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2012年7月の日記

アンテナ補修
 テレビを見ることはあまりありませんが、最近はオリンピックばっかり。ぼーっと見ていたい時に、手に汗握るような競技の場面はふさわしくありません。

 そこで撮りためてある‘寅さん’を見ることが多くなりました。見るといっても、10〜30分ほど見ては止めて、続きはまた別の日にといった具合です。

 その楽しみにしている寅さんにブロックノイズが入っていてショック。「大雨の時に撮ったのかなぁ」と思っていましたが、快晴のいま放送中の番組にもノイズが入ります。

 調べてみると、アンテナの信号レベルがかなり低くなっていました。

 そこで、今朝は早くからアンテナ調整。朝早くじゃないと、熱い屋根の上には登れません。

 仰角や方位を変えてみても改善しません。アンテナの向こうにある松の木の枝が伸びているので、「ひょっとしたら」と思い、高枝切りで届く範囲の枝を切りましたが、改善せず。もし枝が邪魔をしているとしたら、仰角から考えて、もっと上のほうを切らなければなりませんが、届きません。

 「これはアンテナの位置を変えた方が早いなぁ」と、ケーブルがギリギリ届くところまでアンテナを動かして固定。角度を調整してみると、今までの倍まで信号レベルが改善しました。

 これで、次の寅さんがきれいに録画できます。大成功! 一件落着!


 お茶代わりの水分補給のために、‘経口補水液’を作ることにしました。

 昨日、お店で見たら、製薬会社の経口補水液が1本200円弱。どんどん飲むのに、それはちょっと高すぎます。

 調べてみたら、水に砂糖と塩、味付けに好みでレモン汁などを入れればいいだけのよう。昨夜作って、冷蔵庫で冷やしておきました。

 今朝飲んでみましたが、甘さを控えたポカリに塩味が付いているような感じ。ポカリよりも美味しいかも知れません。

 あっという間に、500mlを飲んでしまいました。

 よし、これで行こう!

  
〜 自坊門内の紅白の蓮花 〜
2012年7月31日(火)  No.3312

本職の剪定
 今日は36.8度。これで5日連続で36度以上です。

 今日は明治天皇の御命日で、東山の門跡寺で法要が行われました。今日は崩御されてちょうど100年目です。

 障子を開け放った寝殿は多少涼しげで、汗がダラダラ流れるというほどではありませんでした。

 戻ったのが1時半頃の暑い盛りだったので、外作業はやめて、事務所の不要品の整理をしました。壊れたストーブ、扇風機、事務椅子、ミシンなど、処分しなければならないものがいっぱい。境内に捨てられた自転車も処分しなければなりません。

 処分品はきっとまだいくつも出てくるので、業者に引き取りを依頼するのはちょっと先にしたほうが良さそうです。


 今日は朝から植木屋さんが入っていました。6〜7人? 7〜8人? タッカー車1台と2tトラック3台で来て、5時半頃までかかって、書院の庭などを剪定。

 庭は見た目にもサッパリ。夏の植木は‘散髪’するに越したことがありません。見た目も涼しげで、実に気持ちがいいです。

 ただ、この植木屋の番頭さん、忘れっぽくていけません。何度も念を押さないと、すっかり忘れていて来てくれません。

 今日も、「9月にはあの松と樫の剪定、桧の枝打ち・・・」と何度目かの依頼をしましたが、どうせ忘れてしまうので、またお盆が終わった頃に電話をしないといけません。まだ50にはなっていないのですが・・・メモぐらいしときゃいいのに!!


 汗疹で首筋が痛痒いです。ポンポンしようかなぁー 首筋の白いオッサンって、ちょっと気持ち悪い・・・。

  
〜 5人が作業中なのですが・・・植木屋を探せ! 〜
2012年7月30日(月)  No.3311

お盆シフト
 今日は36.6度。昨日よりはマシ。

 今日も駆け込みの法事など。お盆前の法事は、今日で終わりです。

 お盆の経木塔婆もすべて書けました! 5月末から始めて丸2ヶ月。やっと終わったという感じで、解放された気分です!

 草刈りや剪定も少ししました。外回りの作業はだいたい完了です。やり出すと切りがありませんが、これぐらいにして体力を温存しておかないといけません。

 何もかもすべてがお盆に向けて進んでいる感じです。

  
〜 今年初咲きの桧扇の花 〜
2012年7月29日(日)  No.3310

うなぎ登り
 今日は37.5度。どこまで上がるのでしょう・・・。

 棚経に出かける前の最後の土日とあって、先週の土日も今週も、法事などが多いです。

 お墓の暑いこと! 石も灼けていますし、照りつける日差しが痛いほど。とりわけスキンヘッドは‘直撃’されるので、見かねて日傘を差してくださることもしばしば。お年寄りや小さい子供がおられると、長い読経はしづらい雰囲気です。

 今日は外作業をする時間はナシ。こんな日は、そのほうがよかったかも知れません。

 雨が恋しくなってきました。

  
〜 こんなところで・・・ 〜
2012年7月28日(土)  No.3309

ひと区切り
 今日は今夏一番の暑さで、最高気温は37度。とにかく暑い日でした。

 昼前から昼食を挟んで2時半頃までは除草剤撒き。草刈り機では刈りにくい場所の草に除草剤を掛けました。

 昨日も同じ作業をしましたが、このカンカン照りで、除草剤はよく効きます。


 先日、中古の軽印刷機を買いましたが、今まで使っていた機械を今日リサイクル業者に引き取ってもらいました。

 メーカーに聞いてみると、馬鹿高い処理費を言われたのですが、リサイクル業者だとその3割程度。この際と、古い扇風機3、液晶ディスプレイ、プリンタ各1、天井灯3、座椅子2、スチール棚1を引き取ってもらっても、大して変わりませんでした。

 その代わり、リサイクル業者は1人で来るので、重量物のトラックへの積み込みを手伝わなければなりません。

 印刷機は90キロほどあるので、昨日から軽トラの荷台に載せて待機。今日はすんなり載せ替えることができました。

 聞けば、再利用できそうなものは、東南アジアに輸出するそうです。トラックの荷台にはすでに布団が満載されていましたが、それらも東南アジアに行くそうです。そうですよね、まだまだ使える物をただ捨てるのは勿体ないですもの。

 これで、溜まりに溜まったものがなくなりました。お盆までにスッキリさせることができてよかったです。


 防災工事がほとんど終わり、今日は現場事務所のプレハブ小屋が解体・撤去されました。

 半年余あったものがなくなり、何だかとてもさみしい気分です。ユンボやランマーの音も、今度聞けるのはいつになるやら。職人さん達とも会えなくなります。

 元の境内に戻るのですが・・・。ずっと工事をしていてもらうわけにもいきませんし・・・。


 何だかんだで、お盆が来るのを実感した日でした。

  
〜 昨日から荷台に載せられた印刷機や棚 〜
2012年7月27日(金)  No.3308

猛暑日の忘れ物
 今日も暑〜い日になりました。最高気温は36.1度。でも、もう36度も慣れっこ。
 さすがに炎天下での作業は厳しいので、紫陽花の剪定をしたり、除草剤を撒いたりしました。

 汗をかくのは気持ちがいいですが、すぐに喉の渇きを覚え、ことある度に水分補給。相当量の水分を摂っています。

 今日の境内には、タオルやタオル地の汗拭きの類が何枚も落ちていました。地面に落ちているのを誰かが拾って、何かの上に載せてあるものもありました。

 昨日の虫干しに来られた方が落としたり、忘れたりされたのでしょうか? 気が付いたら汗拭きがなく、ずいぶんお困りになったのではないかと思います。

 子供の頃は、ハンカチやちり紙などを持っているかを時々学校でチェックされた覚えがあります。

 そんな頃は、ハンカチなど面倒臭く、子供なりにキザっぽく思えて、持っていることなど稀でした。その代用品はランニングシャツや服。夏は袖がないので、お腹のあたりの生地で拭いていました。

 いま、作業をする時は頭にタオルを被ります。怪我防止、汗が流れるのを止めるのと汗拭きの兼用です。

 頭はずいぶん汗かきで、あっという間に濡れてしまいます。昼食をまたいで作業をする時は、午前・午後でタオルを2本使います。作業着も、もちろん1日着たら洗濯。夏は洗濯物だらけです。

 今日もいい汗をかきました。

  
〜 杭の上に忘れられたタオル。悔いが残った・・・。 〜
2012年7月26日(木)  No.3307

宝物虫払会
 今日は、「宝物虫払会」。曇りがちの天気で、畳や床を素足で歩く足裏から湿度の高さが伝わって来ます。

 7時前から一山の僧衆や手伝い方が集まって、準備開始。まずは、土蔵から長持ちに入れた掛け軸や巻物を搬出。それを順不同に本堂に吊していきました。

 一段落して、9時から一般公開。三々五々、拝観者の方が来られました。

 土用干ししてある‘宝物’は玉石混淆。‘見せる’ようには展示してないので、拝観された方は掛け軸の下に置いてある木箱などを見て、どんなものかを判断しなければなりません。

 回廊では、暑気払いのびわ湯の接待。注ぎ方が‘豪勢’だったので不足気味になり、結局ボクは1杯も飲めませんでした。

 去年から書院の庭園も公開するようにしたので、拝観者の方は本堂からいったん履き物を履いて書院大玄関へ。大きな法要などの時にだけ使う大玄関を一般の方が使用されるのはこの時だけ。

 庭はゆったりした雰囲気が流れ、皆さん座り込んで、扇子などを仰ぎながら、長い時間話などをされていました。

 3時、撤収開始。まだ拝観者の残る中を、掛け軸を外して巻き、箱に詰めていく作業。最後は「天」「地」「玄」「黄」「宇」「宙」「洪」(荒)と名付けられた長持ちに、「天の1、弥陀名号」「はい」と読み合わせをしながら入れて行きます。

 そして、土蔵への搬入。これは若い僧たちが頑張ります。

 3時過ぎに、一瞬だけ雨が降り、遠来の音は夕方までずっと聞こえていましたが、5時頃、ようやくすべてが終了。

 今年も無事に終わりました。

 はぁ、くたびれました。

  
〜 「曝涼」ともいう虫干/虫干のお昼は決まってこれ 〜
2012年7月25日(水)  No.3306

虫干し準備
 今日は、明日の「宝物虫払会」の準備。

 虫払会は、本堂に約200点の掛け軸や巻物などを吊すなどして、土用の風を通す行事です。

 準備は、テント張りや人の誘導のためのコーン設置、スタッフの食事場所のセッティング、授与物の準備、境内の清掃などさまざま。

 大方の準備を終えて、境内の清掃にかかっていたら、一天俄にかき曇り、それまでよりも強い風が吹いてきました。

 「あかんわ、来るわ」と話をしてしばらくしたら、大粒の雨。遠いながら、雷の音も聞こえて来ました。

 仕方がないので建物内の作業に切り替え、当日してもいいような準備までしました。

 明日も同じような天気になるとか。雨天中止ですが、天気が怪しくなるのは午後。途中で切り上げることになるかも知れません。判断が難しそうです。


 最近は、いじめとオスプレイに加え、オリンピックのニュースばかりなのには閉口していました。正直、オリンピックにはそれほど興味がありません。

 でも、今日の「イチロー、ヤンキース移籍」のニュースにはちょっとワクワク。野球にストイックなほどのイチローが好きです。

 スタンディングオベーションで迎えた観客に、ヘルメットを取って深々頭を下げた姿は格好よかったです。

 頑張れ! イチロー!

  
〜 2日目の蓮の花 〜
2012年7月24日(火)  No.3305

蓮、開花
 今日は時間が細切れだったので、溝掃除をしたくらい。

 でも、考えてみたら、メインは坊さんの‘仕事’。今日も月参りや法事、お寺関係の打ち合わせなどをしたので、「溝掃除だけ」というのは変かも知れません。


 蓮の花が咲き始めました!

 蓮の花は4日間かけて咲いて散っていきます。今日は1日目なので、わずかに開いて、お昼にはまた閉じてしまいました。

 今年は葉も小さく、花は期待していませんでしたが、ようやく咲いてくれてうれしい限りです。

 蓮鉢には、ボウフラ除けのためにメダカを飼っています。蓮に肥料を与えるとメダカが死んでしまうのではないかと思って、ここ数年、肥料を施していません。本末転倒みたいな・・・。

 花が終わって一段落したら、メダカを別の場所に移して、施肥をしようと思います。

 蓮の花、実にいいですね!

  
〜 1日目を終えた蓮の花 〜
2012年7月23日(月)  No.3304

ボクも途上
 今日は神戸で忌明けのお勤め。

 日曜日なのに、日曜日だから? 道は空いていてスイスイ。ゲリラ雨を心配していたのですが、きれいな夏空。

 6月は通夜・葬儀で、7月は忌明け、そして8月はお盆の棚経でお会いすることになります。

 ご遺族は「まだ亡くなった気がしない」とおっしゃっていましたが、ボクも故人が満面の笑みを浮かべて、「おしょうさん!!」と小走りに出てきて下さるような気がいまだにします。

 生まれた限りは、老いて、病を得て、いのちを終えていく。若い頃はそんな流れに気を留めることなどありませんでしたが、たくさんの人を送り、また自らもその途上であるという自覚のできた今は、それがはっきりと見えるようになりました。

 「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし」

 本当にその通りです。

 お勤めの後に浄斎をいただきましたが、ボクは食べると必ず眠たくなってきます。しかも、帰路も高速。

 「これは危ないなぁ・・・」と思い、先日買って「ドライブの時にかけよう」と思っていた70年代のロックのCDをガンガン鳴らしながら、スピードは控え目に帰りました。

 夜はお盆の案内状の発送作業。早くしないと!

  
〜 夏空に入道雲の高速 〜
2012年7月22日(日)  No.3303

早目のお盆
 今日も土砂降り〜ちょっぴり晴れの繰り返し。不安定なお天気が続きます。

 今年初めて、‘お盆の棚経’に行きました。

 お盆にはずいぶん早いのですが、京都を離れて住んでおられる方で、3日間だけ京都に戻って来られるということで、伏見までお参りに伺いました。

 その間に、自坊に墓参に来られた方があり、お盆の経木塔婆を書いて欲しいとおっしゃったそうです。既に書いてあったのでお渡ししたそうですが、車で10分ほどのところにお住まいの方なのに、どうしてこんなに早く?

 お盆が迫ってくるのを‘恐々’と感じているのに、早い棚経や墓参で、その感じがまたいっそうグッと迫って来ました。

 さぁ、早く準備をしてしまわないと!

 購入した中古印刷機は、やはり新しいだけあって、すごくきれいに印刷できます!

  
〜 どしゃ降りの川端三条 〜
2012年7月21日(土)  No.3302

土砂降りの中で
 今日は会社関係の御祈祷と参拝が重なりました。

 先ずは、9時半から会社の社運隆昌と社員の身体健全などを祈願する護摩供。終わって社員の慰霊塔などに参拝に行こうとしたらどしゃ降り。しばらく待って、急いで行きました。

 午後からは、某社の支店長会議の流れで参拝に来ていただいた方が14名。これまたどしゃ降りの中をお越しになり、本堂などを参拝していただいた頃には雨も小康状態。

 地響きを伴った凄まじい雷鳴が鳴り響き、セキュリティー機器が誤作動するなど、思わぬアクシデントがありましたが、無事に創業者の墓参や社員の慰霊塔にご参拝いただきました。


 どしゃ降りの合間、軽印刷機が届きました。20年近く使った印刷機がウンともスンとも言わなくなり、保守部品もないとのことで、後継機の中古を買いました。

 早速印刷してみましたが、動作に問題はありません。これで寺報を刷って、お盆の案内状発送にかかれます。


 雨に翻弄された1日でしたが、今日も無事に終わっていきました。無事であることの有り難さ・・・こんなことを書くほどに齢を重ねたのでしょうか。

  
〜 池のようになった本坊前広場 〜
2012年7月20日(金)  No.3301

エアコン掃除
 今日伺ったお家のお年を召した女性の方が、

 「朝、6時半からクーラーを入れてるのどすけど、ぜんぜん涼しくならへんのどすぇ」とおっしゃいました。昨日など、クーラーを付けていても36度あり、窓を開けて風を入れたほうが涼しかったと。

 「それはおかしいですねぇ。フィルターの掃除はされましたか?」と聞くと、買ってから5年間したことがないとのこと。「絶対フィルターだなぁ」と目星を付けながら読経。
 終わって雑談をした末、「熱中症にならはったらあきませんし、ちょっと見ましょうか? 足継ぎありますか?」と僧衣で足継ぎに上がり、エアコンの前カバーを開けてビックリ。空気が通らないほどビッシリと埃が付いていました。柔らかい埃ではありません。こびり付いています。

 「あー、これではあきませんわ。掃除機貸してください」と、先ずは落ちそうな埃を吸おうとしましたが、頑丈にこびり付いた埃はぜんぜん取れません。フィルターを外し、何度も何度も吸って、ようやく埃が取れました。

 「これ、洗っておくれやす」と洗ってもらう間、本体の埃を取ろうとしましたが、これまた取れません。

 フィルターを付けてスイッチを入れると、真っ先に氷の欠片が落ちてきました。熱交換器のところで結氷していたのが落ちてきたのです。

 「洗剤を付けた雑巾で拭かないと、本体の汚れは取れません。この格好ではできひんので、またやってみてください」とお願いしました。奥さんは、「そういえば、昔、フィルターの掃除というのをやったことありましたわ」と、メンテナンスフリーではないことを思い出されたようでした。

 おそらく、今頃はエアコンが効いているでしょう。目出度し目出度し。


 玄関の衝立の食害の容疑者の一つ、蟻さん。他にもトイレや座敷など、いろいろなところに大きな黒い蟻が侵入してくるので、退治する薬を買いました。

 その名も「アリメツ」。毒の入った甘い液を吸った蟻が巣に帰ると、その巣丸ごと退治できるという「アリの巣コロリ」と同じような薬。「アリの巣コロリ」に入れないような大きな蟻なので、「アリメツ」を選びました。

 小さなトレイに薬剤液を入れて置くと、すぐさま蟻がやって来て、その液を吸い始めました。他の蟻たちも次々とやって来て、これは効きそうです。

 玄関の衝立の回りは、ゴキブリホイホイやホウ酸団子、そしてアリメツのトレイなど、拝観コースとは思えない状態になってきました。

 何とか効いてくれるといいですが・・・。

  
〜 トイレに置いたアリメツのトレイ 〜
2012年7月19日(木)  No.3300

刈り込み三昧
 今日もほぼ1日植木屋。

 8時頃から総門前の垣根の刈り込みの続き。高さがあるので、軽トラックの荷台に脚立を載せて刈り込み。幅があって、片方からでは刈りきれないので、反対からも刈り込み。

 ちょっと大変でしたが、側面は先日刈り込んでいたので、2時間ほどで終わりました。
 次は本堂裏の生垣。こちらは背が低くて刈り込みやすいですが、総延長が200メートル?ほど。

 「刈り込みだけやって、片付けは明日の職員さんに任せよう」と思っていたら、明日は人手が手薄なことがわかり、急いで片付けましたが、時間切れ。明日、片付けなきゃ。


 書院の防災工事の電気結線が終わり、ポンプの起動と放水の試験をしました。無事に動作するのを確認し、後は細かい修正のみ。昨年から始まった工事も、今月中に終わります。何だかさみしくなりそうです。

 今日の最高気温は36.2度。炎天下で作業をしていたら倒れてしまいそうですが、本堂裏などは木陰なので、助かりました。

 こんな暑さのままで、お盆に突入して欲しくないなぁ・・・。

  
〜 わかりにくいですが、試験放水中 〜
2012年7月18日(水)  No.3299

梅雨明け
 今日は祇園祭の山鉾巡行。

 梅雨も明けて、最高気温は36.4度。この炎天下、巡行に関わっている人たちはどれほど大変でしょう。見ているだけでも辛いでしょう。

 境内は巡行などまったく関係なし。溜まっている湿気た空気を追い出すために窓などを開け放ったり、普段通り境内の清掃や手入れをしたり。

 いつもならニイニイ蝉が蝉の先駆けですが、今年はほとんど聞かれず、いきなりクマ蝉の鳴き声がうるさいほど聞こえて来ます。南方型の蝉、クマ蝉がこんなになくほど、京都の夏も暑くなっているのを実感します。

 お盆までに暑さのピークが過ぎてくれますように・・・。
2012年7月17日(火)  No.3298

ヘブン初咲き
 梅雨明けを思われるような夏色の空。今日も暑そ〜う。。。

 今日は11時に法事があるだけなので、その前後は思いっきり外の作業が出来ます。

 まずは、生い茂っている自坊の背戸の笹などを刈り取りました。量にして、軽トラックほぼ1杯分。目に見えてスッキリしました。


 まだ8時過ぎ。

 茶所前に行くと、ヘブンが2輪咲いていました! 1年ぶりの開花です!

 まだ蔓がさほど延びていません。例年だったら8月に入ってから咲くのに、今年はずいぶん早い開花です。

 これで、毎朝水やりをしてくださる方にも面目が立ちました。きっと喜んでくださっていることと思います。

 さぁ、これからどんどん花数を増やして、11月初めまで咲き続けてください。

 池を見に行くと、せっかく植えた水草などが、15日朝方の大雨の急な増水で流されたり抜けかけていました。

 長靴を履いても意味は無いだろうなぁと思いつつ履いて池に入ると、案の定、すぐに水が入ってきて足を動かすのも重たくなってしまいました。

 水草を植えた鉢の下のコンクリートブロックを1〜2枚上積みして、鉢が水面よりも出る程度に調整。流失していた苗を植え直しました。

 びしょ濡れになったズボンを履き替え、さらにもう一仕事。11時が近くなったので、自坊に戻って僧衣に着替えました。

 ずいぶん作業が出来ました!


 午後は駐車場の草刈りや生垣の刈り込みを職員さんと一緒にしました。

 真夏のような厳しい日差し。最高気温は35度を超えました。

 職員さんが暑さにマイッタというような顔になってきたので、「もうやめましょうか?」と呼びかけて作業を中断。明日の人に引き継ぐことにしました。

 事務所に戻って、窓の外に簾を吊して、もうすっかり夏気分!

 今日はいっぱい作業が出来て大満足です!

  
〜 今年初咲きのヘブン 〜
2012年7月16日(月)  No.3297

祇園祭
 朝方の大雨には何度も目を覚まされました。

 寝ている部屋の回りにはトタン屋根があるため、それを叩き付ける雨の音が尋常ではありません。雷鳴も雨音にかき消されています。

 「いったいどうなっているだろう・・・」と境内のことが心配でしたが、少し土砂が流れたり、本堂の回廊に雨が吹き込んでいたりした他は、特に変わった様子はありませんでした。

 午後、除草剤撒きや紫陽花の剪定をしました。

 最高気温は34.8度あったとか。日陰での作業だったので、それほど暑さは感じませんでした。


 夕刻より遠来の友人との会食に出かけました。

 四条烏丸界隈は祇園祭の宵々山で大混雑。四条通も烏丸通も歩行者天国になります。そんなところへ出かけて行ったら大変と、河原町〜木屋町辺りでウロウロ。

 河原町通でも浴衣の若い女性がいっぱい。みな楽しそうにしています。そんな姿を見ているだけでもいいですねぇ〜

 ボクたちは、「あっちが痛い、こっちが痛い」。立つ時には「よっこいしょ!」

 若いっていいなぁ〜

  
〜 紫陽花の茎のニイニイ蝉の抜け殻・・・ 〜
2012年7月15日(日)  No.3296

久々の園芸ショップ
 夕方、久しぶりに園芸店に行きました。

 「酔芙蓉を買ってきてあげます」と約束しつつ、問い合わせても未入荷だと言われたり、なかなか買いに行けなかったりで、ずいぶん日が経ってしまいました。

 行く前に電話をして在庫を確認。「やっと入手できる」と喜んでいったのですが、並んでいたのは何だか疲れたような小さな苗。今まで2年に渡って境内に植えた酔芙蓉はこの店で買った大きな苗だったのですが、今年の苗はしょぼい限り。これでは・・・。

 通販でももう時季外れなので、残念ながら今年は入手するのを諦めました。

 園芸ショップには、これといって欲しいものが何もありませんでした。自坊の玄関に彩りを添えるのに鉢植えが欲しかったのですが、似合いそうなものはありません。衝動買いしたくなるものも、ありませんでした。

 折角行ったのに残念。

 それにしても、連休だというのに園芸店はガラガラ。店自体が不人気なのか、ホームセンターに食われているのか、関係ないかも知れませんが、駐車場の一部はコインパーキングになっていました。


 うれしいこともあります。

 茶所前のヘブンリーブルーに蕾がついて、ここ数日で咲きそうなのです! 咲いたら一昨年以来となります。一昨年の初咲きは8月に入ってからでした。あまりに早く咲くのも、ちょっと心配ですが・・・。

  
〜 食指は動きません・・・ 〜
2012年7月14日(土)  No.3295

食害
 今日も降ったり止んだりのお天気。九州の豪雨のニュースには心が痛みます。

 朝から夕方まで僧衣でいました。当たり前のことのようですが、ボクの場合は作業着でいる時間の方が長いので、今日のようなことはちょっと稀。


 お盆がひしひしと近づいて来ます。

 今日、8月に入ったらすぐに棚経に伺う遠方の方々に、何日の何時頃に伺う予定かを書いた葉書を送りました。いつもなら寺報などと一緒に送るのですが、それを刷る印刷機が故障中のため、とりあえずスケジュールだけ先に送ったのです。

 見るからに過酷なスケジュール。骨折から復活後初めてのお盆なので、そういう不安もあります。とにかく、気力しかありませんから、コンセントレーションあるのみ。

 お盆までにしなければいけない境内の作業も山積みです。外作業に堪能な職員さんがしばらく病気のために欠勤することになったのは、かなりの痛手です。

 これもやるっきゃない!


 修理したばかりの大きな衝立に異変が!

 見てもらったら、何かの虫の食害でした。膠などを食べに、夜間などに来ているのでしょう。捕色したところなど、‘おいしそうな’ところが食われていました。

 普段は玄関の広間に置いてあるので、虫から防ぐ手立てがありません。とりあえず、防虫剤を衝立の下に置きましたが、効くかどうかわかりません。

 せっかく綺麗になって喜んでいたのに・・・困りました。

  
〜 虫食いの跡 〜
2012年7月13日(金)  No.3294

ブログの更新
 朝一番に強い雨が降りました。九州などは大変な様子。

 午後は坂本で会議。大津へ向かう峠道は、時々落石が転がっているので、要注意です。
 会議は、機関紙の内容、講演会の講師選定など、いろいろなことが議題に上がりました。

 ホームページのアクセス数がとても低く、その対策としてブログを作りましたが、それをいかに更新するかについても話し合いました。

 数名いる委員が、着ぐるみ「しょうぐうさん」のマスコット版をそれぞれ持って、全国各地からそれを写真の片隅に写しながら記事を書こうということにもなりました。

 やわらかい雰囲気の記事が頻繁に更新されたら楽しいでしょう。マスコット作成に時間がかかるので、実現は少し先になりそうです。

  
〜 今日の琵琶湖 〜
2012年7月12日(木)  No.3293

コンポを買いました
 注文していたコンポが届きました。

 今まで使っていたコンポのCDは、音飛びしたり、同じところを繰り返したりと、昔の傷の付いたレコードのような再生状態でした。

 「少しはいいものを」と思って選びましたが、大したことはありません。‘普段使いのちょっと小マシなもの’という程度でしょうか。

 最初に音を聞いた時には、「今までと違う」と、その差がはっきりわかったような気がしました。でも、聞いているうちに慣れてしまったのか、あまり違いを感じなくなりました。「音がいい」というよりも、ただ音色が違っただけも知れません。

 今まではCDチェンジャーが付いていましたが、今度のは付いていません。逆に、USB端子やLINE IN入力が付いていますが、使うことはないでしょう。

 CDトレイの動作の様子には少し重厚感がありますし、ボリュームのつまみの回る感触も悪くありません。ちょっとリッチな気分。

 結構、満足しています。

 自分のものを買ったのは、作業着を除いたら、ずいぶん久しぶりです。

 行く店の9割方はホームセンター。買うのは、修繕や植木作業などに必要なものばかり。ネット通販で買う物もしかり。服なんて、いつから買っていないでしょう・・・。あまり着る時がないから困ってはいませんが・・・。

 そういう意味でも、今度の自分のための買い物には大満足です。

  
〜 花粕を運ぶ蟻さん 〜
2012年7月11日(水)  No.3292

蜂の一刺し
 午後から生垣などの刈り込み。

 境内の生垣全部を自分でやるとかなり大変な作業になるので、今年は無理のない程度にしておいて、あとは植木屋さんに頼もうと思っています。

 まずは正面参道の生垣を刈り込み。数年前に背を低くしてから両側のもみじがよく見えるようになり、開放感も増しました。

 刈り込み忘れのツツジやサツキなども剪定し、塔の横の椿の背を低くしようと切り戻していたら、何やらが飛んで来て、眉間にチクッと痛みを感じました。

 「あっ、蜂だ!」とすぐにその場から逃げ、気配を伺いながら元の場所に戻って梢の中をよく見ると、小さな蜂の巣があって、10匹ほどの蜂がたむろしていました。

 「今年は蜂の巣が多い」と石屋さんから聞いていました。石屋さんも先日刺されたそうで、墓地管理人から注意した方がいいと言われていた矢先だったとのこと。

 気をつけるといっても、木を調べてから剪定をするわけではありません。最初から蜂が飛び回っているのならわかりますが、たいていは剪定にビックリした蜂に攻撃されて初めて気が付きます。2〜3年に1度程度はハチ刺されます。アナフラキーショックもちょっと気になりますが・・・。

 自坊に帰って、刺されたところを氷で冷やしながら、水分補給。気休めに‘ムヒ アルファ’を塗って、また現場に。巣のある枝はさっき取り除いておきましたが、興奮した蜂がまだ飛び回っているので、今日はこの場所はやめることにしました。

 小さな蜂だったせいか、幸いに刺されたところが大きく腫れたりすることはありませんでした。


 今日から祇園祭の鉾立が始まりました。神輿洗いも行われました。でも、ニュースで見ているだけで、まるで遠いところの出来事のよう。人混みは嫌なので、見に行くつもりはまるでありません。

  
〜 咲き始めた檜扇水仙 〜
2012年7月10日(火)  No.3291

大工さん、撤収
 今日はカラッとした快晴! 最高気温は33.2度まで上がりました。

 昨日の塗装剥がしで廊下の修繕工事が、1ヶ月余を経て、一応終了。今夕、大工さんが道具などを撤収されました。

 工事中は拝観ルートを変えたりショートカットしたりしていましたが、今日から通常ルートに戻します。庭を回ってもらうために急遽自前で作った仮設ルートを撤去したり、テントを片付けたりと、結構大変。

 雨の日には傘をさして移動してもらわなければならず、そのために常に傘を準備していましたが、これでもうその必要もなくなります。今日のカラッとした日差しの中、大玄関前では傘の花が咲きました。

 色とりどりの傘ならば綺麗だったのですが、ほとんどが黒いこうもり傘。ちょっと色気に欠けますが・・・。

 防災工事もあと一息。屋内消火栓の設置も始まりました。今までは機能するかどうかさえわからないような消火栓があっただけなので、見ているだけでとても安心感があります。

 さぁ、こっちもお盆までに仕上げてしまわないといけないことがたくさんあります。あまりピッチを上げて疲れてしまうと、去年の夏のように点滴に通わなければいけなくなるので、今年はセーブしながらやっていきましょう。

 明日も雨じゃないとうれしいなぁ〜

  
〜 大玄関前のコウモリの群れ 〜
2012年7月9日(月)  No.3290

塗装を剥がす
 今日は毎月定例の茶会。それが終わるのを待って、一昨日塗ったばかりの廊下の塗料を剥がす作業をしました。塗料が乾かず、ベタついて歩けないのです。

 今日の茶会には大勢の人がお越しになるので、昨日は大型のストーブを持ち込んで、扇風機を掛けて乾燥を試みましたがダメ。「こんなはずはない」と、塗料の缶に書いてある説明をよく見たら、小さな字で「室内外の床には使用できません」と書いてありました。

 「えっ? ええーーーー!!」

 理由はわかりませんが、ダメなものは仕方がありません。早速剥がしにかかりましたが、溶剤がありません。灯油を使って、通路となるギリギリの幅を擦り倒して、何とかベタベタを取り除いて歩けるようにしました。

 そして、今日。午前中に溶剤を買ってきて、茶会が終わってから、ひたすら塗料剥がし。扇風機を4台並べて換気し、24畳大の床をゴシゴシ。頭は溶剤でクラクラ・・・。せっかく職員さんが塗ったのに・・・。

 それにしても、木部用の着色ニスで、どうして床が塗れないの!

 今回の塗装にあたっては、先ず、毎日の雑巾掛けに耐えられること、木目を見せられる塗料であること、自然原料の塗料であることなどを大前提に塗料を選びました・・・選んだはずでした。

 最初は、ドイツ製の、子供のオモチャにも使える塗料を検討。あまりに高価なので、同じような性質の外国製の塗料、日本でライセンス生産しているドイツ製塗料など4種類ほどを比較。色見本なども取り寄せました。

 大工さんの、「日本製の安いのを使って、時々、塗り直したら」という助言もあって、国産の自然素材塗料を探したところ、準大手メーカーの製品が合致した?ので、それを求めて塗ったのでした。ところが・・・あかんか・・・。

 塗った職員さんも、大手の塗料メーカーに勤めていた技術屋。2人とも‘自然素材塗料’に重点を置きすぎていて、確認不足でした。

 まぁ、剥がせてよかったですが・・・元の木阿弥。

  
〜 作業現場 〜
2012年7月8日(日)  No.3289

雷鳴
 夜中、地の底から聞こえてくるような音と地響きで目が覚めました。雷だったのでしょうが、建物が壊れるのではないかと思うほど揺れました。それが続けて2回。

 しばらくうつらうつらしていたら、今度は電話。雨はザァーザァー降り、稲光もしています。「ひょっとして・・・」と頭をかすめた嫌な予感が的中しました。セキュリティーの警報でした。時計を見たら2時でした。

 パジャマの上に合羽を着て、懐中電灯を持って寺務所へ。三重塔がセンサーが発報しているので見に行きましたが、異常はありませんでした。

 雨は少し小降りになりましたが、時おり稲光がしています。その都度、真っ暗な境内が一瞬明るくなるのです。落雷に怯えながら自坊に戻り布団に入りましたが、稲光が眩しくて、布団を被ってようやく寝付きました。

 雨は朝には上がり、青空が見えるようになりましたが、「騙されないぞ!」と、いつもはバイクで行く月参りを車で行きました。今日の青空に偽りはありませんでした。

 明日からしばらくは梅雨の中休みとか。作業が捗るといいなぁ〜

  
〜 石畳に降ったモクゲンジの花粕 〜
2012年7月7日(土)  No.3288

それぞれの頑張り
 今朝は団体参拝があったので、そのための職員体勢を組んでいましたが、約1時間で終わった後は、本堂や書院の担当を除いたそれぞれが自分の思う作業に取りかかりました。


 まず1人は塗装作業。1ヶ月前からかかっていた書院の大廊下の修繕が終わったので、白木の廊下を少し着色する作業。

 少し前から塗料選びや道具の準備などをしていたので、今日はすぐに塗る作業にかかれました。

 24畳ある板の間をローラーなどを使って一気に塗装。作業をしているのは75才の職員さん独り。息を止めて、一気に塗っていきました。その気迫に、他の者が手伝うことも躊躇われました。


 もう1人は、時おり雨の強く降る中を彼岸花の球根を植える作業。これも根気のいる作業です。

 泥だらけと雨で濡れながらも、かなりの範囲を植え進んでくれました。


 別の職員さんは剥がれ落ちた土壁の補修作業。本格的に直すわけにはいかない事情があるので、自前で修繕。

 壁塗りにかかりっきりになれば早く出来上がるのですが、そうもいかず、他のタイムリミットがあるので、「早く!」と発破を掛けて急いでもらっています。


 ボクは、参道の水溜まりの様子を見ながら、砂利を撒く作業。紫陽花の剪定作業もしました。


 雨ながら、みんなが頑張って、いろいろ進んだ1日でした。

  
〜 廊下を塗装する職員さん 〜
2012年7月6日(金)  No.3287

砂利撒き
 雨が降ったときに砂利道に水溜まりが出来て歩くことが困難なほどにもなるので、その改善のために注文した細かい砂利2立米。

 昨日の夕方、トラックから約1立米ずつの山が2つに分けて降ろしてもらいましたが、1つは道の真ん中にドカッとあるので通行に支障を来しています。早く処理をしないといけません。

 砂利1立米は1.5トンぐらいでしょうか。それをスコップで手押し車に入れて、凹みに持って行って降ろし、平らにならす作業。今日は職員さんが手薄なので、小雨の中、一人で黙々と作業しました。

 合羽は暑いので着ずにいましたが、時おり雨も強まり、全身濡れ鼠状態。でも、砂利をスコップで掬うのは気持ちがよく、また撒いてならす作業も楽しいものです。何よりも、砂利の山が段々小さくなっていくのは、成果が見えて達成感もあります。

 ひと山はあっという間になくなりました。

 もうひと山の砂利は、道の補修をしながらなので手間取り、半分ほど撒いた段階で今日は終わりにしました。今度、強い雨が降った時に水溜まりを確認しながら仕上げに撒くことにします。

 砂利を撒いた道は清々しくて気持ちがいいです。濡れた砂利もいいですねぇ。

  
〜 雨に濡れる紫陽花 〜
2012年7月5日(木)  No.3286

‘男のお遊び’
 今日うかがった檀家のおばあさん、曰く、「照明器具をLEDに替えたら、お風呂から出た時に勝手に電気がついているのです。薄いカーテン一枚だったりすると、恥ずかしくて・・・。壊れているのかと思って、一度見てもらおうと思っているのです」と。

 原因は想像できたので、「へぇー、リモコンがあるのなら見せてください」と見せてもらったら、照明の色を変えるスイッチとか、「こんなものは要らないだろう!」と突っ込みたくなるようなボタンだらけ。

 おばあさんは、「大きい店で頼んだら安いのはわかっているのですが、いざという時に来てもらえないと困りますから」と町の電気屋さんで器具を買って取り付けてもらったそうです。明らかに不要な機能ばかり付いた高価な器具を売りつけるなんて、あまり性根のいい業者とは思えません。

 原因は、「お留守番」という、いわゆるタイマーのスイッチが入っていたからでした。説明をしてあげたら、おばあさんも合点がいったようでした。

 月参りの時は、もちろん読経はしますが、植木の世話の仕方やパソコンの操作の相談まで受け付けています。


 今日も池の浄化大作戦。防災工事の方が、「使わなくなったから」とエアーポンプを下さいました。

 工事がそろそろ終わりかけて来たという安堵感もあって、工程の打ち合わせもそこそこに、「やってみよう」ということになり、皆でワイワイ言いながら、早速パイプなどを繋いで池の中にエアーを送ってみました。

 実験はそこそこ成功。より細かい泡が効率的に出るように、曝気用の「散気管」も注文しました。

 周囲の盛り上がりほど、池はきれいになっていませんが、楽しく愉快な‘男のお遊び’です。

  
〜 池を覗き込んでワイワイ 〜
2012年7月4日(水)  No.3285

土砂降り
 朝から土砂降り。お陰で池の水位はかなり上がり、濃い緑色だった水の色も少し薄くなってきました。

 午後からは少し小降りになったので、排水の詰まりを点検して回ったり、紫陽花の挿し穂を集めたりしました。

 紫陽花の挿し芽はもうすぐ完了です。軽く200本は挿し芽したでしょう。発根したら育苗ポットにあげて、地に降ろす作業が待っています。

 花後の剪定作業もしなければなりません。9月に花芽ができるので、それまでに枝を伸ばして充実させておかなければならないのです。

 植えれば植えるほどメンテナンスも増えるのですが、ボクが何らかの事情で世話が出来なくなった時にはどうなるだろうと思います。植木屋さんに頼んでも、そう頻繁に手入れをしてはくれません。「やがて雑草に覆われてしまうのかなぁ・・・」などと、つい悪い想像もしますが、考えても仕方ありません。今できることをやるしかないのですから。

 さぁ、明日は晴れるようです。また頑張ろう!

  
〜 夕方には青空も出ました 〜
2012年7月3日(火)  No.3284

お陰さま
 天気予報では、今日は雨の合間の貴重な晴れの日。運良く、予定が詰まっていないので、たっぷり外作業が出来ます。

 次から次へと紫陽花の挿し芽をしているので、発根して植え替えた時、置き場所に困るのは必至。そこで、去年挿し芽をしたものを地に降ろすことにしました。

 植える場所は、本堂裏の防災工事で出た土を盛ったところ。先日、土がドロドロで重たくて、作業を断念したところです。今日も見るからに重たそうですが・・・。

 軽トラックに腐葉土と苗を積んでその場所に行き、ドロドロ、ベタベタの土に腐葉土を混ぜて苗を植えていきました。スコップには土がいっぱいくっついて重たいのなんの。

 腐葉土がなくなったのでもう一度取りに行こうと軽トラをバックさせたら、泥にタイヤを取られてどうにも動きません。アクセルをふかすと横滑りして氷の上のよう。剪定をした枝などを下に敷いて再チャレンジ。ちょっとは動きましたが、脱出できません。そんなことを15分以上繰り返し、ようやく脱出。タイヤは泥だらけで、砂利の上を走ると、砂利がいっぱいタイヤに付いては外れ、大きな音を立てていました。

 そんなことを繰り返しながら、何とか30本ほどの苗を定植しました。ひどい土なので、今後も土壌改良を繰り返さなければいけません。


 池の浄化大作戦は、防災工事の設計をしてくださっている方が配管のプランを立て、それに基づいて監督さんや現場の人たちが配管をして、今日一気に完成! 今までの‘小川’に加えて、バブルの装置が付きました。

 ただ、当初予定の‘マイクロバブル’とはいかず、普通の泡。それでも結構たくさんの泡が出ているので、効果はあるでしょう。

 炭もホームセンターで買ってきて追加しました。これも少しは効果があるでしょう。


 紫陽花も池の浄化も、防災工事がなければ実現していなかったでしょう。いろいろな人やものがタイミングよく集まってできました。感謝、感謝です。

  
〜 泡発生装置が付いた元禄時代の井筒 〜
2012年7月2日(月)  No.3283

雨、悲喜こもごも
 夕方までは断続的に強い雨が降りました。

 法事の後に墓前回向に行こうと玄関を出た時は小降りだったのですが、墓前で読経を始めると雨脚は強くなり、参列者は傘を差していても肩や背中がびしょ濡れ。

 故人の奥さんも「こんなに降るなんて・・・」とガッカリ。「皆さんがお参りしてくれて喜んでおられるのですよ」と申し上げましたが・・・。


 雨が降ると境内のあちこちをチェック。溝の詰まりを直したり、樋や水溜まりがないか点検したり。晴れたら改善しないといけません。

 檀家さんが紫陽花の鉢植えを自転車に‘山積み’して持ってきてくださったので、早速地植えしました。でも、土はベタベタ、ドロドロ。ちょっと難儀しました。

 久しぶりの本降りで、草木たちは喜んでいます。人間は自分の都合で喜怒哀楽です。

  
〜 水溜まり発見 〜
2012年7月1日(日)  No.3282

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