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2011年12月の日記

ゆったり大晦日
 いよいよ大晦日。今年も終わりです。

 今年は除夜の鐘を欠席させてもらうことにしました。暗い中、おぼつかない足で歩くのは危険。幸い人手はあるので、ボクが行かなくても行事自体には何の支障もありません。でも、準備だけはしておかないと。

 年末年始は本当にいろいろな用事があり、体を動かさざるを得ません・・・でも、動けない。

 今までは自分でやっていたことを人に頼んでやってもらわなければなりませんが、どのようにやってもらうかを説明するだけでも大変。かがり火、鐘撞きのロープ、照明など、結局現場に行って「そこはこうしてください」と指示することになります。鐘楼の石段は急なので、出来るだけ行きたくはないのですが・・・。

 除夜のお勤めを本堂で終えた後は、「鐘を撞きに行かないだけで、こんなに違う」と思うほど、いつもの大晦日とは違う、ゆったり時間を過ごしました。皆さんには申し訳ありません。

 いろいろなことも今年は省略。何だかどんどん怠惰になっていきそうです。

 思いもしない大怪我をした2011年でしたが、決して悪い年ではありませんでした。入院の件も、今となっては貴重なものとなりました。たくさんの人にお世話になりました。

 ありがとう2011年。ありがとう皆さん。

 
〜 かがり火の準備 〜
2011年12月31日(土)  No.3098

説明を反芻
 今日も墓参の方が頻り。

 怪我のことをご存知の方もあれば、ボクの姿を見て、「えっ! どうされたのですか・・・」と驚かれる方もあり、その度に一から説明。

 中には、閑話をご覧になっている方もおられ、「無理をしないでください! 監視していますから!」と注意してくださる方もありました。

 立って話をするのも失礼なので、玄関に椅子を置きましたが、座ってじっとしていられるわけでもないので、あまり役には立ちませんでした。

 この調子では、お正月の墓参ラッシュの時は大変。紙の事の顛末を書いて貼っておこうかしら・・・。

 来客の合間に、お飾り物をセットしたり、鏡餅を備えたり。片手・片足は実に不便です。


 夕方、遠方で墓参ができない人のお墓に経木塔婆をあげて拝んで回りました。

 刻々と薄暗くなっていく中、また墓地は松葉杖では危険がいっぱい。「ここで転けてなるものか!」と慎重に移動しました。

 明日はとうとう大晦日。除夜の鐘は、この体では無理ですね。

 
〜 砂紋がきれいだった涅槃の庭 〜
2011年12月30日(金)  No.3097

検診
 大怪我をしてから、今日で2ヶ月。入院していた整形外科に検診に行きました。

 こんなことがなければ通り過ぎるだけの病院が、いまでは何だか懐かしい場所に来た気がするのが不思議です。

 今日の午前中で、今年の診療も終わり。混んでいるかと思っていましたが、結構空いていて、しばらくしたらCT検査に呼ばれ、それからしばらくして診察。

 主治医の院長は、CTの画像を見ながら、「いやぁー、優秀です。骨が出来てきています」とニコニコ顔で説明してくれました。

 ボクとしたら、確実に骨がくっついて、ほぼ完治というのを期待していたのですが、それはまだまだ先のようで、正座もまだしないほうがいいとのことで、ちょっとガッカリ。
 主治医はボクが無茶をしてあまりよくなってないことも考えておられたのか、そうではなくて順調に快復していることを純粋に喜んでくださいました。ちょっとぶっきらぼうですが、人情味たっぷりなドクターです。

 松葉杖を1本返却し、片松葉で帰りました。

 まだ正座はダメなのかぁ・・・


 最近、ズボンをはく時に、息を吸わないと前のホックが留められません。運動量は圧倒的に落ちているのに、食べる量は同じなのですから、当然の結果です。

 ダイエットしないと、腰にも負担が掛かります。ダイエット・・・難しいなぁ〜
2011年12月29日(木)  No.3096

餅つき
 今日は、年末の墓所掃除をしたり年始の墓参を繰り上げてしようという方がたくさん来られました。

 杖を突いて玄関に出れば、「どうされたのですか!」と聞かれ、「実は・・・」と説明する。その繰り返しでした。

 年が明ければ年始参りに来られる方がひっきりなし。まだ座って応対できないので、どうしようかなぁ・・・。


 来客の合間を縫って、自室の掃除をしました。今までは片手しか使えませんでしたが、少しの距離なら杖なしでも動けるようになってきたので、散らかっている物を片付けたり、不要な物を捨てたりして、かなり部屋もすっきりしました。


 例年だと、今日は餅つきの日。でも、お米を蒸したり、搗いたりするボクが今年は動けないので中止にしました。生まれてこの方、餅つきをしなかった年はなかったので、ちょっとショック。

 ボクは餅つきは好きではありませんが、餅つきとなると朝から落ち着かない、餅つき大好きな前住職はもっと落胆しているでしょう。

 骨折の影響は、仕事や生活の隅々にまで及んでしまいました。

 
〜 墓所には正月用の松竹梅の花? … 季節感がないですねぇ 〜
2011年12月28日(水)  No.3095

落ち葉掃除
 今年もあとわずかとなりました。

 自坊の前の落ち葉がそのままになっているのが気になっていたので、朝一番にブロアで吹き集め、移動させることが出来ないので焚き火をしました。

 片手に松葉杖、もう片方の手でブロア。ブロアの重量は6キロほどあるので、思うようには落ち葉が集められませんが、何とか山にして火を点けました。

 落ち葉焚きの匂いって、いいものですね。二酸化炭素を増やしてゴメンナサイ。


 午後は法事。怪我で延期してもらっていた法事です。これで今年はお仕舞いです。


 護符作りも完成! 年賀状もとにかく出したので、ちょっと気が楽になりました。

 
〜 紅葉期が終わってまた見かけるようになった猫 〜
2011年12月27日(火)  No.3094

銀行の手続き
 朝起きてみると、屋根や葉っぱの上がうっすら白くなっていました。この冬初めての‘プチ雪景色’です。

 でも、雪は雨よりももっと滑るので、今のボクには有り難くありません。幸い、あっという間に雪はやみ、道も乾いてきたので助かりました。


 「今日は銀行に行くぞ!」と、意を決していました。。

 住職が替わってもそのままになっていた預金の名義などを変更して、定期預金を新たに作るという作業。先週も行ったのですが、必要な書類が不足していたので、出直しです。

 法人の代表が替わっているので、その履歴がわかる登記簿謄本が必要とのこと。持参した現在事項の謄本ではダメだったので、法務局へ行って取ってきました。

 まずは古い通帳の代表者変更。ついでに印鑑も変更。それからお金を引き出して、それを定期預金にする手続き。何枚も何枚も書類を書いて、印鑑を押して・・・。それで定期預金にしても、利子なんてほとんどナシ。

 やったところで別に何にもならないのですが、ここに至るまで定額貯金の解約など手続きにに数ヶ月かかっているので、こんな煩雑なことは今年中に片付けておきたかったのです。これでやれやれ一段落です。

 銀行に行くのは大嫌いな中を、我ながらよく頑張れました。


 大掃除も餅つきもしない年末、何となく気分ゆったりです。

 
〜 自坊の庭もうっすら雪化粧 〜
2011年12月26日(月)  No.3093

法事へ復帰
 昨日の本堂での久々の回向に続いて、今日は2ヶ月ぶりに自坊の法事に復帰しました。
 まだ座れないので椅子を置き、木魚も台の上に載せて臨みました。椅子は声が出しにくく、途中で息切れしそうになりました。また、座って行うように道具も所作もなっているので勝手が違い、また椅子は移動する度に邪魔になりましたが、無事に終了。

 2座のうち1座目は納骨だったので、松葉杖で墓所に行って読経。2座目は仏像の開眼だったので墓前回向はありませんでした。


 墓参をされた方から、「立派なものが出来ましたねぇ」と言われて見に行くと、合祀墓がかなり出来上がっていました。

 他の塔頭の手前もあるので、「なるべく目立たないようにしてください」と石屋さんに設計を工夫してもらいましたが、その意図通りになり、石屋さんと「うまくいきましたねぇ」と胸をなで下ろしました。

 「最期はここに入れてもらえる」と安心してくださる方もおられるでしょう。納骨の時の選択肢が増えるのは、お寺にとっても檀家方にとってもいいことだと思います。


 さぁ、護符作りもあと一息。年賀状はその後です。

 
〜 完成近い合祀墓 〜
2011年12月25日(日)  No.3092

日常への道のり
 今日は「六阿弥陀」の巡拝日。市内の6ヵ寺の阿弥陀様を巡拝する行事の日で、真如堂はその「第一番」。

 本堂でたくさんの霊位の回向を交代でするのですが、座れないボクは椅子を出してもらって読経。

 最初は床の上に置いてある木魚を叩くのに、下を向いたような格好をしなければなりませんでしたが、交代後に読経した時には木魚も台の上に置いてもらったので、難なく拝めました。

 生活をだんだんと元通りに戻しつつあります。


 職員さんに植木の定植を頼みましたが、見ているとついやりたくなってしまうので、寺務所に待避。

 大工さんや電気屋さんとの打ち合わせなども急に入って、今日も何だかバタバタの日でした。

 
〜 水仙がきれいです 〜
2011年12月24日(土)  No.3091

紙の‘消火栓’
 北山が真っ白になる寒い朝、施工業者や器具メーカーなどと、防災工事のための現場打ち合わせ。10ヶ所以上に新設する消火栓、消火用のタワーなどの位置を、境内を巡りながら一つ一つ決めていきました。

 消火栓のボックスは、地上高・幅約1メートル、厚みが25センチほど。といってもイメージが湧かないだろうと思い、同じような大きさのデジタルテレビの空箱を用意して、それぞれの設置予定地に置いて検討しました。

 紙箱の‘消火栓’はかなり大きく、現地に置いてみても相当目立ちます。でも、万一のための備えですから仕方ありません。各塔頭の人にも出てきてもらって、‘箱’をあっちへやったりこっちへやったり、場合によっては縦横を替えてみたり。必要な位置の中で、どこが一番目立たないかと探りました。

 配管のために境内を掘り返すルートも、出来るだけ石畳をめくらなくても済むように、なおかつ木々を避けるようにしなければいけません。これがまた一苦労です。

 結局、午前中いっぱい掛かって打ち合わせを終えました。あー、寒かった。

 実際に工事が始まると、もっと大変なことがたくさん起きてくるでしょう。すべて終わるのは、新緑の頃でしょうか。

 先は長いです。

 
〜 「このあたりにしましょうか?」と‘消火栓’を置いて検討 〜
2011年12月23日(金)  No.3090

じんま疹で受診する
 なかなかじんま疹が治まらず、年末で病院が休みになってから症状が悪化したら困ると思って、とうとう病院に行きました。かかりつけの内科です。

 ドクターは、先ず、松葉杖姿を見てビックリ! 事情を説明した後、「ここ1週間ほど、夜になるとじんま疹が出ます」と言うと、じんま疹の原因の解説をしました。ひょっとしたら事故のストレスも考えられると。原因の特定はなかなか難しいとも。

 ボクも受診する前にいろいろ調べましたが、ドクターの説明はごく一般論でその域を出ず。

 患部を見ることもなく、血圧を測るでもなく、血液検査も無し。ボクは内臓疾患などを心配していたのですが、これでは何もわかりません。

 結局、アレルギーの薬を1ヶ月分処方されてお仕舞い。抗ヒスタミン剤ぐらいだったら、薬局で買っても同じようなもの。

 意を決して行って、長い時間待って診察を受けましたが、結局何にもなりませんでした。

 かかりつけ医を替えようっと。


 苦手な銀行にも行きました。

 通帳名義が前住職になっているのを変えるのに、登記簿謄本がいるとのこと。現在事項の謄本は持参したのですが、履歴事項の謄本が必要とのことで、あえなく断念。

 法務局に行って謄本を取ってきましたが、もう一度銀行に行く気は起きません。

 はぁ〜 年末だというのに、今日は成果ナシ!


 ヒートテックがじんま疹の原因かもって!? あり得ますね! 明日は普通のアンダーウェアを着てみようっと! 医者よりもよほど参考になるご意見に感謝です!

 
〜 夕方の三重塔とカラス 〜
2011年12月22日(木)  No.3089

年末恒例
 今日は、正月墓参用の経木塔婆書きに集中。その甲斐あって、ようやく完成しました。
 さぁ、次は護符作り。年賀状はまだ手付かずです。

 境内の落ち葉掃除もかなり進んできました。結構早く片付いてきたなぁと思いましたが、今年も残すところ10日。こんなものですねぇ。

 温泉に入って、ご馳走を食べて・・・。一度そんな年末年始を過ごしてみたいですねぇ。性に合わないですが・・・。

 
〜 落ち葉と格闘中! 〜
2011年12月21日(水)  No.3088

じんま疹
 今日は塔頭の老僧の葬儀で、通夜に続いて受付。時おり時雨れる中、式は行われました。

 その合間を縫って、防災工事の打ち合わせ、本堂階段修理の打ち合わせなどを行いました。

 受付をする時は、防寒のためにアンダーウェアーを重ね着したりカイロを入れたりしていましたが、寺務所に戻ったり、室内での法要などの時には暑すぎます。場面が変わる度に自坊に戻って、僧衣やアンダーウェアーを着たり脱いだり。今日は何度も‘早変わり’をしました。


 ここ1週間ほど、夜になるとじんま疹が出ます。我慢できないほどではないのですが、不快です。

 食物、薬などいろいろ原因を考えましたが、腑に落ちません。骨折の精神的ストレス? 「いまさら?」という感じです。

 医者に行くのは嫌ですし・・・。

 
〜 大文字草 〜
2011年12月20日(火)  No.3087

久々の剪定
 今日は、鋏や鋸を差した植木用の作業ベルトを腰に巻き、ほんの少しだけ剪定をしました。

 チョッキン、チョッキン、爽快です! やっぱり、ボクにはこれが合っています!

 あまりやっていると職員さんに叱られるので、片付けはお任せしてすぐに撤収。それでもいい気分転換になりました。


 夜、先日亡くなった老僧の通夜。その塔頭も日曜日などで法要が立て込んでいたため、延期となっていました。

 ボクはまだ歩けないので、法要には出ずに受付を志願。アンダーウェアーを何枚も重ね着し、カイロを貼って、座布団を持参して受付へ。

 松葉杖をテーブルの下に忍ばせて受付をしていましたが、「どうですか?」「もういいのですか?」と何人もの方から声を掛けていただきました。

 さすがに寒〜い夜でした。

 
〜 ちょっとだけ剪定したピラカンサ 〜

2011年12月19日(月)  No.3086

年末らしくないなぁ
 今日も法事集中日。翌週では押し詰まりすぎなので、法事をするなら、今日が最終。

 例によって、ボクはまだ自立歩行や正座が困難なので、前住職の出番。韓国の大統領が京都に来られていることによる渋滞などで遅れ気味でしたが、3座を勤めてもらいまいした。


 新しく造った庭が落ち葉に埋もれているので、朝、掃除をしました。でも、こっちの落ち葉をあっちにやったという感じで、根本的には綺麗になっていません。このまま年を越すことになりそうです。

 例年の年末・年始にしているいろいろなことが、今年は‘縮小’‘中止’。例えば、大掃除は‘縮小’、餅つきは‘中止’して餅屋さんから購入。そんなことがいっぱいです。楽ですが、さみしく頼りない気がします。

 お正月が来る実感がぜんぜん湧きません。

 
〜 自坊の庭 〜
2011年12月18日(日)  No.3085

短気
 今日の法事は、中学の同級生のお父さんの忌明け。葬儀も行けず、その後の逮夜も行けず、今日の忌明けも勤められず。面目ない・・・。

 何年ぶりかでその‘女の子’にあったので、松葉杖の支えを借りながら立ち話。「誰かに会う? あの人はどうしてる?」「いやぁー、ぜんぜん会わないなぁ」などという会話をしていたら、いきなりカネが「ゴ〜ン」。代わりに今日のお勤めをしてくれる前住職が叩いたのです。

 前住職はますます気が短くなって、まだ参列する方が座ってもいないのに読経を始めたり、終わってサッサと御供えを下げちゃったり。ボクが怪我をして以来、すべてをやってもらっているので、不満は言えないのですが・・・。


 年始に墓参をされる方のための経木塔婆書きも、「あ」から始めて、やっと「ま」。あと二息です。

 正座が出来ないので、机と椅子で書いているのですが、長時間座っているのも辛く、「こんなことしていたら、つっくいてきた骨が外れてしまうのでは・・・」と思います。

 さぁ、正月まであと2週間。来て欲しくないなぁ、お正月。

 
〜 自坊の前 〜
2011年12月17日(土)  No.3084

合祀墓
 一気に真冬になったような寒い日。風も強く、落ち葉が舞っていました。

 今日も名残の紅葉を見て歩きました。日に日に華麗さは失せていきますが、まだハッと思わされる光景があります。侘びた中の美しさは、一様にすべてが美しいよりも秀逸な気がします。


 墓地では、自坊が発注した合祀墓の工事が始まっています。

 後継者がなくて自分たちのお墓が作れない、あるいは自分の代で家が絶えるので先祖の墓を整理しておきたいなどという方が増えています。そんな方々に対応するために、小さいながらも合祀墓を作ることにしました。

 他の方と一緒に納骨してもらえればいいという方、自分たちだけの納骨スペースが欲しいという方、骨壺のまま置いておいて欲しい、それぞれのニーズに対応するために、ボクがラフな設計図を書いて石屋さんに提案。それを石屋さんが具体化してくれて、施工が始まりました。

 今は納骨する部分の工事が進められていますが、その石組みはパズルのよう。これで、共同納骨スペース1つと個別納骨スペース36が出来上がります。合祀墓を作る費用は多額ですが、収益をあげることなど考えていませんし、実費を多くの方で割れば安価で使っていただけて、埋葬費用で悩んでおられる方も助かるでしょう。

 今年中に完成するようなので、一応の使用規約や納骨費用を決めたりしなければいけません。既に待っている方もおられますので。

 でも、松葉杖では僧衣を来てお墓に行けません。「焦っちゃダメ」と自ら言い聞かせています。

 
〜 合祀墓の納骨部分 〜
2011年12月16日(金)  No.3083

老僧の遷化
 午後、塔頭の前住職の訃報が入りました。

 年齢は現貫主よりも上の90歳。順番からいうと貫主になられるはずでしたが、健康上の理由で辞退されました。

 昨晩の会議でもこの方のことが話題になり、新たに介護車両を買ったばかりと聞きました。結局、一度も利用されることはありませんでした。

 ボクも子供の頃からよく可愛がってもらいました。

 やさしく悠然とした方で、かつては教師をされていて、確か都はるみさんも教え子だったかな? 酔われた時は、振りの付いた「黒田節」をよく披露されました。

 長い間、執事として真如堂のために貢献されました。

 残念です。


 明確な理由はありませんが、今日、「今日の散歩道」の更新をしました。

 人も少なく、ゆったりと境内を散策して、松葉杖に寄りかかりながら写真を撮りました。

 鐘楼前の紅葉のきれいなこと! 今年はずいぶん長い間、楽しませてもらっています。
 
〜 鐘楼前の紅葉 〜
2011年12月15日(木)  No.3082

さくらとお風呂
 今日は、真如堂塔頭の僧侶たちが集まって様々なことを協議する定例の重要会議。

 事故後初めてちゃんと僧衣を着て出席。ボクのために椅子席にしてくださっていたので、持参した座布団を敷いて協議に参加しました。

 今年は平穏無事に終了。やれやれ。


 帰って、これも事故後初めて、さくらのいる建物で入浴しました。建物にあがるのも事故以来。さくらは一所懸命ボクや松葉杖の匂いを嗅いでいました。

 湯船に入ってしばらくするとさくらが少し開けてあるドアの隙間から入ってきて、半開きにしてある湯船の蓋の上に乗りました。そこにおいてある風呂桶のお湯を飲むのがこれまでの習慣。今日もその通りして、また出て行きました。1ヶ月半のブランを感じさせない行動。‘普段通り’の有り難さを痛感しました。

 夜中、誰かが可愛い声で「こんにちは」と言いながら、ドアを開けて入ってくる夢を見て、目が覚めました。2ヶ所ある入り口を見ても誰もいません。寝ぼけた頭で、「あっ、あれはさくらだったんだ」と思いながら、また寝ました。

 
〜 落ち葉の本堂裏。捜し物?をする女性 〜

2011年12月14日(水)  No.3081

車でお出かけ
 昨日から10日間の日程で、東参道の樹木の伐採・剪定工事が始まっています。

 参道下の民家から、樹木が伸びているので切って欲しいと数年前から苦情があったためですが、相当高額な費用が掛かるので延び延びになっていました。

 切ったら切ったで、「どうして切ったのですか?」「木がかわいそう」という投書などがくるでしょう。

 他にも剪定をして欲しいといわれている場所が数か所あります。境界が民家と接しいているところは本当に大変です。


 車で10分ほどのところにあるかかりつけ医に常備薬をもらいに行きました。

 最近は車で寺務所に行き来しているのですが、境内から出て運転するのは事故以来。

 運転自体は普通にできたのですが、乗用車のシートって沈み込むような格好をとることになるので、股関節のところが痛んできました。できるだけ沈み込まないようにシートの高さを最大に上げると、かなり改善されました。

 明後日は車で大津・坂本に行って会議に出席するつもりでしたが、すっかり自信をなくし、欠席の連絡をしました。

 「後遺症が出たら大変ですから、できるだけ安静に」というドクターの言葉が、‘くさび’となってボクを守ってくれている気がします。

 
〜 2台のクレーンで伐採作業中の東参道 〜
2011年12月13日(火)  No.3080

立ち会いの日
 朝から、消防署が「火気厳禁」の制札を立て替える立ち会い、電力会社が電柱を立て替える場所を決めるための立ち会い、紅葉期の茶店の後処理と、寺務所や境内の各所を行ったり来たり。松葉杖では面倒なので、車に乗って移動しました。

 知己の消防署員も電力会社担当者もボクの姿を見て、「えっ!! どうされたのですか!?」とビックリ。「実は・・・」と説明。茶店の担当者には、「動きすぎたらダメです!」とお叱りを受けたり。

 午後は、重森さんが「随縁の庭」の前でインタビューを受けておられるのをチラチラ見て、終わってから談笑しながら事情の説明。

 松葉杖姿はあまりにも目立ちますから、皆さん尋ねてくださいます。見ず知らずの拝観の方も、「お大事に」と言ってくださいます。

 朝一番にはちょっとだけブロアで落ち葉掃除をしたのですが、何人もから怒られたので、その他の時間はお利口に年末調整の計算をしていました。

 あー、動きたい!

 
〜 光の当たった菊が綺麗でした 〜

2011年12月12日(月)  No.3079

喪中の葉書
 年賀状の準備にかかるのに、無造作に箱に集めていた欠礼葉書の一枚を見て、「まさか…」と眼を疑いました。

 チベット旅行で一緒になった夫婦の主人と子供の連名。亡くなったのは奥さんでした。

 もう14年前になりますが、友人から山好きだったご主人の散骨をチョモランマの見える場所でしたいと頼まれ、チベットに行きました。その時、ツアーで一緒になったのが、葉書の主とその奥さん。新婚旅行で来ていました。

 飛行機から降りたところの標高が富士山の頂上よりも高いというチベット。ご主人は高山病で可哀想なぐらい意気消沈としていましたが、奥さんは溌剌として、チベットを満喫。チベット旅行は奥さんの希望だったようです。

 散骨は、チョモランマの見える標高4750mの峠で行いました。一般的な登山用の高度計も計測不能になる高さ。空気は薄く、風も強く、読経は息絶え絶えでした。でも、ツアー参加者はみな参列してくれました。

 その後、ご夫婦で1度、奥さんは2回、京都まで遊びに来てくれました。

 ご主人は実家の大阪の銭湯を嗣いでいました。仕事はきつく、遊びに行く時間もなかなかないらしく、行動的な彼女にとって、それはかなり苦痛だったのかも知れません。息抜きに来てくれたのでしょう。

 どうして亡くなったのかはわかりません。彼女はおそらく30代後半、子供さんは10才ぐらいでしょう。

 夜中に目が覚めた時にも、また彼女のことを思い出しました。あんなに元気だったのに・・・。子供さんのことも気がかりだったでしょう・・・。

 
〜 紅葉もかなり散りました 〜
2011年12月11日(日)  No.3078

My 杖
 「いずれ松葉杖は大袈裟になって来るだろう…でも、いきなり何もなしでは歩けない…」 そう思って、通販で杖を買いました。

 登山用の‘杖’なら持っていますが、まさかこの歳で歩行用の杖を買うようになるとは思ってもいませんでした。

 杖って、ピンキリなのですねぇ。同じ素材でもかなり値段が違いますし、外国製のものもあります。何が違うのでしょう?

 とりあえず、伸縮性のアルミの杖の安価のものを注文。今日届きましたが、悪くありません。台湾製のようですが、SGマークも付いています。

 ただ、松葉杖に比べると、安心感では劣ります。部屋の中ならまだしも、外は恐くて行けません。普通の杖でも安心して歩けるようになるまでは、使わないほうがいいでしょう。ドクターにも、「まだ松葉杖を使ってください」と言われていますので。

 いろいろ新しいことを経験します。


 今日は法事が3座。ボクは下準備だけで、お勤めは前住職。申し訳ないですが、もうしばらくこの体勢です。

 
〜 鐘楼前の残り紅葉 〜
2011年12月10日(土)  No.3077

忘年会
 紅葉期もほぼ終わり、今日は職員の忘年会。貫主以下、13人での宴席です。

 場所を決めるのにも一苦労。まずは個室が絶対条件。13人ぐらいの個室って、なかなか難しいのです。鍋はダメ。「一緒に箸を付けるのに抵抗がある」などわがままに配慮。三条〜四条近辺で、河原町付近。

 これらの条件をクリアする店を探すのは一苦労なのですが、今年は病院のベッドの上でネット検索をして予約しました。

 先斗町三条下がるの居酒屋チェーンの店。一応、和食のコース料理。前日に人数確認の電話があり、部屋は3階でエレベーターなしとか。もう少し前なら、ボクは欠席するところでした。

 部屋の雰囲気はなかなかよく、3階は貸切。トイレもあり。条件的には申し分なし。

 食事は値段の割には大したことがありませんでしたが、コースが終わろうとする頃、まだみんなお酒などを呑んでいるのに、店員さんが「ご飯をお出ししましょうか?」「ご飯をお出ししていいですか?」と間髪置かず2回も聞きに来たのには閉口しました。

 時間制限があるわけではなし。まだみんなワイワイやっている時に・・・。マネージャーにクレームを言いました。

 それからビンゴゲームをして、先発の職員さんにユニクロで調達してもらった帽子やネックウォーマー、レッグウォーマー、ショールなどをプレゼント。

 2次会にボーリングに行くプランもあったのですが、ボクに配慮してくれて?取りやめ。カラオケもなく、1次会だけで終了。楽しい一時でした。

 ‘街’に出かけたのは2ヶ月ぶりぐらい。ネオンが眩しく、人の波がちょっとこわかったです。

 
〜 三条大橋の車窓から 〜
 
2011年12月9日(金)  No.3076

検診
 退院して2週間。今日は診察日。雨の日に、コートや鞄を持って両松葉で移動するのは大変です。

 レントゲンとCTを撮った後、診察室に呼ばれ、検査室からデーターで送られてきた画像を何枚も見ながら、ドクターの説明を受けました。

 「紅葉で忙しいのは終わりましたか? 骨はずれてはいません。くっついてきています。しかし、相当、ひどく打ったのですねぇ。まだ1ヶ月ちょっとですから、とにかく無理をしないでください。まだ若いのですから、後遺症が出たら大変です。なるべく動かないようにしていてください」

 「くっついた!」と思っていたのですが、まだまだみたい・・・。正座もまだ許可が出ず。もう少しよくなっていることを期待していたので、安静が一番という説明にちょっとブルー。

 次は3週間後に診察となりました。

 でも、命があって、半身不随とかになっていないだけ、救われています。その身体を大切にしなければと思います。

 
〜 あの輪の中に入って検査です 〜
2011年12月8日(木)  No.3075

ドライブ!
 今日は早くも本堂や書院のすす払い。真如堂の僧侶全員の都合をすり合わせて日程を決めるので、毎年、日取りが違うのです。

 ボクは、な〜んにも出来す、口だけ出すのもはばかられたので、寺務所にいて机の上などの片付け。トホホ。


 明後日ある企業研修の機材を自坊から寺務所に運ぶのに、事故以来初めて車を運転しました。わずか100メートルほどですが。

 入院している頃から、「今の車はブレーキもそんなに力は要らないから、運転してもいいですよ」と言われていました。

 でも、境内は紅葉見物の人だらけ。‘万が一’を考えると、運転する気にはなりませんでした。

 今日は人も少なくなり、距離もほんのわずかなので、「車のためにも動かしてみよう」とチャレンジ。何の違和感もありませんでした。でも、公道を走るのはまだ・・・。

 まぁ、ボチボチですね。

 
〜 やっと昼間に見た自坊前の紅葉 〜
2011年12月7日(水)  No.3074

くっついた?
 ここ数日、咳やくしゃみをしても、折れたところが痛まなくなりました。松葉杖がなくても、数歩なら歩けるようにもなりました。

 骨がくっついてきたのでしょうか?

 2ヶ月程度で骨がくっつくとドクターには聞いていますが、理学療法士はかなり個人差があると言っておられました。腰を4ヶ所折ったという人は3ヶ月はダメだったと歎いていました。

 動かさないと筋肉が戻って来ませんし、動かしすぎて骨にダメージを与えてもいけません。「どうすればいいのかな・・・」と、試行錯誤です。

 ボクの場合は、快復していくのが実感できます。でも、快復の見込もなく、日ごとに弱っていくだけの人は、何を支えに生きていけばいいのでしょう? 最近は、そういうことをよく思います。


 1日延長した‘紅葉特別体勢’も今日で終わり。明日からは平常に戻り、落ち葉掃除と年末〜迎春準備に入ります。

 
〜 貫主が育てた菊の花のなます 〜
2011年12月6日(火)  No.3073

有終の美
 紅葉の人出は昨日で終わりかと思っていましたが、どうしてどうして、今日もまずまずの人。

 職員体勢は今日から平常シフトに戻してあったので、ちょっとバタバタしました。

 「今は真如堂が一番いい」と来てくれる貸し切りタクシーも多く、この分では明日の混乱が予想されるので、紅葉期の車規制を明日まで延長することにしました。

 紅葉はきれいです!!

 自坊の前の紅葉は、今が最高! といっても、本堂から遠望しているだけですが、どれだけきれいか想像に難くありません。

 ゆ〜っくり境内を歩きたいです。

 
〜 西日越しの紅葉 〜
2011年12月5日(月)  No.3072

紅葉期最後の日曜日
 紅葉ピーク期最後の日曜日。天気もまずまずで、人出も少し多目でした。

 色が冴えないなど、今年の紅葉はあまりよくありませんが、日の当たっているもみじの枝は何とも美しい!

 その枝を写真に収めようとして、せっかく紫陽花を植えたところを踏み荒らしている光景が遠くに見えましたが、何ともしようがありません。普通なら、そこに苗が植わっていることははっきりわかるのですが、写真を撮ろうとしている人たちは紅葉している枝しか眼中にありませんから。ガックリ・・・。来年は強固な柵を設けましょう。

 某政党の幹事長が拝観者の一人として来訪。お付きらしき人が「説明を・・・」と言ってきましたが、政治家一人を特別扱いする気などさらさらなく、しませんでした。会期中でも、日曜日はお休み?

 境内は落ち葉がいっぱい。こんな時にブロアで掃除するのは何とも爽快なのですが・・・。あー、掃除したい!

 
〜 渡り廊下脇の紅葉 〜
2011年12月4日(日)  No.3071

滑らないように・・・
 今朝も小雨。滑らないように、小股で、杖、足を運ばせました。

 お天気は悪くても、土曜日とあって、少しは人出も回復。

 今日は特別な団体があって、墓所へも案内。石畳は本当によく滑るので、こわごわ。続きに自坊に帰って、「メダカの学校」のお勤め。法話は貫主にお任せして、また本堂へ。

 今日は退院後、一番よく移動したでしょう。「滑って転けたら、また入院」と思いながら。

 職員さんからは、「じっとしていてください!」「お医者さんの許可が出るまで、無理したらダメです!」などと、叱られっぱなし。

 はぁー 疲れたぁー

 
〜 本堂裏の紅葉 〜
2011年12月3日(土)  No.3070

師走紅葉
 朝、小雨の中、ヤッケを着て出勤。石畳は杖が滑ってコワイ。恐る恐る歩きました。

 今日はますます拝観者も減り、境内も空いてきました。紅葉が遅いので、出足も遅いのかと思っていましたが、そうではなく、途絶えて来つつあります。

 紅葉は、枯れて縮れてほとんど散った木もあれば、今が見頃の木もあります。全体としてはまだまだ見頃なのですが・・・。

 今日は本堂での説明を2〜3度した他はデスクワーク。自坊からクッションを持参して坐骨の下に敷いたので、長い間座っていても痛みは少しマシでした。

 紅葉から、師走〜年始の準備へと、日ごとにシフトしていきます。

 
〜 新長谷寺の紅葉 〜
2011年12月2日(金)  No.3069

かふぇ最終日
 今日から師走。門の外へ出てみたら、一気に落ち葉が増えて、石畳の参道が銀杏の葉で埋もれていました。季節が一つ進んだことを実感しました。


 今日は塔頭の後継者候補の得度式。受戒をして僧侶になる大切な式です。

 ボクは座れないので、法要の式衆には入れず、来賓のように椅子を用意して貰って参列しました。

 いつもの法要とはまた違い、厳粛で、これから新しい僧侶が誕生するというおめでたい式。参列したこちらも気分が新たになりました。


 「かふぇ水琴窟」は今日が最終日。本堂の拝観者が少なかったのに比例するように、かふぇの来客も少なかったようです。

 かふぇを訪れるのは今日が初めて。退院してからは、開店前の朝に寺務所に出勤し、閉店後に帰宅するので、行けませんでした。

 始めた頃は手取り足取り手助けをしなければなりませんでしたが、今ではすっかり自立し、今年初めて働いたメンバーたちも立派に仕事をし終えたとのこと。

 心を病んだ人たちの社会参加と就労支援の目的で始めたかふぇも、多くの方々のご支援もあって、その目的を達成ししています。本当にありがたいことです。


 今年は落ち葉掃除ができません。どうしようかなぁ・・・。

 
〜 かふぇ最終日 〜
2011年12月1日(木)  No.3068

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