったのですが、ボクも含めて欠席になる人が多くて流会になりました。坊さんの会議はこういうこともあります。

 ほんの少しの合間に本堂裏の宝蔵付近の山紫陽花を見に行くと、何とも綺麗に咲いていました。一般的な紫陽花と比べて小振りで控えめな花ですが、実に趣があります。

 そんな花を見て、リフレッシュ出来ましたぁ!

〜 宝蔵裏の山紫陽花 〜
2016年5月26日(木)  No.4707

あっという間に1日
 9時過ぎから、25人の社員研修。10時半過ぎに終わって、すぐに着替えて、植木屋作業。うつぎを2株と、琉球朝顔5を植えました。天気予報が少し外れて雨が降らなかったので、ラッキーでした。

 3時前に約束していた表具屋さんが2時前に来てしまったので、襖の張り替えの打ち合わせ。表具屋の主人の同じ話は、もう何遍目かわかりません。寺務員さんに後は任せて、2人だけの‘研修&参拝'に対応。終わったら4時。

 自坊に帰って、明後日の講演のパワポのデーター作り。お通夜から帰って、夕食食べて、またデーター作り。

 今日はこれで終わっちまったぁ〜

〜 鼻歌を歌うご婦人とそれを聞くワンコ 〜
2016年5月25日(水)  No.4706

先輩僧の七回忌
 ボクよりも10歳年上の先輩僧の七回忌法要に出仕しました。

 同じ宗派で、お付き合いは30年ほど。それとは別に、「バカボン」という超宗派の会を作って、病院法話などの活動もしました。そんなお付き合いを通じて、いろいろなことを教えていただきました。

 亡くなる前、自坊の「メダカの学校」の講師を依頼した時、「ちょっと無理だと思うわ。声を掛けてくれてありがとう・・・」とおっしゃったのが心に残っています。あれから丸6年経ちました。

 バカボンの仲間たちも法要に参列。たくさんの信者たちと共に故人を偲びました。心から信頼できる方でした。

 法要後の浄斎は、お寺の隣のホテルで。始まるまでの待ち時間も長かったので、自坊に帰ったのは4時前。1日仕事になってしまい、ちょっと予定が狂ってしまいました。

〜 寄進していただいた130枚のよだれかけ 〜
2016年5月24日(火)  No.4705

33度超え
 今日は33.1度まで気温が上がったとか。それほど強い日差しではなかったので、33度を超えたなどとは思ってもいませんでした。

 月参りなどを終えて、昼過ぎから、また植木鉢などの整理作業。いつ終わるか見通しが経ちませんが、コツコツとやるしかありません。

 植木鉢の不要な土を新しい紫陽花園に捨てに行くと、今年になって植えた小さな紫陽花の株に花が咲いていました。ここ数日雨が降っていないので、雨が欲しそうです。

 うれしいですねぇ、こうして咲いてくれると。

 紫陽花園は、ボクは執事になってから、毎年少しずつ挿し木をして増やしてきたもの。そろそろ千株に達します。よ〜く増やしましたねぇ。数年後には大きく育つでしょう。楽しみです。

〜 小さな株に咲いていた紫陽花 〜
2016年5月23日(月)  No.4704

今日も法事多し
 法事3座。それぞれ参列者も多く、お墓での回向も長く掛かりました。特に、暑い午後の墓回向は堪えます。

 終わって、三七日のお参り。故人のことをいろいろとお話しした、しっとりした時間でした。

 今日もお勤めはこれでオシマイ。

 今夜も疲れて、バタンキュウです。

〜 中京のホテルから見た東山の風景 〜
2016年5月22日(日)  No.4703

講演原稿できず
 月参り、法事2座、そして東山のお寺で恒例の大般若。

 今日の最高気温は30.7度。お墓は暑かったですが、蔭にいるとカラッとした風が通って、心地よかったです。

 27日に、京都市の施設で講演をしなければならないのですが、その準備がまるで出来ていません。写真を使って、真如堂の由緒や行事、花々を紹介しようと思っているのですが、パワポのデータができていません。話だけにすれば楽だったのになぁ。

 今夜は止めて、明日・・・明日は無理かなぁ 明後日には・・・。

〜 色が抜けた更紗うつぎ 〜
2016年5月21日(土)  No.4702

涙する
 今日の外回りはキャンセル。独り暮らしのおばあさんで、最近は体調があまり芳しくなく、お隣の方が代わりに電話してくださいました。

 午前中フリーになったので、昨日の剪定の片付け。トン袋2杯分の剪定ゴミを山間に捨てました。


 午後、納骨の法要。お墓の暑いこと。白い石が眩しくて、目を開けていられません。

 小学校の卒業式とか、屋外で記念写真を撮る時など、他の人はちゃんを目を開けていられるのに、ボクだけ眩しくて目をつぶっていたなどという経験が、何度もありました。目の虹彩が真っ黒ではなく、少し茶色がかっているのが原因のようです。

 今日の墓回向では、目をつぶって、少し涙目になっていましたから、ご家族の方には故人を偲んでいるように思えたかも知れません・・・そういうわけではなかったのですが。

〜 西洋うつぎ ベル・エトワール 〜
2016年5月20日(金)  No.4701

期待大はあかん
 今日も寺の用事はほとんどなし。「さぁ、働くぞ!」と意気揚々でしたが、こういう日は概して思った通りには事が運ばないもの。

 案の定、人に出会って、長い立ち話。「やっぱりなぁ〜 こういう日は・・・」と思いました。

 それでも、やることがいっぱいあるので、貴重な時間を少しでも無駄にはできません。バックヤードで育てていた植木を5本ほど定植。また、切る時期が遅くなると咲かなくなってしまう平戸つつじなどを剪定。

 夕方まで掛かりましたが、剪定はだいたい完了。片付けが少し残りました。また明日やろうっと。

〜 屋根の上を自由自在に 〜
2016年5月19日(木)  No.4700

ゴミ捨て
 今日は寺の仕事はあまりない、しかも快晴! こういう時に、「遊びに行こうか!」とは決して思わないのがボクの性分。

 まずは、ここ数日で壊した箪笥や整理したゴミを、朝一番に軽トラックに積み込み。僧衣に着替えて「六阿弥陀巡拝」のお勤めを1時間ほどして、貫主に引き継ぎ。また作業着に着替えて、軽トラックを運転して焼却場へ。

 軽トラックの荷台満載のゴミを、一気に‘奈落'へ。苦労した結果のゴミが、あっという間になくなる、この瞬間のすっきり感が何ともいい! ゴミは400キロでした。

 帰りに、お決まりのコースでパン屋に立ち寄り。また、ホームセンターに寄って、分厚いコンパネ3枚を空いた荷台に積んで帰りました。

 また、庭の植木鉢などの整理をして、今日の片付け作業は終了。

 続いては、買ってきたコンパネで大工仕事。部屋と廊下の段差をなくす工事を開始。家自体が歪んでいるので、コンパネの加工が大変。また、床が高くなる分、扉が開け閉めできなくなるので、扉を1センチ切断して付け替え。

 後はクッションフロアを貼ればいいだけでしたが、夕食の時間になったので、今日の作業はここまで。夕食後は法事の大塔婆書き。

 今日は目一杯働いたので、体の節々が痛いわ、疲労感たっぷりだわ・・・爆睡です。

〜 砂利の間に咲いていた朝顔 〜
2016年5月18日(水)  No.4699

晴れたら片付け
 東山の門跡寺で行われた大正天皇皇后の貞明皇后の聖忌法要に出仕。御斎を頂戴して自坊へ。

 自坊では、山盛りの片付け作業が待っています。「晴耕雨読」ではないですが、晴れたら外回りの片付けです。

 父が本坊に持ち込んだ植木鉢やさまざまな道具が山のよう。その片付けは本当に大変。
 そういえば、父が本坊に行った後、自坊に残していった植木鉢や植木を並べる棚などを整理するのも、本当に大変でした。

 またか・・・。

 とりあえず明日、軽トラックで焼却場へ捨てに行きます。さて、3回ぐらいは行かなければならないでしょうか。

 他にもやることがいっぱいあるのになぁ〜

〜 修繕中の新長谷寺 〜
2016年5月17日(火)  No.4698

鉢物の整理
 夕方から雨になるというので、これ幸いと、挿し芽をした後、ビニールポットに植わったままになっている小苗を地植えしました。

 膨大な数があるので、なかなか進みません。

 切って捨ててしまえばあっという間に片付くのですが、それはあまりにもかわいそう・・・。人の手を借りないと、自分では捨てられません。

 家の整理で、箪笥も2棹壊しました。これでかなり広くなりましたが、あと2棹を壊す予定。どれだけ箪笥があるのでしょうねぇ。

 当分、こんな毎日になりそうです。

〜 珍しい夏ろうばいの花 〜
2016年5月16日(月)  No.4697

鉢物の引っ越し
 午後から、父が本坊に持ち込んだ菊などの撤収作業。

 軽トラで2回運んでも、まだ先は見えず。「これだけの植木鉢を、どうやって運んだんだろう・・・」と、びっくりぽん。暑い中の作業で、消耗しました。

 首から肩への痛みは、まだ治ってはいないので、重い物を持つのはちょっと心配です。でも、そんなことも言っていられないので・・・。

 夕食に、1ヶ月以上、冷蔵庫を占領している濁り酒をいただきました。濁り酒の酔い方は他のお酒と違ってコワイので、今まで飲まずにいたのですが・・・小さなグラスに3杯いただいただけで、2時間爆睡。記憶も一部は疎ら。予想通り、コワ〜イお酒でした。

〜 赤花うつぎ 〜
2016年5月15日(日)  No.4696

慰霊法要
 今日も快晴。昨日ほどではありませんが、暑い日となりました。

 朝、本堂裏の石碑の前で三井グループの物故社員慰霊法要が執り行われ、各社の幹部の方約20人が参列されました。

 現貫主の公式な法要としては、これが最後。なんとか無事に終わって、ほっとしました。

 これからは、引っ越し作業を本格的に始めなければなりません。体力勝負になりそうです。

〜 慰霊法要 〜
2016年5月14日(土)  No.4695

今日は植木屋
 今日も暑〜い日になりました。最高気温は28.9度。

 明日、大きな法要があるので、本堂や庭の当番以外の職員は、全員外へ出て、刈り払い機で草刈り、ブロアで落ち葉掃除、梯子を掛けて剪定、長い鋸で枯れ枝切りなどなど。雨が続いたり、職員の配置から、作業が前日の今日にずれ込んでしまいました。

 軽トラは走り回り、機械のエンジン音があちこちから聞こえて来て、風薫る季節にはちょっと不似合いな感じでしたが、境内がきれいになりました。

 夕方、挿し木作業。友人が無理矢理送って来た紫陽花、少し遅くなってしまいましたが菊の挿し木をしました。

 来月の「メダカの学校」のタイトルは、「祇園下河原の不思議 〜 菊渓川をご存知ですか?」。この菊渓川の源流近くの谷に、かつて自生していたのが菊渓菊ですが、今では環境が変化して自生は確認できません。「アワコガネギク(泡黄金菊)」ともいいますが、小さな黄金色の花が密集して咲く様を泡に例えて、牧野富太郎博士が命名されたそうです。

 数年前に、近所の方にいただいたこの菊渓菊が、1鉢だけあります。タイトルが決まって、「あっ、そうだ! 挿し木して増やそう!」と、早朝に採ってあった挿し穂を挿しました。

 野路菊、野紺菊、紫陽花と合わせて、合計100株。さぁ、全部着いたらどうしましょう・・・それでなくても、鉢植えなどを整理しているところなのに・・・。

〜 咲き始めた「濃紫」 〜

2016年5月13日(金)  No.4694

大工仕事
 午後から、家の改装。トイレのドアを外して、アコーディオンカーテンに取り替えたり、棚を付けたりと、久々の大工仕事。なかなか楽しいです。

 LANも電話回線も、壁面の差し込みから10メートルほど線を延ばさなければならず、そのためのケーブルを買ったり、配線カバーを付けたりもしました。

 あとは障子の張り替え。大きいのが8枚あります。これはちょっと大変だなぁ〜 法事の大塔婆もたくさん書かなければいけないし・・・。

 えらいこっちゃなぁ〜

〜 新緑に包まれる鐘楼 〜

2016年5月12日(木)  No.4693

LPのCD化
 その後も猿が境内や付近の住宅で頻繁に出没しているようで、毎日、目撃情報や「なれていた蜜柑を食べられた」などという被害情報が聞こえて来ます。

 近くの住民の方が行政に通報されたため、先日来、係の方が巡回に回っておられるのですが、打つ手はなし。餌を与える人がいるらしく、注意喚起や餌をやらないようになどと書いたビラを配る程度で、後は去って行くのを待っているだけ。

 今日は、行政や行政が委託している業者の人たちが10人近くも来られました。でも、結局、追っ払う具体的な方法はナシ。食べるものがなくなるまで居着くのでしょうか? いろいろな実がなっているので、当分食べるものには不自由しないでしょうねぇ。

 46年前のお十夜の鉦の音が収録されているLPレコードを、オークションで入手しました。レコードのままでは、いろいろな人に聞いてもらえないので、デジタル化しようと、イコライザーソフト付きのケーブルを買い求めました。

 ダメ元でやってみましたが、難なく成功。音もきれいに入っていて、そのまま音楽CDまで作ることができました。簡単な器具ですが、いい買い物をしました。

 JAZZのLPが100枚以上ありますが、これもCD化したいなぁ〜 でも、しようと思えば、実際にかけないといけないので・・・今はちょっと無理です。

 家の片付けは急ピッチ。今日はかなり進みました。でも、まだ当分はこれにかかりっきりです。

〜 八角蓮の花 〜
2016年5月11日(水)  No.4692

一日、雨
 一晩かけてダウンロードしたipod用のファイルを、朝イチからインストール。10時過ぎに、インドの友人に飛行場へ行く前に寄ってもらい、そこで細かい設定。11時前には出来上がって、急いで空港に向け出発していきました。

 これで、機内で原稿を書いたりもできます。もうヒヤヒヤです。これで、機内でお酒飲んで爆睡などしていたら、承知しないぞぉ! 頑張ってね。

 今日は1日降ったりやんだり。雨量は大したことはありませんでしたが、傘が手放せない日でした。

 雨がよく降ると、草木も一気に伸びます。土曜日には大きな法要があるので、それまでに草刈りや剪定をしたいのですが、この雨では・・・明日も雨みたいですし。

〜 蓮鉢に浮かんだ桜ん坊 〜
2016年5月10日(火)  No.4691

ipodのサポート
 夕飯を食べていたら、友人からパソコンサポートのヘルプ要請。「今から30分で行きますので」と、30分後にインドの友人と2人で来られました。

 ipodのログインパスワードがわからなくなって、3日前に買った店に持っていったら、やり方だけは教えてくれた。明日にはインドに帰るので、何とかして欲しいということでした。

 ipodは持っていないので、よくわかりません。何やら、ituneから初期化できるのだとか。最近の新しいものは、よくわからないのですよねぇ。

 ituneのソフトなど、いっぱいダウンロードしなければいけません。ipodのユーザ登録などもしてなかったので、電話でして、サポートを受けました。さらに、ipod自体を最新の状態にしなければいけないとのことで、これをするのに、無線LANでは9時間かかるとのこと。

 ここまでで既に9時を回っていたので、ダウンロードが終わるのは明朝。ダウンロードが済むまで待って、明朝、トライしてみることになりました。

 慣れない作業なので、うまくいくかなぁ・・・ ちゃんとダウンロード出来ているかなぁ・・・。

 インドの友人は、10時過ぎには飛行場に向かわなければなりません。飛行機の中で、原稿を書きたいそうなのですが・・・何とかしてあげたいけどなぁ・・・。

〜 濡れたもみじ若葉と赤い種 〜
2016年5月9日(月)  No.4690

草刈りと片付け
 月参りと法事を終えて、午後は植木屋と家の片付け。

 草刈りや伸びすぎた枝の剪定など、今の時期は植木屋の出番も多いです。盛りを過ぎて少し見苦しくなってきたレンゲも、刈り取りました。また9月に種を撒くのを忘れないようにしないといけません。

 いいお天気で、植木屋をしていても気持ちがよかったです。

 でも、いま急がれるのは家の片付け。古い箪笥を1棹壊しました。今まで取って置いたいろいろなものも収納する場所がなくて捨てざるを得ず、しかたなくごみ箱へ。この際、スッキリ捨てよう!

 片付けは当分続きます。はぁ、気が滅入る・・・。

〜 快晴と青葉の本堂正面 〜
2016年5月8日(日)  No.4689

猿出没情報、相次ぐ
 猿の目撃情報が、毎日、聞こえて来ます。白川通から、真如堂の東参道を上がってくる途中に出たとか、あたりの民家の屋根の上を歩いていたとか。頭数も、5だとか6だとか。

 家族で群れを飛び出してきたのでしょうか? ボクが見たのも親子でしたから、家族で動いているのだろうと思います。

 今日の「メダカの学校」の最中には、庭をイタチが通り過ぎていったようです。太った野良猫も、ノッソノッソと通って行きました。

 狸の目撃情報も最近ありました。ハクビシンは、ここしばらく成りを潜めています。

 自然が残っていると解釈すればいいのでしょうか? あまり有り難くない動物もいます。

 ボクの子供の頃にはいなかったマムシまでもが出没したという情報もあります。気候変動も要因でしょう。今までいなかったり、大繁殖しなかった虫が出てくるのも、気候の変化でしょう。

 困りましたねぇ、防ぎようがないこともあります。特に、マムシは嫌だなぁ・・・。

〜 咲き始めた山法師 〜
2016年5月7日(土)  No.4688

今日も無事に
 今日は、三井家の家祖三井高利公の三百二十三回忌。本堂で大法要が行われました。

 法要自体は1時間ほどですが、準備やいろいろな差配にその数倍の気を遣います。無事にすべてが終わってやれやれです。

 終わって、母親の入院している病院へ今後の治療方針の説明を聞きに行きました。2時間ほど待たされて、やっと説明を聞けましたが、病棟の医師と専門科のドクターの意見が違い、加えて専門科のドクターは院生で、大学に持ち帰って他のドクターに相談したいということで、結局結論は出ず。しょうがないなぁ・・・はぁ、くたびれた。

 自宅介護に備えて、自室の片付け作業を急がなければいけないのですが、ものが多すぎてどうにもこうにも片付きません。呆然としているうちに、今日も終わってしまいました。

〜 裾の長い衣を着ての法要 〜
2016年5月6日(金)  No.4687

位牌殿での逮夜法要
 緑も色濃くなってきました。その緑の間を渡ってくる風も、さわやかです。今日は立夏。季節の移ろいは、本当に早いです。

 3時から、三井家の家祖三井高利公の三百二十三回忌の逮夜。明日の本堂での大法要に先立って、書院の位牌殿で法要が行われました。

 昨日の会議で人事異動が決まり、執事としてこの法要に出仕するのも、これが最後となりました。他宗の僧3人が同席されるので、ちょっと緊張しますが、読むお経が違って一緒には読経できないので、ほぼ一人で声を出さなければなりません。ちょっと大変でした。

 夜は、粽と柏餅でお茶。ほっこりしました。

〜 障子越しの五色幕 〜
2016年5月5日(木)  No.4686

忙しかったぁ・・・
 今日は、暇な連休の中で、一番スケジュールが混んでいる日。

 朝から向日市〜京都市西京区近辺へ3件の月参り。12時の法事までに余裕を持って帰れると思っていたら、五条などは大渋滞。何とか20分前には帰って、法事を始めました。

 今日は、12時と3時に法事。共に25人ほどの参列がありました。最近は、ごく近い親族だけの法事が多いので、これほどの数の方が2座続くということは滅多にありません。結構、疲れました。

 7時から、真如堂の重大会議。大きな人事の異動が決まりました。これからまたかなり大変になります。

 最近、夜になると眠たくって・・・。

〜 割れ目が、超偶然にも紫陽花の葉にはまった桧の実 〜
2016年5月4日(水)  No.4685

草も自分も一緒
 今朝8時頃、猿が出現!! お堂の屋根の上に何かいると思ったら、猿! かなり大きい猿で、屋根から降りたと思ったら、今度は子猿が姿を見せました。合計3匹いたようです。

 大文字山などでは、しょっちゅう猿の姿を見ますが、境内に出たのは20年ぶりぐらい。3匹なんて、初めてです。

 護摩供を終えてから、自坊の剪定や境内の草刈り。最高気温は、昨日と比べて5度以上下がったので、体も少し楽です。

 秋までは、草を刈ってはまた伸び、また刈るという繰り返しです。でも、面倒だという感じはしません。自然の中で共に生きている、草も自分も同じみたいな感覚です。

〜 伸びたお茶の芽 〜
2016年5月3日(火)  No.4684

草刈りでサッパリ!
 連休の合間の貴重な晴れ間。気温はグングン上がって、3時頃には31度になりました。

 お昼前から草刈り。職員さんたち2人は、朝から本堂裏のほうで、生垣の刈り込みや草刈り。ボクは自坊の前あたりから作業を始めました。

 草はまだ柔らかく、草刈り機で容易に刈ることができました。この作業、誰でもやってもらえるわけではありません。草木の知識や愛情のない人にやってもらうと、大事なものまで刈ってしまったりします。今日は大丈夫なので、依頼しました。

 あっという間に伸びていた草も、暑い中の作業の甲斐あって、綺麗になりました。1週間か10日したら、また伸びてすまうのですが、それは仕方ありません。

 こういう作業って、「あー、やったなぁ」という達成感があります。

 夜は自室の片付け作業。少し片付いて、塔婆書きなどもできるようになりました。でも、体の動きがまだ部屋になれていないので、なかなか不自由です。

〜 レンゲの花とキリギリス 〜
2016年5月2日(月)  No.4683

自室の引っ越し
 東山の尼寺での恒例の大般若から帰って、昼下がりから自室の引っ越し作業。家族の介護の都合です。

 お寺の従来の建物は、仏間や客間は広いですが、住む場所はそれほど広くありませんし、行事の時は‘共用場所'になったりもします。

 これまでは独立した事務室として使って来た部屋を介護部屋にするために空け、僧衣の箪笥などが置いてある部屋に、事務用品や本棚などを移動することにしました。

 考えるだけでスペースがありません。今まであった僧衣箪笥や本棚、軽印刷機の他に、今まで事務室にあったパソコンデスク、複合機、本棚2本などを移動。部屋の真ん中に2畳ほどだけスペースができました。ここですべての事務をこなし、塔婆を書き、着替えをしなければなりません。できるかなぁ・・・えらいこっちゃ。

 取りあえず大きな物は動かしましたが、細かいものを移動し、使い勝手がよいように整理するのはこれから。しばらくかかりそうです。

〜 遅れて咲いていた桜 〜
2016年5月1日(日)  No.4682

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