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2013年12月の日記

大晦日
 自坊のことは目鼻が付いたので、除夜の鐘と修正会の準備。

 投光器をあっちこっちに設置して、鐘を撞きに来る人の安全を図ります。職員さんはかがり火の準備。寒い中、暖を取ってもらうのと、道を照らすのが目的です。

 修正会が終わった後、一山の僧が書院で挨拶を交わすので、その会場やお屠蘇などの準備もしました。

 いずれも若い頃からずっとやっていることですが、お正月が来ても、気が改まったり引き締まる感が薄れてきたような気がします。眠たくて忙しくて、あまり嬉しくも思えないのがお正月です。こんなことではいけませんね。

 今年は怪我も無く、病気で寝込むようなこともなく、無事に、健康に過ごせました。それが一番有り難いことと思えるようになりました。

 さて、元旦からまた1年をやり直し。来年はどんな年にしようかな?

〜 鐘楼のかがり火と鐘 〜
2013年12月31日(火)  No.3831

諸準備大詰め
 薄暗い中、門を開けに行って 蓮鉢の氷を指で突いて突き指しそうになりました。氷が分厚くて、指では割れません。げんこつ1発御見舞いして、ようやくヒビが入りました。
 今朝の最低気温は−1.5度。境内では、−2度以下だったでしょう。こんな分厚い氷が張るのは珍しいことです。寺務所の灯油ストーブの温度計は「0」でした。

 塔婆がほぼ書き上がったので、昨日作った供花の入った袋を背負ってお墓へ。歴代住職や遠方で墓参できない方々のお墓に花と塔婆を供えて回りました。塔婆を書き漏らしているお墓があったので、忘れないように携帯メールに書き込んでおきました・・・メモを持って出るのを失念したのです。

 花をあげようとしても、花筒が凍っていて、氷を取らないと花がさせません。墓参の方も困っておられました。

 輪飾り、門松、鏡餅などの準備も整いました。

 神棚にお飾りを付けようとして、掃除をしていないことに気が付きました。下には食べ物がいっぱいあって、埃いっぱいの神棚を動かせません。明日回しにします。

 夜、書き漏れていた塔婆を書いて、ようやく塔婆書き完了!! 長かった・・・。

 工事も今日で終わり、外していた門の敷居を9月以来3ヶ月ぶりにはめました。ピシッとしまった雰囲気になり、お正月が迎えられそうです。

 さぁ、あと1日。まだまだやることはたくさんあります。

〜 「0」を表示する寺務所のストーブ 〜
2013年12月30日(月)  No.3830

年始準備
 今朝の最低気温は、−0.6度。境内では−1度以下だったでしょう。今年で一番厚い氷が張っていました。葉っぱや苔の上には、少し雪が積もっているところがあり、その雪も凍てていました。

 墓所では、墓石の花立てや水鉢のところに、盛り上がったり氷柱のようになった面白い形の氷があちこちに見られました。どうして平らに凍らないのでしょう? 今朝、墓参をされる方はお花を供えられません。

 さぁ、今年もあと3日。今日は遠方で墓参のできない方のお墓に供える松竹梅の花作り。南天などを採ってきましたが、花作り作業をしている間も枝に付いている氷が溶けず、芯から冷えました。

 午後は仏間の掃除。落ちた蝋をアイロンで取ったり、仏具の蝋をレンジにかざして溶かして取ったりと、念入りに掃除。金属製の仏器も‘テガール’で綺麗にしました。‘ピカール’で磨いたほうが綺麗になるのですが、かなり手間なので・・・。

 仏間はかなり綺麗になったように思います。気持ちよく拝めそうです。

 夜は塔婆書き。最後の追い込みで、あとひと息です!

〜 盛り上がった花筒の氷 〜
2013年12月29日(日)  No.3829

餅つき
 朝、大文字山の「大」の火床がうっすら雪化粧していました。でも、思ったよりも寒くはありませんでした。

 午前中は自坊の仏間や客間のすす払い、庭の落ち葉掃除。きれいになると、気持ちがいいですねぇ。

 午後から餅つき。

 ボクは、餅つきはあまり好きではありません。搗き手一辺倒なのですが、腰は痛くなるし、手はもちろん、顔までもが飛んで来た餅汁でカペカペになります

 父は大の餅つき好き。子供の頃など、何か目出度いことがあったりすると餅をついたのでしょうか。物のない時代の貧乏寺生まれの父にとって、餅はご馳走だったに違いありません。当然、予定の時間に先駆けてやってきました。

 少し前までは‘へっついさん’で薪を燃やして餅米を蒸していましたが、へっついさんを壊してしまったので、ここ最近はガスコンロです。蒸籠は数年前に新調しました。

 臼は石製。台が壊れたので、ビールの通い箱で代用しています。通い箱は軽くて丈夫で、その時だけ流用すればいいので便利です。

 ボクが蒸し上がった蒸籠の1段を石臼にあけると、早速、父が小づきの体勢に入りました。杵でもち米をつぶしこねるのですが、これが一番重労働。「これが一番しんどい」と言いながら、杵を離しません。杵を振り上げて実際に搗く段になると、すぐに交代して欲しいといいます。父が搗く姿を見ていると、さすがに力がなくなったなぁと思います。もうすぐ86ですから、無理もありません。「今年も餅つきができた」と、しみじみ言っていました。

 今日搗いたのは6臼。あまりお餅を食べなくなったので、量を減らしました。

 いつもは庫裏の裏側で餅つきをするのですが、今年は工事で出来ず、玄関に場所を移しました。年末の墓参に来られた方は、戸を開けてビックリ! 子供が来たら搗かせてあげたりもしました。

 これで年末のイベントの一つが終わりました。「あれと、これと・・・」と指折り数えたら片手では足りないほどやることが残っていますが、成り行き次第です。
2013年12月28日(土)  No.3828

給水管破断
 自坊の工事も追い込み。といっても、まだまだ先は長いのですが・・・。今日は、大工さん、左官屋さん、水道屋さんなど、職人さんの数がここ数日中では最高。

 水道屋さんは樋の排水管を埋設するために来てくれたのですが、誤って井戸水の配管を割り、それを止めようとしてバルブまで壊してしまいました。ちょうど昼時。井戸水は使えず、午後からは水を流せなくなってしまいました。毎日、何が起きるかわかりません。

 自坊の庭の落ち葉掃除をしていたら、雨。少しは綺麗になりましたが、まだ途中です。

 お正月用の護符は完成! 「今日の散歩道」に、お正月に護符を授与させていただく旨の記載をしたら、夜の間にかなりの数になりました。最近はサボり気味なので、見てくださっている方も少ないと思っていたのですが・・・有り難いことです。

 塔婆はほとんど進まずでした。

〜 紫陽花の忘れ花 〜
2013年12月27日(金)  No.3827

急ピッチ
 昼から雨が本降りになってきました。

 とにかく塔婆書き。午後はずっとその作業。急用さえ入らなければ、年内に塔婆は完成しそうです。

 夜になって、年賀状の宛名書き作業をパソコンにしてもらって、通信面も作って印刷。後は、一言書いたら完成です。

 大掃除はまだ。何でも年末にしようとするから‘積み残す’のですよねぇ。かといって、他の季節にするわけでもなし。別段きれい好きでもありませんが、せめて歳が改まる時ぐらい、こざっぱりしたいです。

〜 雨の静かな境内 〜
2013年12月26日(木)  No.3826

トイレが近い
 東山の門跡寺で、大正天皇の御聖忌法要。

 寒い中なので、途中でトイレに行きたくなったら困ると思って、朝から水分控え目。起きてから法要後の食事まで、モーニングティー1杯で過ごしました。甲斐あって、法要中にトイレに行きたくならずに済みました。

 お腹が痛くなっても困ると思い、朝食は軽め。午前中は、お腹が不安定なことが時々ありますので。

 「ここまで気をつけないといけないかなぁ・・・」とは思いますが、ひしひしと加齢を感じます。

 法要後の浄斎の時に飲んだウーロン茶の美味しいこと。また、精進料理もとても美味でした。開放感が業しているのでしょう。


 先日来、葬儀などが重なり、食事が不規則になったためか、舌に口内炎が出来てしまいました。久々の口内炎。

 明日、チョコラBBを買ってこようっと。

〜 法要後の浄斎 〜

2013年12月25日(水)  No.3825

白菜を漬け、安納芋を焼く
 今日は久々に少しゆっくり。

 六阿弥陀巡拝日なので、本堂で少し拝んだ後、檀家宅への月参り。その後は、ホームページの更新をしたり、正月の塔婆を書いたり。

 ホームページの「今日の散歩道」は、通例は金曜日に更新するのですが、急な予定が立て続けに入って、今日になってしまいました。こんなに遅くなったのは初めてだと思います。

 白菜を買ってきてぬか漬けしました。食べる時期が待ち遠しいです。頼んであった安納芋が届いたので、灯油ストーブの上で焼いて食べました。さすがに安納芋。べっとりと蜜が滲み出て、美味しかったです。


 来年早々に始まることになった本堂の修復作業の入札の説明会があり、行政の方が1日立ち会っておられました。
 入札希望業者は9社。それぞれが顔を合わすことがないようにということで、時間帯をずらしてそれぞれに説明をされていました。1月初めに入札があって業者が決まり、すぐに工事が始まります。

 ボクが執事になってから、どれだけたくさんの工事や修復をしてきたでしょう? 来年度も、本堂の2期工事、そして文化財に指定される予定の掛け軸の修復を予定しています。

 鮪や鰹は常に泳いでいないと死んでしまうといいます。それらは、えらを自分の意思で動かすことができず、酸素を取り込むためには常に泳いで新鮮な海水をえらに供給する必要があるのだそうです。

 ボクにとっての工事や修復も同じ? いえいえ、直せる時に直しておきたい、ただそれだけです。ただ、直さなければならないものが、あまりにもたくさんあるのです。建物や掛け軸を直したからといって、何も収入には結びつきませんが、壊れていくのをただ見ているのには忍びないのです。直せるなら無理をしても直しておきたいのです。

 そう思っていると、毎年どんどん直すものが出てきてしまうのです。困ってしまいます。

 今年もあと1週間・・・困りました。

〜 「猫がうらやましい」といつも思います 〜
2013年12月24日(火)  No.3824

自分の最期は?
 連休の最終日の昼間なら道も混んでいないだろうと、今日は車で西宮へ。予想通り、まったく渋滞はなく、順調に葬儀式場へ着きました。

 奥さんが急死され、遺されたご主人は認知症の初期症状。二人で暮らしておられたので、たちまち独り暮らしになってしまわれます。

 今まで料理などまったくしたことがない、お金のことも、通帳がどこにあるのかもわからない、まさか自分が遺されるとは思ってもみなかったと、繰り返しておられました。

 ご主人は髭は伸び、爪もずいぶん長い間切っておられない様子。ご自分の身の回りのこともままならない感じでした。これからどうしていかれるのでしょう。幸い、ご子息が二人おられます。

 葬儀の時には、故人やそのご家族がどのように生きて来られたか、その一端がうかがい知れることが往々にしてあります。葬儀をする度に、自分はどんな最期を迎えるのだろうと思います。

 帰路もストレスなく、思っていたよりも早く自坊に戻れました。

 葬儀が重なったここ数日、少し疲れました。エアコンの効いた中での読経も、喉には堪えました。でも、普段以上に休んではいられない年末。

 早く寝ようっと!

〜 葬儀式場に並んでいたパンフレット 〜

2013年12月23日(月)  No.3823

足場取れる
 今日は比叡山や西山などが白くなっていました。冬らしい景色です。

 自坊の工事、昨日、土砂降りの雨を押して足場を撤去したと聞いたので、朝イチにどんな状態かを見ました。

 確かに2階の外壁はほぼ出来上がったみたい。でも、1回はまだモルタルのままで、仕上げにはほど遠い状態。

 「1階はどうするのですか?」と大工さんに聞くと、「足場なしで、ハシゴでやってもらいます」とのこと。建築ラッシュで足場が足りないと聞いていましたし、足場の契約期限がやってきたこともあるのでしょう。

 左官屋さんも塗装屋さんも、最近いっこうに姿が見えません。外回りも、今年中には終わりそうにありません。勝手口にも、やっと鍵が付きました。今まで、夜になったら、紐で縛って‘施錠’していました。でも、その鍵も仮付けなのだとか。

 こちらもやきもきしますが、一番焦っているのは生真面目な大工さんでしょう。そういう仕事ぶりと、直接こちらの意志を細かく反映してもらえるので、この大工さんを選んだのですが、ずいぶん負担を掛けているのではないかと気がかりです。

 まぁ、やってもらいたいところは山ほどあるので、長いお付き合いになりそうです。


 兵庫県の西宮にお通夜に行くので、久々に電車に乗りました。もっと、連休ぽくて、クリスマスムードいっぱいかと思いましたが、そうでもありませんでした。

 タクシーの運転手さんに、「案外空いていますねぇ」と聞いたら、若い人が普段よりはずっと多い傾向なのだとか。やっぱり、クリスマス前の3連休なのですね。

 ボクもクリスマスに浮かれてみたい・・・。

〜 終わりそうにない工事 〜
2013年12月22日(日)  No.3822

続き、重なる
 11時に大阪の檀家宅へ百箇日のお参りに伺うべく、向かいました。そのお宅には1度伺っただけで、道は不案内。ナビだけが頼りでした。

 「ちょうどいい時間に着くなあ」と思っていましたが、ボクの思っていた場所と、ナビの案内する方向が違います。これまで、ナビを無視して自分の感覚を頼りに走って手痛い目に遭っていたので、今日はナビ通り。でも、人里を離れた山中に連れて行こうとします。

 「これはおかしい・・・」と、ナビにセットした住所を確認しても間違っていません。檀家宅に電話すると、ずいぶん行き過ぎているとのこと。引き返そうとUターンしましたが、ナビがちゃんと働いていないので、どう行けばいいのかわかりません。

 檀家さんが途中まで迎えに来てくださり、先導してもらいましたが、その時からナビは正常に動き出しました。冷や汗ものでした。そのせいか、香合を忘れて帰ってしまいました。

 高速を走って、宇治での葬儀に向かいました。今度は間違いません。あまりに早く着いたので、コンビニでおにぎり買って車で食べ、20分ほどウトウト。

 葬儀を終えて、自宅での初七日まで1時間半ほどあったので、近くの駐車場に車を駐めて、またウトウト。薄暗いのでちょうどいいのですが、エンジンを止めていたら寒さが募ります。3列目シートに積んであった寝袋を被るとちょうどいい感じ。40分ほどウトウトしました。

 今日、またお二人が亡くなりました。お一人は兵庫県西宮市、もうお一人は京都府向日市。共に近くではありません。通夜・葬儀の日程が重なるので、近くを前住職に行って貰うように頼みました。

 この1ヶ月で、5人が亡くなりました。不思議なことに、重なる時は重なるものです。年の瀬に、ご遺族も大変です。

〜 ラジオを聞きながらウトウト 〜
2013年12月21日(土)  No.3821

今日も進まず
 今日は昨日の反省を踏まえて、時間のある限り塔婆書き。でも、なかなか進みません。丁寧に書いているつもりでも、ヘタ字。我ながら・・・。

 息抜きに15分だけ落ち葉掃除。さすがに気持ちいいですねぇ。

 今日は今季一番の寒さ? 最高気温は7.3度。明日はまた雨の予報。遠くまで出かけるので、雪は困ります。雨で済んでくれますように。

 今日か明日、自坊の工事の足場が外れる予定でしたが、今日はナシ。明日も雨では無理でしょう。早くスッキリして欲しいなぁ。内装はまだ天井がありませんが・・・。

 もう早、20日になってしまいました。

〜 木のシルエットが美しい季節です / 濡れた落ち葉もきれい 〜
2013年12月20日(金)  No.3820

廊下の塗装
 学校へ行っている頃、試験前だというのに他のことがしたくなってしまうことが度々ありました。何もこんな時にしなくても・・・と思いつつ。

 歳を取っても、変わりません。

 今はお正月の準備を寸暇を惜しんでしなければならない時・・・わかっちゃいるけど・・・廊下の塗装が気になってしかたがありません。

 外回りの帰りにホームセンターに寄って、サンドペーパーや塗料の薄め液などを買ってきました。塗料は、昨日、ネット通販で買ったのが、今日届くはず。材料・道具が全部揃ってしまいました・・・。

 先ずは古くて黒ずんだ廊下の表面をサンダーで‘一皮’剥きます。すごい埃! 古い廊下は傷や凹みがいっぱいあって、サンダーをかけてもそこは綺麗になりません。そういえば、子供の頃にそこで大工仕事なんかをしたかも知れません。

 幅90センチ、長さ2メートル80センチほどにサンダーを掛けるのに2時間ほど掛かり、それから着色ニスで塗装。ストーブで無理矢理乾かして、もう一度塗りました。油性なので、頭はクラクラ。夕方頃には2回目の塗装もほぼ乾いて、作業終了。

 やれやれと思っていたら檀家の訃報が入り、7時頃から宇治まで枕経に行きました。帰って来たら9時。作業の合間に塔婆書きをしていましたが、結局あまり進みませんでした。

 なんでこんな時にやってしまったのでしょう・・・。

〜 塗り替えた廊下。外にはまだ足場が… 〜
2013年12月19日(木)  No.3819

塔婆書き
 今年もあと2週間を切りました。あっという間に時間が過ぎていきます。

 お正月に墓参される方の経木塔婆書きが、遅々として進んでいません。「あ」から始めて、やっと「た」。先は長い・・・。

 今日は雨も降っているので、ひたすら塔婆書き。もう、肩が凝って凝って。

 根気が続かなくなってくると、廊下の塗料を塗り直そうとサンダーをかけたり、要らない家具を壊したり。でも、「こんなことしていられない」と、また塔婆書き。朝から晩まで塔婆書き。

 もうダメ。肩が凝って、頭が痛くなってきました。今日はオシマ〜イ。自動塔婆書きマシンが欲しい・・・。

〜 暇そうな猫 〜
2013年12月18日(水)  No.3818

資産台帳完成
 お寺には「資産台帳」という、所有する土地・建物・宝物・什物など列記した台帳があります。それを見たら、寺の資産がすべてわかるというものです。

 もちろん真如堂にもあります。でも、70年ほど前に作ったまま、ずっと更新していなかったのです。住職が替わる時などは、その台帳を基に資産などの引き継ぎをするはずなのですが、その台帳が整っていませんでした。

 この‘異常事態’を何とかしようと、土地・建物については15年ほど前にボクが台帳を作りました。次は宝物や什物ですが、これが大変でした。70年ほど前の台帳をもとに、それに記載されているものがあるのかないのか、新しく入手したものはどれか、すべてをリストアップしていくのですが、その数800余。

 旧台帳は、例えば仏像の寸法などが尺貫法で記載されていましたが、それはメートル法に換算しなければなりません。第2次世界大戦の時の金属回収令でなくなった灯ろうや香炉などはかなりの量になりました。また、置き場所などが変わったものはなかなか特定できません。そんな大変な作業であるからこそ、ずっと長い間、更新されてこなかったのです。

 でも、もうこのまま放置して置くわけにはいかず、前執事がいろいろ調べた後を引き継いで照合作業やリスト作成作業にあたり、ようやく出来上がった台帳に役員の署名捺印を取って回りました。そして、ようやく今日、最後の役員の署名捺印をもらって、天台宗に提出しました。

 地味ながら大仕事でした。ようやくこれで、寺を管理する基礎が整った気がします。本当にやれやれです。


 肩の凝る仕事が多いので、今日は自坊の落ち葉掃除を心ゆくまでしました。1回やったぐらいではスッキリというところまでいかず、年末までにまだ数回しなければいけませんが、‘大きな塊’は処分できました。

 気になっていたので、こっちもやれやれです。

〜 大文字草 〜
2013年12月17日(火)  No.3817

歩く座禅
 今年最後の企業研修。午前中は、自社のプログラムで研修され、午後は真如堂側のレクチャァー。

 真如堂の歴史や創業家との関わりについての説明、貫主の法話などの後、外へ出て体験実習。季節のいい頃は座禅、時間があれば掃除などの作務体験をしてもらうのですが、寒くて、時間もわずかしか割けないので、今日は「歩く座禅」。

 「たった独りになって、誰ともしゃべらず、五感を研ぎ澄ませて、境内を歩いたり、座ったりしてみてください。‘寒い’と思ったら、『寒い』と言葉にしてみてください」などと「歩く座禅」のやり方を説明。

 でも、これは仏教の一般的な修行法ではありません。仏教的な考え方とボクが経験したセラピーの実習を組み合わせて編み出したもの。名前を付けたのもボク。

 案外これが「日頃1人の時間がなかなか持てない中、大変有意義だった」と好評の様子。群れたがる若者にはいい時間だと思いますし、都会の生活の中では‘五感’を使うことが疎かになっていると思いますので、人としての感覚を取り戻すにはいい方法だと思います・・・自画自賛。

 そんな時間を過ごした後、彼らは帰っていきました。仕事や人生に躓いた時、恋人や家族が出来た時、いろいろな時にまた訪ねてくれればと思っています。

 若いって、いいなぁ〜

〜 落ち葉を踏みしめる音も新鮮! 〜
2013年12月16日(月)  No.3816

結婚披露宴
 檀家さんの結婚披露宴にお招きいただき、伺いました。

 出席者は300人ほど。各界の著名な方々も出席されて、華やかで賑やかな祝宴でした。

 新郎新婦共に40代。20代の人の披露宴とはひと味違って、さすがに落ち着いた、趣味のいい「お・も・て・な・し」や趣向。来賓のスピーチも通り一遍のものではなく、ユーモアと親しみに満ちたものでした。

 何よりも、新郎新婦ご本人たちが一番楽しんでおられるようで、見ていても幸せを分けてもらっている感じがしました。

 どうかお幸せに・・・。

〜 ケーキカット! 〜
2013年12月15日(日)  No.3815

「年行事」
 今朝は今季一番の冷え込み。初氷を見ました。

 今日は、真如堂一山の会議と懇親会。一年に一度、一山の会計報告や‘人事’などを決めます。今年の当番はボク。会場は自坊です。

 法事を終えて、会議用に模様替え。昨日からずっとこんな事をしています。

 4時前に会議が始まり、すんなりと終わりました。長い年は何時間も侃々諤々の議論が続くのですが・・・。懇親会の仕出し料理は4時半に頼んでいたので、まだ届きません。仕方がないので、雑談のような、協議のようなことを続けて、その場をもたせました。

 待ちかねた料理が届いて、懇親会スタート。かつては、それぞれがお得意の‘演し物’を持っていて、座興に見せ合ったそうですが、今はそんな芸も無し。席を回って、あっちでしゃべり、こっちでしゃべり。

 終わったのは10時過ぎ。それから若い僧たちにも手伝ってもらって片付け。帰ってもらった後も片付けは続き、11時頃に一段落。後は明朝です。

 内輪だけですが重要な‘イベント’が終わり、ホッとひと息です。

〜 とりあえず片付けました 〜
2013年12月14日(土)  No.3814

ぎゅうぎゅう詰め
 改修のため、部屋の荷物を移したり、寝る場所が変わったりしている上に、今日は単身1人分の荷物が搬入されます。

 予定では、そろそろ工事が終わっている頃なのですが、追加工事が必要となったり、「この際…」とこちらがお願いしたり、職人さんが多忙だったりして、外回りもまだ足場が掛かり、瓦もまだ一部がめくったまま。室内も、天井がなく、壁もまだ下地処理中。年越し必至です。

 そこへ荷物が入ってくるのですから、そりゃもう大変。重複する冷蔵庫、洗濯機、電子レンジは、本坊で再利用してもらうことにして、運搬。荷物を仮に入れる部屋にスペースを空けるために、ディスプレイがブラウン管の頃に使っていた大型のパソコンラックなども分解。

 そんなこんなで、迎春準備が進みません。重たい物を持ったりしているので、手が痛くて筆が持ちにくく、普段でも下手な字がますますヘタ字。正月を迎えられそうにありません。

 ほんまにえらいこっちゃ〜

 合間を縫って、「今日の散歩道」の写真を撮りに境内へ。人も少なくなって、本当にゆったり出来るようになってきました。ひなびた残り紅葉も綺麗です。

〜 残り紅葉が美しい 〜

2013年12月13日(金)  No.3813

すす払い&忘年会
 今日は、本堂や書院などのすす払い。一山の僧衆や本坊の職員など20数名が大掃除をしました。

 天気予報ではかなり冷え込むということでしたが、まあまあの寒さ。動いていると、寒さは苦になりませんでした。

 先に葉をまとめて残したすす払い用の竹竿、はたき、箒、ブロア、雑巾などフル動員。みな手慣れているので、手際もよく、お昼には作業が終わりました。お陰で綺麗になりました。

 後は、職員で細々とした掃除や整理、落ち葉掃除。葉っぱも、ほぼ落ち尽くしました。これからはとにかく落ち葉を集めて袋に入れる作業です。

 夕方から、本坊職員の忘年会。すす払いの日には全員が出勤するので、この日にすることにしました。

 恒例のビンゴゲームも、カードを点検し忘れていて人数分なく、2人で1枚。全員景品が当たります。

 2次会は半分の人数でカラオケ。先日の鉦講の2次会もそうだったので、最近はカラオケ付いています。基本的にはカラオケは苦手ですが・・・。

 お酒の席が続くので、今日は控え目にして、帰ってから仕事。12月に入ってから、時が過ぎるのがますます早くなったように思います。

〜 本堂のすす払い 〜

2013年12月12日(木)  No.3812

久々の植木屋
 今日は朝一番と夕方以外は時間があったので、久々に植木屋仕事。

 酔芙蓉を切り戻したり、木を植えたりしました。

 バックヤードには、いろいろな木の苗木などがまだいっぱいあります。買ったものや挿し芽で増やしたもの。今日は、椿、紅かなめ、紫陽花などを15本ほど定植しました。

 境内では、落ち葉掃除が本格化。職員さんたちが、落ち葉を集めては‘トン袋’に入れていく作業をしていました。これから1月初めまでは、この作業が続きます。

 紅葉を見に来る人が、まだチラホラおられます。少しは残っているので、面目は立ちそうです。

 やっと静かな境内が戻って来て、ホッとしています。

〜 集めても集めても… / 野良猫も安心して出没 〜
2013年12月11日(水)  No.3811

婦人会の反省会に出席
 午後から真如堂婦人会の「お十夜反省会」に出席しました。

 「最初挨拶して、ちょっと座ってもらって、ケーキをご一緒に」と言っていただいたので、30分程度のつもりで参加しましたが、結局1時間40分いました。

 お十夜の時、スタッフのお昼ご飯を作ってもらったり、本堂前のテントの中でのお粥などの接待は、すべてこの婦人会がご奉仕でやってくださっています。足を向けては寝られない方々です。

 18人の女性の中に男はボク一人。80才が‘定年’で、今日ももちろんボクが一番年下。小さくなっていました。

 お弁当のメニューから、お粥のラッピングの仕方、おでんを仕込む量などなど、現場からの様々な改善点を提案していただき、とても参考になりました。来年に生かさなきゃ!

 夕べは十夜鉦講の足洗に出席、今日は婦人会の反省会と、多くの人に支えられている実感がひしひしとする、有り難い日でした。

〜 落ち葉も次第にカサカサに 〜
2013年12月10日(火)  No.3810

ゆっくりした真如堂
 朝、車のフロントガラスがビッシリと結氷。この前よりも強固でした。

 少し前が見えるように引っ掻いて、日の当たるところに移動。日が当たると、あっという間に氷は溶けていきました。お日さまって、本当に有り難いですね。


 午後から、企業の3年目研修。今回は36人でした。

 境内の中でも一番寒い本堂の中でレクチャァー。みんな寒そう・・・。そんな中、あろうことか、Tシャツだけの男性がいました。「寒くないの?」と聞くと「ヘッチャラです!」。ウケ狙いでやっている感じだったので、放っておきました。

 今日は座禅の代わりに、落ち葉いっぱいの境内を散策するプログラムをしました。

 「たった一人になって、誰とも喋らず、五感を働かして、気の向くままに境内を歩いてみてください。今の自分を感じてみてください」とテーマを与えて、20分ほどだけでしたが、境内を歩いてもらいました。「心惹かれるものがあったら、自分への‘お土産’に持って帰ってみてください」とも言いましたが、みんな何か見つかったでしょうか?

 来週、もう1グループです。


 曼荼羅を降ろして空いたスペースに、布袋、大黒、福禄寿、寿老人などの掛け軸を4幅、弁天様の像を1体おまつりしました。お正月を控えての、七福神シリーズです。

 あまり見栄えはしませんが、探幽筆あり、布袋さんと大黒さんが相撲を取っていたり、よく見るとなかなか面白いです。

 人もすっかり減って、ゆっくりした真如堂に戻って来ました。

〜 ビッシリ結氷 〜
2013年12月9日(月)  No.3809

法事続き
 今日は法事集中。

 同じ土日なのに、法事が集中する時とそうでない時があるのは何故なのでしょう? 明らかな理由が見つからない時があります。

 今日のは皆、来年初頭に忌日を迎える霊位の法事を繰り上げて行ったものでした。先日も、「紅葉が綺麗な時に」と2ヶ月ほど繰り上げて行う人がありました。

 住職が厳密なことを言わないのと、ごく親しい親族だけで行う法事が大半になったため、小うるさいことを言う親戚の‘縛り’が解けたからかも知れません。

 来週から忘年会が頻発。年始準備が滞っているので、極力断るようにしているのですが、そうもいかない会もあります。

 夕方、本堂で特別公開していた「観経曼荼羅」を仕舞いました。本堂に設えも、‘通常バージョン’に戻りました。

〜 書院のもみじと菊 〜
2013年12月8日(日)  No.3808

‘普通’へ
 掃除をしても掃除をしても、また落ち葉だらけ。落胆したり、腹が立ったりなどしません。とても愉快な気分です!

 紅葉期にお願いしていた車の整理係の方々も、今日で終わり。紅葉の季節が終わる感が、こんなところからもしてきます。


 今日の「メダカの学校」は、「冬の鳥と樹木の楽しみ方」。時々読ませていただいているブログの主宰者に、まったくの‘飛び込み’で講師をお願いしました。

 そのブログは、木のことで調べていた時に、たまたまネット検索で行き当たったもの。「野鳥や樹木などの自然観察が好きな、宇治市在住のコピーライターです」ということ以外、年齢も性別もわからず、メールのアドレスさえも公開されていなかったのを、記事に対するコメントで連絡をとってお願いしました。

 事前に下見に来てくださったのが初見。60代の男性でした。

 日頃見慣れているものの名前を知らなかった鳥の名前がわかりましたし、樹皮の模様で樹木を分類してみたり、それぞれの木の用途などにも触れていただき、大変興味深いものでした。ただ、鳥の名前は講演の時はわかったようなつもりでいたのですが、実際に見た時にわかるかどうか・・・。

 メダカが終わって、速攻、明日の法事の後の浄斎用に部屋の模様替え。1ヶ月前にカフェに模様替えして以来の‘通常仕様’に戻りました。

 いろいろなことが、紅葉の特殊な設えから解放されていきます。今日は「大雪」。雪は降りませんが、世界が少し変わってきた実感がします。

〜 今日のメダカ 〜
2013年12月7日(土)  No.3807

人影、次第に疎らに
 境内の人の姿もますます疎らになってきました。普段の真如堂に戻りつつあります。

 丸一日、落ち葉掃除をしていたい気分ですが、来客予定などもあってそうもいかず、今日も作業着から僧衣、僧衣から作業服と、何度も着替えをしました。

 明日は「メダカの学校」。カフェで使っていた部屋をメダカ仕様に変更。メダカの翌日には檀家の方が法事の後の浄斎に使われるので、また仕様変更です。

 パソコンとプロジェクター、スクリーンも引っ張りだこ状態。明日はメダカで使用、月曜の朝は真如山荘で、午後は本堂で使用。その度にセッティングしなければなりません。
 あっという間に12月。年末らしい用事というより、普段の延長のような用事が立て込んでいて、なかなか年末年始の準備には取りかかれません。

 工事はすごい状態。2階の一室は、天井も床もなくなっていました。あちこちに電線はぶら下がっているわで、電気器具がなくなって、夜は真っ暗になってしまった部屋もあります。

 当分こんな状態が続きそうです。

〜 落ち葉もいいですねぇ 〜
2013年12月6日(金)  No.3806

いよいよ室内工事
 昨日の夕方、畳を運び出した後、床をめくり、天井を剥がして、リニュアル。階下のダイニングは、真上でドカドカ、ドンドンで、そりゃもう大変。

 電気配線も増強してもらうため、電気屋さんも天井裏に入ったり。挙げ句の果てに、ボクの部屋の天井に点検口を作りたいと。有無を言わさず、穴あけが始まりました。

 ボクは居る場所がなく、ウロウロ。しかも、蓋をせずに今日の作業を終えて帰ってしまったので、寒い! 仕方なく、応急に紙を貼りました。

 もう年末年始どころではなくなってきました。えらいこっちゃなぁ−。


 今日は木曜日。曜日を間違っていました。でも、写真などを撮っていたので、ついでに更新してしまいました。

 紅葉も終わり。赤というよりは煉瓦色になってきたり、カサカサに乾いていたり。それでも、往時を知らなければ綺麗かな?

 境内が静かになってきて、気分的にも落ち着いてきました。

〜 点検口に紙を貼りました 〜
2013年12月5日(木)  No.3805

万事休す?
 塔頭の前住職の3回忌法要の後、引き受けていた会社研修が控えていたので、浄斎を半ばで退席し、寺務所へ。

 ところが、お腹が痛くなってきてトイレに籠城。研修の人たちがお越しになったという電話をトイレの中で受けましたが、トイレから出られず。「先に貫主に法話をしてもらってください」と頼んで、しばらくしてやっと‘開城’。

 寺務所で「これを貼ってください!」と渡された小さめのカイロ2つをお腹に貼って、まだ不安が残るものの、いざ出陣! 何が悪かったのでしょう・・・。

 本堂で、パワーポイントを使って、いつもの説明をしましたが、パソコンも不調。クリックしても、かなり待たないと反応しません。お腹はチクチク。弱り目に祟り目です。不安を抱えながらもレクチャーを終え、書院で説明。墓所などを参拝してもらいました。

 この間、約2時間。「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう・・・」と、絶えず最短距離にあるトイレはどこか考えていましたが、無事に終了。体力、気力共に消耗しました。

 自坊に帰ると、大工さんが「畳を捨てるのに、外へ出しましょう」と言うので、手下の若い大工さんと一緒に、畳12枚を2階から降ろして、30メートルほど離れた所へ運びました。今の畳とは違って、芯から重たい畳でした。お腹に力が入らないのに・・・。

 古紙回収は、やっと来てくれました。かなりの古紙がありましたが、ポケットティッシュ5つだけ。まぁ、持って行ってもらえただけでもよかったぁ。

〜 人の少なくなった境内に戻ってきた猫たち 〜
2013年12月4日(水)  No.3804

古紙回収、お越しにならず
 当てにしていた古紙回収業者。昨日、「車が故障したので明日にして欲しい」と連絡があったので待っていたら、今日は「追突されて、いまから病院に行くので、明日の午後にして欲しい」とのこと。

 え〜! 紅葉見物の人通りの多い所へ古紙を山積みしてあるのに、1度ならずも2度までも! 故障!? 事故!? 「ほんまでっか!?」と言いたいところですが、仕方ありません。明日まで待つしかありませ。

 BSは今日も写らなくなりました。アンテナの方向・角度は結構微妙なので、少し動くと写らなくなります。でも、もう今日は面倒なので直すのは止めました。


 境内を訪れる人も急に減りました。少しずつ静かになっていきます。

 今まで人が多くて遠慮をしていた落ち葉掃除も、そろそろ本格化。しばらくは、取っても取っても元の木阿弥状態ですが、やがて少なくなっていきます。

 今日は、土塀の修理をするために邪魔になると大工さんに言われた庭木を剪定したり、落ち葉掃除をしたり。やっぱり、そんな作業のほうが性に合っています。

 そろそろ焼き芋をしようと思い、わざわざスーパーに行ってお芋を買ってきました。鳴門金時、高〜い!!

〜 自坊前の紅葉 〜
2013年12月3日(火)  No.3803

工事のまっただ中で生活
 今朝は朝イチから、昨日壊した洋服箪笥の残骸の搬出作業。昼前には、もう一棹壊しました。祖母が使っていたのやボクが学生の頃使っていたようなものが残っているので、この際、整理です。

 昨日まとめた古本や段ボールも、今日の午後に古紙回収業者が来てくれるというので外まで搬出。ところが、その業者から車が故障したので明日にして欲しいという連絡が入り、外に出した古紙の山はブルーシートを被った状態で一晩明かすことになってしまいました。紅葉の人出もあるのに、ちょっとブサイク。

 夕方、畳屋さんに来てもらって、畳の表替えの相談。「相当古いですねぇ」と言われましたが、確かにその通り。45年ほど、表替えもせずにそのまま。結局、床から替えてもらうことになりました。経費多端、工事は確実に年を越します。

 足場に仮付けしたBSアンテナは、工事の人が当たったりするので、毎日と言っていいほど方向がずれて写らなくなります。今夜もテレビを見ようと思ったら写りません。ハシゴに登って微調整しましたが、どうせまた明日も写らなくなるでしょう。

 トイレの屋根はめくった状態でシートが掛けられています。落ち着いて用を足せません。トホホ。

 毎日目まぐるしく変わる工事の状態を縫って生活しています。

〜 御難続きのBSアンテナ 〜
2013年12月2日(月)  No.3802

最後の日曜日
 紅葉シーズン最後の日曜日。さぞかし人も多いだろうと思っていましたが、それほどでもありませんでした。ツアー以外の個人客は、紅葉情報などを見て、出かけるのを取りやめたのかも知れません。

 今日は法事に勤しみました。といっても2座だけだったので、比較的ゆったり。2座とも大阪などから車でお越しでしたが、時間的なこともあって、それほど混んでいなかったようです。

 本堂での説明は4回ほど。相変わらずツアーは駆け足なので、説明をどう短くするか、そのツアーの面々を見て考えます。同じことを話していても、反応のよくない団体もあり、そんな時はなおさら手短に。説明も、もうあと数日です。

 夕方から、また自坊の整理。使えなくなった練炭火鉢をハンマーで割ったり、不要な家具を壊したり、明日来てくれるちり紙交換の準備をしたり。年始に墓参される方の経木塔婆も書き始めました。やることが多すぎます。

 さぁ、今日も終わり〜。やっと寝られます。

〜 夕方の自坊前。今年は色が冴えません。 〜
2013年12月1日(日)  No.3801

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