明日から、本堂裏正面の大きな釈迦三尊像図の修復が始まり、足場などが組まれるというので、その付近にある経文や青銅の灯籠などを移動しなければなりません。
朝から埃だらけになってその作業をしていたら、「足場の手配ができないので、7日からにさせて欲しい」という連絡が入りました。もっと早く言ってよぉ〜
まぁ、どうせ移動しなければならないので、作業を続行。他にもいろいろ移送するものがあるので、物置を整理して、空間を空けることにしました。
物置の中には、布のカバーが掛かった180×60×150ほどの大きな祭壇が入っていました。布カバーを取ってみると、とっての立派な漆塗りの祭壇でした。でも、これを使った記憶はありません。少なくとも40年は使ったことがないでしょう。
土蔵に収納することにして、少し分解して、4人がかりで運搬。土蔵にスペースを空け、何とか収めました。
ついでに土蔵の中を整理。「使わないけど捨てるわけにはいかない」ものがいっぱい。‘ゴミ’のようなものでも、歴史の一環です。
25日は宝物虫払会があって、土蔵から長持を搬出するので、それに備える意味も含めて、スッキリ整理しました。綺麗になりました。
紫陽花がそろそろ終わるので、花を摘む作業に掛かりました。出来るだけ早く剪定しないと、来年の花付きに影響します。
いま500株あるのが1000株に増えたら、剪定作業も倍増。これは職員さんたちにも伝授しておかないといけません。
夕方、買い物に行ったら、茅を持った人たちを何組か見ました。茅の輪くぐりに行ってこられたのでしょう。
今日で今年も折り返し。忙しいながら、充実した半年でした。
犯した罪や穢れがあるとしたら、何でしょう・・・やさしくないところかなぁ・・・。
〜 長持の並ぶ土蔵の中 〜
|
2014年6月30日(月)
No.4012
|
|