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2012年4月の日記

草刈り三昧
 いつ雨が降り出してもおかしくないような空模様でした。

 連休はいつもの土日よりもかえって暇で、今日も檀家宅へのお参り1軒のみ。

 10時頃には帰って来て、それからはずっと草刈り&草引き。これで境内一円の草刈りは、手作業でしか出来ないところを残してほぼ終了です。

 3時頃からは、挿し芽作業に掛かりました。

 藤袴、野路菊、山吹の挿し芽。それにそろそろヘブンリーブルーの種蒔きもしなければなりません。そう考えただけでも気が急きます。

 去年は藤袴の調子がよくありませんでした。ヘブンは絶不調。蒔いても植えてもすべて枯れ、結局、一輪も咲きませんでした。原因はいまだにわかりません。今年は何とかうまく育って欲しいものです。

 そんな願いを込めて、今日はまず藤袴を50、山吹を25、挿し芽しました。しばらくはそんな作業が続きそうです。

 
〜 枯れないものの、日当たりが悪くて一向に増えない芝桜 〜
2012年4月30日(月)  No.3219

段取り
 午後から除草剤撒き。刈り払い機が不得意な砂利だらけのところ、苔の部分などは除草剤です。

 今日は昨日よりも少し最高気温が低く、29.3度。でも、湿度がどんどん上がって来ました。天気予報を見ると、予報内容が以前と少し変わり、明日は雨が降るかも知れないとか。

 5月の行われる法要に備えて、晴れたらどの職員さんに何をしてもらうという段取りを立てたり、ボク自身も晴れたら○○、雨なら◇▽などと予定を立てているので、天気が変わると予定が狂います。

 でも、ちょっとオシメリも欲しいところです。

 さて、明日は晴れたら草刈りか除草剤撒き、雨ならば藤袴や野路菊の挿し芽をしようかな。

 
〜 熟したバナナの香り、唐種招魂の花 〜
2012年4月29日(日)  No.3218

蓮華作戦
 今日も快晴!

 でも、こう急に暑くなっては堪りません。お墓で拝んでいても、夏のような日差し。草刈りは日陰が多いので楽でしたが、風の澱んでいるところでは、草いきれで少しムッとする感じでした。

 3回ほど立ちくらみしました。「ひょっとしたら、どこか悪いのかなぁ」と思いましたが、急な暑さのせいでしょう。

 今日の最高気温は30.5度。いきなり真夏日です。


 自坊の前に、今年突如として出現した蓮華畑。去年の秋に種を蒔いたものが、ようやく花を咲かせています。

 通りがかっていた人が突然足を止めて釘付けになっていたり、「懐かしいわぁ・・・最近、こんな景色を見たことがない」「子供の頃は・・・」などと話していたりする光景をよく見ます。

 ‘蓮華作戦’、大成功です!

 
〜 蓮華の間を抜けていく風は、キラキラと光っていました 〜
2012年4月28日(土)  No.3217

素晴らしき新緑!
 今日は朝から最高の快晴! 昨日までの不安定な曇り空や黄砂の懸念もなく、空は素晴らしく晴れ渡っていました。

 日を透かして見るもみじの若葉は、青い空をバックにますます美しく、境内のどこにいても新緑に包まれている感じでした。

 こんな日は年に何度もありません。

 チャンスを逃さないようにと、草刈りをする時もカメラを持って出動。近くの切り株の上などにカメラを置いて、「あっ!」と思うような瞬間があったらいつでも撮れるように備えました。

 今日はまとまった時間がなく、「これをやった」というような充実感には欠ける日でしたが、新緑を楽しめただけでも‘良し’としましょう。

 
〜 若葉の間を抜けてきた木漏れ日の中を進む 〜
2012年4月27日(金)  No.3216

桜蘂降る
 天気予報では午後から雨。

 境内の防災工事は雨を嫌って、今日は中止。週初めから入っていた植木屋さんも、仕事そこそこに帰ってしまいました。

 雨はほんのパラッと降っただけ。何だか肩すかしのようなお天気でした。


 ボクは9時半から坂本で会議。その前に、先日から修復をしているインド僧のパソコンを受け取って、会議が始まる前に少し作業。お昼に帰ってからも作業。

 古いパソコンのデーターを新しいパソコンに移すに当たって、まずはデーターのバックアップ。それからデーターを転送。転送には結構な時間が掛かりますし、テンしてからの修復などにも手間取り、終わったのは結局6時過ぎ。

 それからパソコンを取りに来てもらって、ようやく作業終了。仕事が詰まっていない時でよかったです。

 うちには古いパソコンが2台残っていますが、リカバリ領域も削除されているし、ユーザー登録もされていないので、ディスクも入手不可。さぁ、これからどうしましょうか・・・。


 境内は桜の蘂ともみじの花粕だらけ。ボクの車は、もみじの蜜でベタベタしている上にそれらが降り注ぎ、おまけに黄砂も加わって、もうどうしようもない状態。それも毎年の光景です。


     人 去 り て   さ く ら 蘂 ふ る   石 の 上       大平帆志


 
〜 本堂前の白砂も桜の蘂で色が変わっています 〜
2012年4月26日(木)  No.3215

初夏のような日
 11時前、待ちに待った電話の機器が届きました。

 何度も設定したことのある機械だったので、マニュアルもほとんど見ずに取り付けたら、エラーのランプが点いて通信できません。

 「おかしいなぁ〜 そんなに難しい機械じゃないのになぁ〜」と思ってマニュアルを見て、スイッチ一つ切り替えたら、開通! 回線の極性が反転していたのでした。

 今日も何度も縁の下を出入りしたので、何だか服が湿気臭くなってしまいました。


 それ以外は草刈りをしたり剪定をしたりと、ずっと外の作業。最高気温は一気に27.3度まで上がりましたが、午後からは曇りがちだったので、数字ほど暑くは感じませんでした。

 夕方にはホームセンターにも行けましたし、まずまずの佳き日でした。

 
〜 いっせいに咲いた白山吹 〜
2012年4月25日(水)  No.3214

つちふる日
 檀家宅へのお参りや文化財修復の補助金申請のために役所を回って帰ると、今日も電話の不調とか。今日は受信は出来るけど発信が出来ないとのこと。

 また縁の下に潜って機械の調整をしたところ、電話は普通に使えるようになりましたが、番号の振り分け機能が使えません。仕方がないのでFAXは休止。

 肝心の交換用の機械がまだ来ません。明日まで尾を引きそうです。


 午後は植木屋。

 花の終わった椿を地に降ろしたり、除草剤を撒いたりしているうちに、寺務所を閉める時間。自坊に帰ってからも、シャガの植え替えなどをして、いい汗をかきました。

 今日は黄砂がひどいようなことをいっていましたが、多少遠くが霞んだ程度で、それほどでもありませんでした。

 「霾(つちふる)」 これも有り難くはない季節の風物詩ですね。

 
〜 咲き始めたヒメシャガ 〜
2012年4月24日(火)  No.3213

治療終了!
 怪我をしてから6ヶ月には数日早いですが、今日は整形外科の検診です。

 いつもはCTとレントゲンですが、今日はCTだけ。検査をしてしばらくすると、診察室に呼ばれました。

 いつもの強面のドクターは、CTの画像を見ながら、「骨が出来ています。くっついています。これで終わりにしておきましょう。何かあったらまた来てください」と治療の終わりを告げました。

 ボクが、「あぐらをかいたりができないのですが、これは自分で動かしていけばいいですか?」と聞くと、「ボキッといくといけませんから注意してください」と回答。「えっ! また外れるのですか?」「いえ、堅くなっていますから、徐々にやってください」とのこと。

 まだ痛みはありますし、足の動きは元通りではありませんが、一応、これで治療終了です!


 今日は朝から携帯が鳴りっぱなし。寺務所の電話が故障してかからないため、ボクの携帯に転送されてきているのです。

 ボクの留守中、寺務員さんがNTTとやりとりをして、修復を試みたようですが、快復せず。病院から帰ってすぐに作業着に着替えて寺務所へ行き、NTTに電話をしてみましたが、何の役にも立ちませんでした。

 電話の機械は寺務所の縁の下にあるので、それからは何度も縁の下を出たり入ったり。機械を取り替えたりしながら、ようやく3回線中の2回線を復旧させました。とりあえずこれで電話とFAXが使えます。

 交換した機械も壊れているので、新しいものをネットで取り寄せる手配をして、あとはそれが来てからです。


 せっかく天気が回復したのに、何だか時間が中途半端になってしまい、まとまった作業が出来ません。しかたがないので、苔の間に芽吹いてきたもみじを摘み取る作業をしました。

 いま、境内では何十万、何百万というもみじの新芽が芽吹いていますが、育つものはほとんどありません。放っておけばいいようなものですが、庭の苔の間に生えてくると目立ってしまうので、摘まなければなりません。

 天気のいい中、鴬の声を聞きながら、もみじのかわいい新芽を摘んでいきます。想像すると、せっかく出てきた芽を摘んでしまうわけですから、かわいそうに思えますが、そんな感傷に耽ることはなく、淡々と、黙々と作業。

 素晴らしい癒やしの時間です。かつてボクは「草引き療法」というのを‘提唱’したことがありますが、こんなに素晴らしい時間は滅多にありません。いやぁー、いい時間でした。


 さて、これからは少しずつリハビリをすることにしましょう。ここまでに半年かかりました。

 
〜 たくさん芽吹いたもみじの芽 〜
2012年4月23日(月)  No.3212

プチ嵐
 昨夜から風が強く、プチ嵐状態。

 11時からは納骨でしたが、ちょうど墓地に行った時に雨が強まり、参列者もボクもかなり濡れてしまいました。ご家族の方には忘れられない納骨になったでしょう。

 墓地から帰ってきたら、電話がかかって来ていました。ご自宅に伺って法事をする予定の方からで、「12時に来て下さる約束のはずですが・・・」とのこと。

 それはあり得ない! そのお宅は宇治。1時間はかかるので、1時半に約束をしたはず・・・12時はあり得ない・・・。とにかく向かうしかありません!

 車を運転しながら考えました。

 どんな約束をしたかもう覚えていませんが、「『お寺で法事されるのなら12時、お宅へ伺うのなら1時半になります』と申し上げたのが、『12時』になってしまったのだろうなぁ」と。

 天気が悪くて出かける人が少ないのか、道が空いていて、1時10分頃には着きました。皆さん、お腹も空いておられるでしょう・・・。料理屋さんに予約されていたのではなかったでしょうか?

 ボクもお昼も食べずにすっ飛んで切ったりして、今日は何だか疲れましたぁ〜

 
〜 山芍薬の花も閉じちゃった 〜
2012年4月22日(日)  No.3211

パソコン難題?
 午後からは持ち込まれたパソコンの修復。

 パソコンを3台並べて、データーのやりとりをしたり、セットアップをしたり、修復を試みたり。

 持ち主は、比叡山で修行をされたインドの僧侶の方。日本で育たれたので、パソコンの言語は日本語。だからボクにもわかるのですが・・・。

 4時過ぎまで一緒にいろいろやって、1台はお持ち帰り。あとの2台はデーターの救済と修復のためにしばらく預かりますが、夜までずっとやっても一向に直す道筋が見えません。こんなことは初めてです。

 インドで故障をして、知り合いの人に再セットアップしてもらったそうなのですが、その時に製造メーカーのリカバリを使わなかったのではないかと思います。PCメーカーが供給したソフトはまったく入っていない反面、フリーソフトがいろいろ入っています。

 彼がインドに戻るまで2週間しかありません。困りました。でも、パズルを解いていくようなこのプロセスが楽しくもあります。

 さて、どこまで出来るでしょうか・・・。

 
〜 自坊の庭のミツバツツジと河桁御河辺神社石灯籠写しの灯ろう 〜
2012年4月21日(土)  No.3210

最後の一株
 ほぼ1ヶ月降りに、NTTが残っていた工事をしに来てくれました。2回督促をして、やっとです。

 最初に見た時は2台しかなかった作業車が、しばらくして見ると6台に! バイクも5〜6台。寺務所の前はNTTの下請けの車だらけ。

 電話線は工事済み。光ケーブルも配線は終わっていて、電柱側と建物側の2ヶ所を繋ぐだけ。そんなに作業が残っているはずはないのですが・・・。この会社の工事には、何か納得いかないものを必ず感じてしまいます。

 でも、これでやれやれ。後は、残っている引き込み線の支柱を出入りの電気屋さんに撤去してもらえばすべて終わりです。


 この工事を待ちかねていたのは、景観的に早くスッキリさせたかっただけではありません。

 酔芙蓉の最後の一株を植える予定地に電線と光ケーブルが埋まっていて、それらがはっきりと‘用無し’となるまで、切除できなかったのです。

 ようやく今日、完全‘用無し’となったので、被覆管を切って、中の電線なども引っ張りだし、最後の一株を植えることが出来ました。怪我をした時の梯子にも半年ぶりに登りましたが、ちょっと恐かったです。

 酔芙蓉はすでに新芽を出し始めていたので、いいタイミングでした。さぁ、グングン大きくなって、たくさん花を咲かせておくれよ!

 
〜 最後に植えた酔芙蓉 〜
2012年4月20日(金)  No.3209

スマホのアプリ
 午後は大津・坂本で会議。

 行く道の「山中越え」はまだ山桜が見頃。窓を開けて走っていると鴬の声も聞こえ、快適なドライブ。

 坂本も桜の見頃。やはり山桜が多いのか、散り始める前の満開状態で、ちょうど見頃でした。束の間でしたが、お花見を楽しむことが出来ました。

 会議は、スマホのアプリについて。比叡山の中をアプリを使って巡拝するツールとして試験的に導入することについての検討をしました。

 比叡山もハイカーが多く、マナーも悪くて、ずいぶん困っておられる様子。アプリを導入するとその懸念が増すのではないかという意見もありました。

 ‘一定の’ルールを知らないハイカーやウォーキングをする人が多すぎます。しかも、‘いい歳’をした人ばかりで、注意をしても逆ギレされることも少なくありません。本当に困ったものです。

 途中で退席したので、どんな結果になったかわかりませんが、ボクはスマホを使ったことがありませんし、使う気もないので、イマイチよくわかりません。アプリを作ってもらうのには相当な費用がかかりそうです。

 急いで帰って、法要の打ち合わせ。夜はホームページの更新と人から依頼されて買ったパソコンのセットアップ作業。なかなか作業が終わらないので、付けたまま寝てしまいました。

 
〜 咲き始めたシャガ 〜
2012年4月19日(木)  No.3208

作務体験
 墓参に来られていた檀家の方から、「今日は何があるのですか!?」と驚いた顔で尋ねられました。

 何十人もの若い男女が境内を掃除しているのですから、驚かれるのも無理がありません。今日も新入社員研修で、掃除もその一環です。

 今日は、東京から日帰りで170余名の商社マン&レディーが来られました。この会社が真如堂で研修をされるのは初めて。

 法話・座禅・レクチャー・作務(掃除)・墓参と多様なスケジュールを4班に分けて行いましたが、スケジュール表を見ないと、次にどこで何をすればいいかわからないほど複雑。でも、案じたよりも順調に研修を終えることが出来ました。

 修学旅行生などではありましたが、企業の新入社員研修で作務を取り入れるのは、今回が初めてでした。

 ほうきで掃く、草引き、ゴミ拾いなど何をしてもいいけれど、たった1人で誰とも話をしない、これが条件でした。「動く座禅」のようなつもりでしていただきたかったのです。1人で作業をする中で、いろいろな気付きや感動があればと。

 スマホで写真を撮ったり、ペットボトルを持ってただブラブラしてしているだけの人もいまし、 通りがかった知り合いの人の「ほうきで地面を撫でていただけみたい」という評もありましたが、思っていた以上に皆さん‘条件’を守って、それぞれのスタイルで掃除をしてくれました。

 こういう時に性格が出ますね。大きい男子が小まめに草を引いていたり、他の人とうんと離れてほうきで掃いている女性、何とかサボろうとしている気配の人など、作務する姿を見ているだけで、一定の‘適正判断’ができそうでした。

 東京からの日帰りで、時間とお金をかけて来てくださった研修。参加した新入社員がどんな感想を持ってくれたか、とても気になるところです。

 仕事に疲れた時など、また思い出してきてくれればうれしいです。

 
〜 作務体験中 〜
2012年4月18日(水)  No.3207

必須アイテムが壊れた・・・。
 ずっと使い続けていたひげ剃りのホルダーが壊れてしまいました。

 「ひげ剃りなんて、いくらでも代わりがあるじゃないの」と思われるかも知れませんが、頭を剃るのに使えるのはごく限られています。

 シックインジェクターの一枚刃、これに限ります。二枚刃では剃った髪が詰まります。髪を剃るのならこれです。

 調べてみると、ボクの使っていたのは‘昭和バージョン’。その後継モデルとして似たようなものが平成になって発売されましたが、1997年頃に発売終了。その後継モデルも2001年9月販売完了。オークションでは数千円で取り引きされることもあるとか・・・。

 「切れてない!」というようなシェイバーでは頭は剃れません。切れてもいいから、剃れるものが欲しい・・・。

 替え刃はたくさん買ってあるのですが、ホルダーがないのでは、使いようがありませんん。

 プラスチックの部分が劣化して取れただけで、金属部分は大丈夫。木で柄を作って使おうかなぁ。

 必須アイテムが入手できないのは痛手です。中古でもいいです。お持ちの方、ご一報を!!

 
〜 こういうのを探しています。 〜
2012年4月17日(火)  No.3206

春爛漫
 明後日の新入社員研修の準備を大慌てでして、空いている時間は境内の整備をしました。

 骨折の跡は時々まだ痛みますが、筋肉を鍛えないといけないだろうと、最近はちょっとハードなこともしています。

 境内では、ここ数年にボクが植えた花などがたくさん咲いて来ています。椿、ミツマタ、西洋石楠花、山吹、雪柳・・・紫陽花の蕾もはっきりしてきました。

 新緑の中、そんな花々を見て回るのはとてもうれしいです。あと5年すれば、これらの木々はもっと大きくなって、境内に溶け込んでいるでしょう。

 楽しみですねぇ!

 
〜 気の早いもみじ 〜
2012年4月16日(月)  No.3205

研修中の運転手さん
 今日は、真如堂の墓地以外へ納骨に伺いました。

 東山の寺が運営している墓地で、桜の名所円山公園や高台寺のある場所のまっただ中。「すごい人だろうなぁ」と思っていたら、その通りでした。

 お家の方々と一緒にタクシーに乗って墓地へ。道いっぱいに人が溢れているところへ、歩いている人に「どうしてこんなところに車が入ってくるの!?」という目で見られながら、そろそろと進みます。「自分の車で来なくてよかった」と思いました。

 初めて訪れた霊園は、山肌いっぱいに広がっていました。通路はすべてコンクリートで固められていて、墓石の回りに草が生える余地もありません。管理はしやすいでしょうが、何となく・・・。また、急坂や階段があり、歳を取ったらお参り出来なくなる人も多いでしょう。

 納骨を済ませ、待ってもらっていたタクシーで帰路に就きました。

 「真如堂にお願いします」と言っても運転手さんは「???」。「吉田山荘はわかりますか?」「???」。「とりあえず、東大路を上がってください」と走り出しました。人をかき分けかき分け、ようやく大通りへ。大通りは、予想したよりもスムーズに走れました。

 運転手さんは、「スミマセン。まだ研修中なのですが、今日は人手が足りないので乗車しているのです。入社して1週間で、乗るのは初めてなのです」とのこと。思わず、「2種は持っているのですか?」と聞きました。

 とにかく、逐一、道を説明してあげないといけません。道を知らない運転手の多いことで知られているMKタクシーですが、こんなにも知らない人は初めて。研修中なのですから仕方ありませんが、そういう人をかり出してまで運行するというのはどんなものでしょう・・・。運転手さんはすっかり恐縮されていました。

 「これは船岡山ですか?」「船岡山は右京区。これは吉田山ですよ。これをまっすぐに行くと今出川に出られますから」と案内しつつ無事に帰り着きました。

 境内は桜吹雪。昨日、「随縁の庭」が新聞に大きく出たので、紅葉期以来、拝観者が三桁に乗りました。

 
〜 苔の上の花びら 〜
2012年4月15日(日)  No.3204

桜吹雪
 今朝までの雨を何とか凌いだ桜花でしたが、その後、一気に散り始めました。境内はあちこちで花吹雪。場所によっては、花びらで地面の色が変わるほどでした。

 急ぎの事務仕事の合間に、外作業。紫陽花や山吹を定植したり、通販で買った木の苗を植木鉢に植えたり、短い間でしたが体を動かして爽快!

 紫陽花も山吹も、新しく出た葉の緑がとても綺麗で清々しいです。ボクは桜の花よりもそっちのほうに惹かれます。


 朝日新聞の夕刊に、「随縁の庭」の写真が大きく載って、早速問い合わせの電話が掛かってきました。

 作庭家 重森千青さんとの不思議なご縁で完成した庭。2年経って雰囲気の中に馴染んできて、ますますいい庭になってきました。

 明日は記事を見て訪ねてくる人も多いでしょう。たくさんの人に見て欲しいです。

 
〜 自坊の庭から見た境内唯一の緑葉系山桜 〜

2012年4月14日(土)  No.3203

新入社員研修最終日
 新入社員研修も今日が最終日。やはり、同じプログラムで約50人ずつ4回繰り返しました。

 少し雨がパラッときましたが傘を差すほどでもなく、3日間お天気に恵まれて研修が出来ました。

 彼らを見ながら、「もし、この年代に戻れるのなら、ボクは何をしたいだろう?」と考えました。

 思いつくのは、何かの職人です。植木屋、工芸、大工、何か物を作る仕事に就きたいと思います。
 山の中で炭焼き生活をするのもいいと思います。あまり人と関わることがない、自然の中で自分と対話をしながら暮らしていくのにも憧れます。以前は山小屋の主人というのも考えましたが、人のお世話は・・・。

 いずれも実現の可能性はありませんが、そうして考えると、また今の自分の生き様が見えてくる気がします。

 「もう1回人生をやり直したいか?」と聞かれたら、「NO」と答えるでしょう。色々ありますが、今の人生には肯定的です。それに、もう1回やり直すのは大変な気もしますから・・・。

 
〜 よく咲いて来たヘンリー君 〜
2012年4月13日(金)  No.3202

惨事
 今日も新入社員研修。同じプログラムで約50人ずつ4回繰り返しました。

 午後のスケジュールが始まり、最初の3分ほどは瞑想の時間。桜を見に来る人でいつもよりも騒がしいのは仕方ないとして、ヘリコプターの音がずっと聞こえてきています。

 「何かあったのか、要人が来ているのか・・・」と思っていたら、マスコミに勤める友人から大事故が起きたとメールが入りました。

 後でテレビを見てビックリ! まさかあんな場所でたくさんの人が・・・。被害に遭われた方の名簿をじっと見つめました。災難としかいいようがありません。本当にお気の毒です。

 夜のテレビでは、事故の現場を円山公園に花見に行くと思われる人が、何事もなかったかのようにゾロゾロ歩いておられました。8人も亡くなった現場を・・・。


 3日間の研修も明日で終わり。来週はまた別の会社ですが、これが分刻みのスケジュールで、本当に大変です。

 パワーポイントの資料を作り直したり、職員への指図書を作ったり、まだ数日かかりそうです。

 雨天の墓参用にワンタッチテントを買いました。2人で簡単に広げられるというキャッチフレーズでしたが、最初ということもあって、3人がかりで何とか広げました。ぜんぜんワンタッチではありません。でも、普通のテントよりはマシでしょう。

 明日はこのテントの出番かな?

 
〜 桜の花ともみじの新緑 〜
2012年4月12日(木)  No.3201

作業所の会議
 今日は東山の門跡寺院で昭憲皇太后の法要。昨秋の怪我以来、皇室法要を2回欠礼したので、久々の出仕でした。

 夕食にビールを飲んで、「さぁ、ちょっと休憩しよう」と思っていたら、携帯に着信が入っていました。作業所の会議を忘れていて、その確認の電話でした。

 小雨ですし、またビールを飲んでいてバイクにも乗れないので、早足で歩いて作業所へ。会議は半分終わっていましたが、一応参加。

 会議には、作業所のスタッフ、メンバーの代表、ドクター、ワーカーさんなどが参加。運営の報告や協議をしたり。ボクは門外漢ですが、支援者の1人として参加しているのかな?

 いつもなら会議が終わるとサッと帰るのですが、今日は歩いてきたので、流れでスタッフやドクターと食事に行くことになりました。

 歩いて近くの赤提灯へ。暖簾を潜る時にすれ違ったのは、近くのお菓子屋さんの奥さんと娘さん。ビックリしましたが、「お怪我はどうですか?」などと聞かれつつ挨拶を交わし、店内へ。

 食事を済ませてきたので、あまり食べられませんでしたが、ワイワイと楽しい一時。心の病にかかった人たちのためにスタッフたちは、純粋に一所懸命ですし、大好きです。
 最近は寺関係の付き合いばかりだったので、仕事とは関係の無いこのとりとめのないこの時間がとても新鮮で、リフレッシュできました。

 
〜 銀閣寺の交差点の桜も満開 〜
2012年4月11日(水)  No.3200

新入社員研修ラッシュ
 今日から、銀行の新入社員研修ラッシュ。3日間で650名ほどが、来週には別の会社の170名ほどが、共に東京から日帰りで来られます。

 東京の研修所にいる彼らが起きたのは3時半とか。それから貸切バスに乗り、新幹線に乗り、また貸切バスに乗って、ようやく到着。帰りはその逆。考えただけでも大変です。

 境内は桜が満開。でも、そんな景色を楽しんでいる余裕はないかも知れません。真如堂での研修が1時間半。その後、境内の建物で昼食を食べ、そして近くのもう一ヶ所で研修をして帰って行かれます。

 何か感じてくれたでしょうか? 何か残ったでしょうか?


 10数日ほど前から入院していたブサイクが亡くなりました。

 彼岸の頃、憔悴しきった姿で現れたブサイクに餌を与えたりしましたが、そのうち食べなくなり、心配した方があわてて獣医さんに連れて行ってくれました。でも、その時はもうギリギリの状態だったようです。

 以後、毎日、午前と午後に見に行ってくださったり、何人もの人が「どうしているだろう?」とこの子のことを心配していました。

 少し快復の兆しが見えてきたと喜んでいた矢先の訃報でした。元気な時は毎日うちに遊びに来たりしていたのに・・・。

 おそらく、猫同士のケンカの傷が不調の始まりだっただろうとのこと。平和そうに見える境内の猫たちですが、実は命がけで生きているのだということを思い知らされました。
 ブサイクのハスキーな鳴き方を思い出します。

 
〜 桜の下をやってきた新入社員たち 〜
2012年4月10日(火)  No.3199

やっと定植
 今日は昼前から植木屋作業。

 明日から企業の新入社員研修が始まるので、中途半端になっている酔芙蓉の定植を今日中に仕上げてしまう予定。

 NTTの移線工事が途中で放置されていて、引き込みポールが2本もあったり、電線がぶら下がっていたりと不格好なのですが、いつになるかわからない工事を待っていたら、酔芙蓉が植えられません。

 先日、土の中から出てきたドラム缶を、職員さんに頼んでディスクグラインダーで半分に切ってもらい、上半分を取り除いて新しい土や腐葉土を入れ、ようやく酔芙蓉を植えました。

 どこを掘っても‘何か’が出てくる場所でしたが、ようやくこれで5株がズラッと並びました。

 後は大きくなるのを待つばかりですが、土が悪いので、ちゃんと活着してくれるか、何輪咲いてくれるか心配です。

 でも、楽しみな場所がまた増えました。

 
〜 電柱だらけの場所の酔芙蓉 〜
2012年4月9日(月)  No.3198

法事過密
 今日も大変!

 11・12・1・2時と、連続法事。仏間で拝んで墓前回向をするとちょうど1時間ですから、4時間ぶっ続けで拝んでいたようなものです。

 季節がいいと法事が増えます。「○月○日にしたいのですが?」と問い合わせがあり、「○時と◇時なら大丈夫ですよ」とお受けしていくと、あっという間にスケジュールが埋まっていきます。

 足もくたびれてきますし、喉も疲れてきますので、4座目は気力です。終わった時にはヘロヘロでした。


 朝には氷が張っていましたが、昼間はお天気はよく、桜も見頃。本堂の中には花御堂がまつられました。今日はお釈迦さまの誕生日、「花まつり」です。

 お花見に来られた方が、甘茶を掛けたり、飲んだりされていました。

 
〜 花御堂の誕生仏 〜
2012年4月8日(日)  No.3197

見頃前ですが・・・。
 本当に忙しい日でした。

 11時から法事だったので、それまでに下鴨や北山、祇園など3軒のお宅を拝んで回らなければいけません。結構寒い中をバイクで疾走して回り、帰ったのは10時55分! 幸いにお天気だったのでバイクで行けましたが、車で回ってコインパーキングなどに入れていたら絶対に間に合いませんでした。

 11・12時と法事。終わって5分でご飯を食べて、1時半から「メダカの学校」。これがスタートすれば、もうやれやれです。

 朝、バイクで回る中、あちこちの桜を見ました。疎水の畔はまだ3分程度。賀茂川の「半木の道」はまだまだ。祇園白川畔が一番よく咲いていました。

 観光バスの数が一気に増えて、どこに行っても人が多そう。境内にも結構な人が訪れました。

 三重塔横の枝垂れ桜の写真を撮るため塔の回廊に入る人があるのか、今日は警報が4回発報しました。朝イチには寺務所でも1回。ボクが警報を解除せずに、寺務所に入ったからでした。「警報器作動中」の看板を何気なく外して、そのまま入っちゃった・・・ぼけていました。

 今夜は早く寝ようっと!

 
〜 夕方の枝垂れ桜 〜
2012年4月7日(土)  No.3196

奇々怪々
 午後から、昨日残した酔芙蓉の最後の一鉢を植える作業を始めました。

 しばらく掘ると、コンクリートや割れたブロックの欠片ばかり出てきます。そのうち、「チャポン!」という水音が・・・。

 「おかしいなぁ・・・ こんなところに水が溜まっているはずはないんだけどなぁ・・・」とブロック片などを手で拾い出してビックリ! ボクが掘っていたのは、丸い容器のようなものの内側で、底があって水が溜まっているのでした。

 「これはドラム缶だ! ドラム缶の中にブロック片などを捨てて、そのまま埋めたんだ」と、事態が飲み込めました。

 深さからして、ドラム缶は半分に切られています。その半分ぐらいまで水が溜まっています。

 他の職員さんと一緒にバールとハンマーを使って底に数か所の穴を空けましたが、水が抜ける様子はありません。下が粘土質なので、そう簡単には抜けません。明日まで様子を見て、どうするか決めます。

 それにしても、掘る度に何か出てくる場所。果たして酔芙蓉は無事に大きくなってくれるでしょうか?


 夜、外出先から帰って、ふと勝手口近くの金柑の木を見てビックリ! 朝まで、ビッシリと実がなっていたのに、一つもありません! おそらく2〜300個はなっていたのに・・・。

 人の仕業ではないでしょう。カラス? 狸? アライグマ? イタチ? 猿? 誰だ!! そろそろ収穫しようと、今日話をしていたばかりなのに!

 こんなことはいまだかつてありませんでした。見事にやられました。ガックリ・・・。

 
〜 咲き進まない桜 〜
2012年4月6日(金)  No.3195

レンゲ咲く
 境内の桜も少しずつ咲いてきました。

 新芽が出たり花が咲き出すと、枯れ枝との区別がはっきりしてきます。長刀型の鋸を肩に担いで境内へ。ポールを延ばせば3.5メートルほどにもなる鋸で、桜の枯れ枝を切りました。

 晴れたり、曇ったり、時雨れたりする中を、酔芙蓉の定植の続き。掘っていると、建物を建てた後の廃材やガタクタがザックザック出てきました。植えるには最悪の環境です。少し大きめに穴を掘って、悪い土を捨て、腐葉土などを入れて定植。

 2株植えたところで、雷が鳴り出したので、1株を残して撤退しました。なかなか終わりません。

 去年の秋に蒔いたレンゲの花が咲き始めました。これからどんどん花が増えていくでしょう。楽しみです!

 
〜 やっと1輪咲いたレンゲ 〜
2012年4月5日(木)  No.3194

洛陽三十三所観音霊場 巡礼法要
 洛陽三十三所観音霊場の報恩巡礼法要が、今年の輪番の浄土宗 大蓮寺で行われました。

 真如堂は、境内にある「新長谷寺」がその霊場になっています。

 新長谷寺は、平安時代の九条家の祖といわれる藤原山蔭卿が開基。山蔭は、信仰が篤かった長谷寺の十一面観音を模刻造像し、吉田神社近くの邸内に新長谷寺を建立。明治時代の廃仏毀釈の時に真如堂境内に移転されました。

 霊場の寺院の宗派は、南都系、天台系、真言系、浄土系など様々。衣もまちまち。詠むお経は「観音経」。

 今日の法要は浄土宗式で行われましたが、他の宗派の法要に参列するととても勉強になります。今日も威儀を正した式衆方の動きが光っていました。

 昨日とは打って変わった天気で、まずまずの法要日和でした。

 
〜 待合室の各宗僧侶たち 〜

2012年4月4日(水)  No.3193

大荒れの日の開花宣言
 朝から荒れ模様のお天気でしたが、午後はますます大荒れになり、横殴りの土砂降りになったり、雷が鳴ったり、挙げ句の果ては雹が降ったり。

 樋は溢れるし、溝は詰まるしで、合羽を着て溝に詰まった枯葉などを取って回りました。詰まっている物を取って一気に水が流れる時の爽快感ってないですね。スカッとします。さすがに梯子はやめておきました。

 夕方には一気に青空になったので、散乱した枯れ枝などを掃除しましたが、風が収まらず、また新たな枯れ枝が散乱してしまいました。

 京都は今日、桜の開花宣言が出ました。標本木の場所が気象台から二条城に代わったので、単純に比較できないでしょうが、平年と同じだった昨年に比べ6日遅い開花だそうです。これまでは「どこで咲いているの?」と思うほど実感の伴わない開花宣言でしたが、今年は標本木が代わったためか、納得がいきました。

 境内の桜も昨日から咲き出していますが、咲いた花の数からいうと、今日が開花宣言でしょう。本堂前の石灯籠に寄り添っている枝だけ咲いています。これはひょっとしたら、陽の光で温められた石の熱の影響でしょうか?

 枝垂れ桜も咲き出していますが、今日の風で枝が煽られて、せっかくの蕾が木の下にいっぱい落ちてしまっていました。かわいいピンクの花が・・・もったいない・・・かわいそう。

 明日の朝は枯れ枝や葉の掃除が大変そうです。

 
〜 石灯籠の傘の下で咲く染井吉野 〜

2012年4月3日(火)  No.3192

大涅槃図、収納
 朝、大涅槃図を収納しました。

 収納には、修復に携わってくださった表具屋さんも4人駆けつけてください、職員4人とボクの9人がかり。

 間近で見るとますます綺麗で、細かいところまでよく書いてあります。修復前は痛々しかったですが、今では安心して見られます。

 大涅槃図がなくなった本堂は、何だか寂しくなってしまいました。代わりに両界曼荼羅を出しましたが、やっぱり・・・。


 今日は時間があるようでないような・・・。酔芙蓉の定植も1本だけしかできませんでした。

 まとまった作業の出来ない、ちょっと不完全燃焼な日でした。

 
〜 大涅槃図の収納風景 〜
2012年4月2日(月)  No.3191

春の植木屋
 春の植木屋は忙しいです。

 今日も午後から植木屋。境内に酔芙蓉と紫陽花を定植しました。

 夕方、自坊に帰って、畑仕事。

 去年の秋以来、放ったらかしの畑は草だらけ。栄養をたっぷり吸った雑草は地下茎も大きく育って、手で引いたぐらいでは抜けません。まずはそれを備中鍬起こし、土を落として、苦土石灰や元肥をすき込んで畝作り。

 そこに、サラダ菜の苗を植え、二十日大根、菊菜、スナックエンドウの種を蒔きました。

 大きくなるのが楽しみです。

 ヒンヤリした1日で、桜の蕾は開くのを止めてしまっています。でも、動くにはこれぐらいの気温がちょうどいいです。

 
〜 清々しい玄海つつじ 〜
2012年4月1日(日)  No.3190

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