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2011年6月の日記

半分終わり
 今日も最高気温は35度。瓦屋さんの休憩の間隔も、かなり短くなっているような気がします。

 午後は植木屋。昨日、途中になっていた酔芙蓉の定植を完成させました。酔芙蓉は、日陰に置いて水を与えるだけで、葉が見る見るシャキッとしていきます。暑い季節に、大きくて柔らかい葉を広げているのは、さぞかし大変なことでしょう。

 さぁ、夏の光をいっぱい浴びて大きく育ち、白から紅への色の変化で皆さんを酔わせておくれ!


 紫陽花の挿し木苗を植えてあるビニールポットを大きくする作業も始めました。

 いま、挿し木苗は10センチのポットに植えてありますが、根がいっぱいに張り、すぐに水切れも起こしています。夏を乗り切るために15センチのポットに移植します。

 本来は定植する予定だったのですが、定植場所の木々の枝の伐採が遅れて、時期を逸してしまったのです。

 200以上あるポットの植え替えは大変。今日はとりあえず15ほどだけしましたが、あとはコツコツやるしかありません。


 夜はお盆の塔婆書き。お決まりのコースです。ようやく、「な」にたどり着きましたが、こちらも先は長〜い。


 今年も半分お仕舞い。「水無月」を買ってこようと思っていたのですが、忘れてしまいました。季節の‘行事’をし損ないました。

〜 酔芙蓉越しに見た本堂前 〜
2011年6月30日(木)  No.2914

赤紫蘇を求める
 昨日、大原の里の駅に電話をしたら、紫蘇はもう販売しているとのこと。「10束取り置きしておいてください」と頼んだところ、「生産者によって、1束の大きさが違うのです」と言われました。農家の方それぞれがパッキングした上で持ち込んで販売するため、紫蘇1束の量も違うのです。

 「では、現場で見て加減しますので、とりあえず10束」とお願いし、今朝、取りに行きました。

 里の駅は人気で、結構たくさんの人が買い物をされていました。その中に、最近、越前海岸に引っ越された檀家の方の姿が! 「あれぇ!」「えっ、和尚さん、こんなところで…」 京都の娘さんのところに行かれる時に、よくここへ立ち寄られるのだとか。ボクは「ここの紫蘇は発色がいいので、毎年買いに来るのです」などと立ち話。

 紫蘇を買う前に、賀茂茄子、ズッキーニ、サニーレタス、地卵などを買い物かごに入れてレジへ。「紫蘇をお願いしてあるのですが」と言うと、店員さんは奥へ行って紫蘇の束を小脇に抱えて戻って来られました。

 結構大きな束。お値段も…。全部で4千円以上かかりました。


 ホームセンター経由で帰って、紫蘇を生花のようにバケツに差して、庭仕事。朝顔を誘引する紐を張る作業。茶所の熱い屋根に登って行いました。

 今日の京都は、最高気温36・1度。梅雨は何処へ? 暑くてたまりませんが、汗をかいているほうが、ただ暑いよりもマシです。

 続いて、ホームセンターで買ってきた酔芙蓉を定植。去年買ってきたのが評判が良く、また色が朝夕で変わるのが人気なので、あと2本植えました。

 職員さんたちも、ペンキ塗りをする人、大工仕事をする人など、高齢にもかかわらず、酷暑の中をよく動いてくださっていました。


 夕食後、さぁ、紫蘇の漬け込み作業。相当な量があるので、葉を枝からむしり取るだけでも大変。塩水で揉み洗いして、汚い水が出なくなるまで塩揉み。処理の終わった紫蘇を梅干の樽に入れると、サッと水の色が赤紫になりました。

 この色を求めて、大原まで紫蘇を買いに行くのです。惚れ惚れするような色でした。

 3時間余ほどかかって、やっと作業終了。今日も長い1日でした。

〜 作り手の写真が掲示してある展示棚。大原里の駅 〜
2011年6月29日(水)  No.2913

水やりが大変
 今日も昼前から庭作業。野路菊、藤袴などの定植、春に挿し芽した苗の移植作業などを行いました。

 最高気温は34.7度。週間天気予報についていた雨マークもいつの間にかなくなってしまい、雨は降りそうにありません。近畿も梅雨明けしたのではないでしょうか?

 境内は一気にカラカラ。鉢物の管理も大変で、水やりが日課になってしました。


 茶所前の朝顔も伸びてきたので、そろそろ紐を張って誘引してやらなければなりません。

 側の洗面所をふと見ると、小さな如雨露がぶら下がっていました。朝顔の水やりを楽しみにしている朝の散歩の方々が置かれたに違いありません。

 去年はバケツで水やりをされたため、土が掘れたりして、ちょっと困りましたが、これなら大丈夫。皆さんのおかげで大きく育ってくれそうです。

 照りつける太陽とたっぷりな水。盛夏の恩恵を受けて、大きく育ってね!

〜 おばあさんたちの如雨露 〜
2011年6月28日(火)  No.2912

想像したくもない
 朝のトーストに塗った梅ジャムは、刺激的に酸っぱかったぁー もう少し砂糖を加えたほうがいいのかなぁ・・・。

 梅干しは順調に水が上がってきています。赤紫蘇を入れたいのですが、意中の赤紫蘇がまだ出回らないのです。カビが心配です。

 今日も刈り込みをしました。境内を見回ったら、「あっ、あそこを忘れていた」というような場所が何か所かあったのです。花の終わった早咲きの紫陽花の剪定も済ませました。

 2人の職員さんから、それぞれ「蛇を見ました」と聞きました。サイズはかなり小さいようですが、1匹は頭が三角だったとか。

 想像するだけでおぞましい蛇。「見た」という場所にはしばらく近づけなくなりそうです。行動範囲が狭まります。

 あー、気持ち悪い・・・おぞましい・・・ 植木屋も廃業かな?

〜 灯ろうにとまっていたバッタ 〜
2011年6月27日(月)  No.2911

梅ジャム
 昨日・一昨日と結構派手に刈り込みをしたので、今日は片付けをしてもらう職員さんも少々お疲れ気味。

 もう少し刈り込みをするところはあるのですが、職員さんの休養のために、午後は藤袴を植え替えたり、簾を吊ったり、細々とした作業をしました。

 夜、取り置き冷凍してあった梅の実で梅ジャム造りに挑戦。ホームページに来られる方から、「少々傷のある梅でも出来ます」と教えてもらったのです。

 梅は少し熱を加えただけで一気に形がなくなり、ドロドロ。種を取って、後は砂糖を加えて煮込むだけ。

 砂糖の量がなかなか難しいですねぇ。砂糖を加えても、酸っぱさは残ります。甘酸っぱくて、杏ジャムのようです。ちょっと苦みもあります。

 さぁ、明日の朝のトーストに塗って食べようっと。

 今年も梅は大活躍。大地の恵みに感謝、感謝。

〜 甘酸っぱい梅ジャム 〜
2011年6月26日(日)  No.2910

スーツを買い込む
 今日は土曜日なのに、法事もないし、月参りもなし。

 朝から思いっきり植木屋!

 8時頃から、エンジン式のヘッジトリマーで生垣の刈り込み。高さが2メートルほどあるので、梯子を使っての剪定作業。生垣の表裏、天辺それぞれを合わせると50メートルは雄にあったでしょう。梯子を動かして、登って刈って、また動かして・・・。

 今日の最高気温は34.9度。何度水分を補給しても、すぐに喉が渇きました。汗もたっぷりかいて、黒い服を着ていたら、塩で白くなっていたかも・・・。

 今日は職員さんの助っ人があり、片付けを全部やってくださったので、本当に大助かりでした。これで刈り込みはほぼ終了です。

 午後からは、自坊の草刈りや梅の木の剪定などもして、3時からちょっとだけデスクワーク。

 終わって、量販店にスーツを買いに行きました。

 夏用のスーツは1着しかありません。それも、10年ほど前に買ったもの。あまりに着た切り雀なので、去年から買おうと思っていたのでした。

 量販店からは、先日来、夏物半額セールの知らせが、封書や葉書、メールで来ていました。

 スーツって、何を買ったらいいのかわかりません。店に入ると店員さんが「何かお探しですか?」と聞いてくれたので、「夏のスーツを・・・」と答え、以後はお任せぇ〜。

 特にこだわりもなく1着目を決め、「2着目1000円」と書いてあったので、「2着目も買っちゃえ!」と、2着目はちょっといいものを。シャツも不足気味なので3着、ネクタイも3本、みなセールをしていたので選んでもらいました。ソックス4足だけは自分で。

 「半額だから○万ぐらいかなぁ。2着目は1000円だし・・・」と思っていたら、予想より結構高め。どうも、2着目1000円が‘トリック’のよう・・・。今さら仕方ないので、買ってしまいました。

 カジュアルな服もそろそろ買わないと・・・ 服って、興味ないのですよねぇ。
2011年6月25日(土)  No.2909

祝賀会
 パッとしない天気になっていくはずが、次第に青い空、強い日差しの真夏を思わせるような天気に。梅雨も嫌ですが、いきなりの酷暑も辛い。

 先日までは根腐りするのではないかと心配だった鉢花は、いきなりの強い日差しに首を傾げてしまっていました。


 夜は、恩師の子息で、僧侶の先輩でもある人の内々の祝賀会。師は、今春、声明の普及・振興に尽力された功績が認められて京都市芸術功労賞を受賞されたのでした。

 25名の参加者の多くは、ボクよりも10歳ほど上の年代で、師の同級生たち。1ヶ月前、たまたま同席した人たちで祝賀会の企画が持ち上がったのが、「企画をして」とボクの先輩が準備を仰せつかり、「手伝って」とボクのところに事務が回ってきたのでした。

 師のお父様は、ボクが高校生の時の寮長。この寮の同窓会もボクが事務取りまとめ役。よくそういう話がやってくるのです。親子共にお世話になっているので、手間は厭いません。

 祝賀会は、同世代がかたまったメインテーブルは大盛り上がり。こぢんまりした会でしたが、年齢や立場を超えた和やかな会でした。

〜 乾杯! 〜
2011年6月24日(金)  No.2908

梅の実と塔婆書き
 今日も朝一番に昨日拾った梅の漬け込みをしてから檀家参りへ。

 帰って、梅の実の収穫!

 ブルーシートを敷いて、枝を竹竿で叩いて梅の実を落としました。木は小梅を含めて3本。バケツ5杯の梅を収穫しました。

 午後は剪定。今日も蒸し暑い中、本堂裏のお茶の木の生垣を刈りました。

 時々、水分を補給しないと干からびそう。今日の最高気温は32.9度でした。

 夕方、自坊に戻ってからは、梅の実を掃除して梅干しなどにする下準備作業とお盆の経木塔婆書き。

 バケツ5杯の梅の実は、やってもやってもなかなか減りません。嫌になって、塔婆書き。しばらくすると疲れてきて、梅の実処理。塔婆書き〜梅の実〜塔婆書き〜梅の実・・・。寝るまでその繰り返しでした。

 梅の実の下準備はほぼ終了。塔婆書きは、やっと「コ」が終わりました。

 朝から晩まで、よう働いたなぁ〜

〜 清楚な沙羅の花 〜
2011年6月23日(木)  No.2907

刈り込み、はかどる
 今日も蒸し暑い日になって、最高気温は31度。でも、降水確率50%のところが、まずまずのお天気で、、午後から念願の植木屋作業が出来ました。

 今日はエンジン式の機械を使って、ひたすら刈り込み作業。汗とゴミとで、次第に首筋などがチクチクし、服が汗で体にくっつきます。

 刈り込みを終えた生垣を見ると、気分爽快! 暑さを吹っ飛ばしてくれるような視覚効果があります。

 あと2、3日頑張れば、刈り込みも終わりそうです。

 夕方、ホームセンターに行って、梅干し用の桶と重しを買ってきました。次々落ちるので、容器が足りなくなりそうなのです。

 帰って、今日拾ったのを漬けようと思っていたら、今朝一番に漬けた桶の下がずいぶん濡れていました。昨日まで去年の梅干しが入っていたので、割れたりはしていないはずなのですが・・・。

 今日買ってきた桶に今朝漬けたものを移し、水漏れがする桶の底を見たら、小さな亀裂がありました。「こりゃダメだ・・・」

 今日買ってきても、これではプラスマイナス、ゼロ。また買ってこなくてはいけません。ガックリです。

 さぁ、明日は梅を落としてしまおうっと。

〜 実が出来てきた菩提樹 〜

2011年6月22日(水)  No.2906

梅干しシーズン到来
 お天気が回復してきて、午後から念願の植木屋作業。回復したのはいいのですが、一気に蒸し暑くなりました。

 本堂の階段に座って友人としばらく喋っていたら、菩提樹の香りの乗った涼しげな風が吹いてきて気持ちよく、思わず寝てしまいそうになりました。昼寝をしたい気分ですが、せっかくの晴れ間は1分でも惜しい。早速作業開始!

 生垣の刈り込みが途中になっているのですが、そう急がないので、ヘブンの補植、藤袴や野路菊の挿し芽苗の植え付けなどを先にしました。

 野路菊は根の張りが思わしくないので、液肥をやって、もう少し根を充実させてから植え替えることにしました。

 夕方、自坊の前からまたもや佳い香り。見ると、梅の実がいっぱい落ちていました。

 「これはあかん。早く拾わないと!」

 渦巻きの先と中心の両方から火を点けた蚊取り線香を腰に付けて、梅の実拾い。店で売っているような青い梅とは違って完熟なので、見るからに美味しそう! ただ、落ちた時に傷がついたりしているものもあるので、使えない実は遠くに放り投げて、いい実ばかりバケツに入れていきました。

 収穫した梅はバケツ1杯。早いうちに実を落として収穫しないと、毎日こんなことをしなければなりません。

 収穫はしたものの、漬ける作業をするのが面倒で、結局今日は置いたまま。これからしばらくは梅干しと格闘する日が続きそうなので、ちょっと面倒です。

〜 夕方の薄日の中の梅 〜
2011年6月21日(火)  No.2905

座禅
 企業研修で座禅指導をしました。

 座禅というと禅宗と考える方が多いでしょうが、天台宗では「円・密・禅・戒」というのが4本柱で、座禅(「止観」といいます)も大切にしています。

 わずか30分余りでしたが、薄暗い本堂に座っているといろいろな音が聞こえてきます。

 雨が本堂の樋受けから落ちる音、カラスの声、宅配便らしき車の音、遠くで人の声・・・唾を飲み込む音。

 職員さんたちも、仕事をストップして、息を潜めていたことでしょう。

 菩提樹や線香の香りも薫ってきました。いいわぁ〜

 参加された方にはずいぶん長く感じられたようですが、ボクには心地よくゆったりした時間でした。

 たまに座るのもいいですねぇ〜

〜 沙羅の花。どこに咲いているかわかりますか? 〜
2011年6月20日(月)  No.2904

ちょっとだけよ
 今日も目まぐるしい1日でした。

 夕方に帰って、時おり小雨がぱらつく中、刈り込みをした後の掃除を暗くなるまでしました。

 最近、まとまった時間が取れず、また雨天も多いので、思うように庭仕事が出来ません。やっと、つつじや皐月の剪定をしたものの、刈りっぱなしの状態でした。

 「あれをして・・・ あそこをああして・・・」と差し迫った作業が指折り数えるほど溜まっています。お盆は段々近づいて来ますし、本当に困ったなぁ〜。

 でも、今夕は少しでも作業が出来てよかったです。明日はまた雨のようですし。

 植木屋三昧の日を過ごしたぁ〜い!

〜 雨に濡れた額紫陽花 〜
2011年6月19日(日)  No.2903

人気の菩提樹
 今日も時おり雨。雨の中、今日も菩提樹の花を見に来ました。

 雨に濡れる花もみずみずしくてとても綺麗です。

 法事に来られた人が、「菩提樹は咲いていますか? 先週来たのですが、まだ咲いてなくて」とおっしゃったり、知人の方が「見に来ました!」と寄ってくださったり、地味ではありますが根強い人気です。

 見頃はあと数日です。

 木々が濡れているので、刈り込みなども出来ず、細々としたことをしました。

〜 今日の菩提樹の花 〜
2011年6月18日(土)  No.2902

目医者で2時間待つ
 昨日から左目がゴロゴロ&鈍痛。

 「そういえば数日前、草刈りをしている時に異物が目に入って、すごく痛かったなぁ・・・ひょっとして、まだ入ったままかな?」と心配になり、友人に聞いたら、「角膜に傷がついたら大変だし、他の原因も考えられる」と言われ、仕方なしに眼科に行きました。
 医者に行って待たされるのが嫌い。だから、医者には余程でないと行かないのですが、週末にかかるのでしかたなく・・・眼科に行くのは10数年ぶり。

 普通の街の眼科ながら、すごく待たされるとは聞いていたのですが、その噂に違わず、ひたすら待たされました。

 結局、診てもらったのは受付をしてから1時間半後。待合室は空いていたので、よく寝ました。診察が終わって、薬を貰い会計を済ませたら、ほぼ2時間。

 眼球に荒れている部分があり、上瞼の裏側に赤くなっている部分があるということで、細菌性の感染症治療のために目薬と塗り薬をもらいました。ゴミが原因とも考えられるようですが、結局、ものもらいみたいなものかな? ひどくなったら切開するとも言われたので・・・。

 まぁ、診てもらって安心ということはありますが、それにしても待ち時間が長すぎ。また、病院へ行きたくないという意を強くしました。

 やっと解放された午後は植木屋。晴れた日に病院で長時間待つなんて勿体なかったぁ。
〜 自坊玄関前の紫陽花 〜
2011年6月17日(金)  No.2901

雨に濡れる緑
 朝からの雨も次第に本降りに。

 本堂の前の菩提樹の香りが雨の境内に漂っていました。行ってみると、7〜8分咲程度。ちょうどいい見頃でした。

 「今年も菩提樹の花が咲いたなぁ」と、また1年が巡り来たことを実感しました。


 今日は昭和天皇の皇后の御命日。東山の門跡寺院で法要が行われました。帰って、檀家の法事や企業研修の打ち合わせ。

 法事の人も打ち合わせの人も、雨に濡れる緑の美しさに感動されていました。

 雨で植木屋ができませんでしたが、緑を見るには今日はとてもいい日でした。

〜 雨に濡れる菩提樹の花 〜
2011年6月16日(木)  No.2900

好き嫌い
 また、さくらが缶詰を食べません。

 缶を開けた最初だけは食べるのですが、2回目はちょっと匂いを嗅ぐだけで、プイッと顔を背けて立ち去ってしまいます。安い缶詰はダメ。

 人からいただいた、ちょっといい缶詰などだと、缶を開けている時から擦り寄ってきて一気に食べ、何回かに分けて与えても、ちゃんと最後まで食べきります。

 やはり、味が違うのですね。野良だと、不味かろうが、生きるために食べるのですが。
 仕方がないので、ホームセンターに行ったついでに買ってきました。

 今のさくらのお気に入りは「モンプチ」。陳列棚を見て驚きました。「こんな贅沢なものがあるのか」と。

 ビーフのテリーヌ仕立て・舌平目のテリーヌ仕立て 海老入り・七面鳥のテリーヌ仕立て・白身魚のテリーヌ仕立てまぐろ入り・ジューシーチキンの粗挽き仕立て・牛肉の和風角切り煮込み・ロースト牛肉のあらほぐし手作り風・ロースト若鶏のあらほぐし 手作り風・ツナのあらほぐしフィッシュソース添え・サーモンのあらほぐし海老ソース添え・白身魚のあらほぐし和風仕立て・グリル風ビーフのシチュー仕立て・グリル風チキンのシチュー仕立て・ツナのトマト添え彩りソース・ツナのライス添えリゾット風ソース・ツナのほうれん草添えクリーミーソース・チキンのトマト添え彩りソース・チキンのライス添えリゾット風ソース・・・・・・・・

 ボクも食べたことのないようなメニューがいっぱい! 貧困にあえぐ国の人たちにはまことに申し訳ないような気がします。

 さくらがこんな我が儘に育ったのはボクのせいです。

 それにしても・・・。

〜 買ってきたキャットフードの缶詰 〜
2011年6月15日(水)  No.2899

習礼
 今日もお天気! うれしいなぁ〜♪

 午後からは刈り込み作業と片付け。まだ自坊の門内の皐月がほとんど手付かずなので、完成にはあと1〜2日かかりそうです。なかなか時間が取れなくて・・・おまけにお天気が・・・。

 夜は、真如堂の僧侶全員でお経の習礼(勉強会)をしました。

 9月に大阪の文楽劇場で、真如堂に伝わる「引声阿弥陀経会」の声明の公演をすることになりました。

 引声は、唐の時代、慈覚大師円仁という方(真如堂の御本尊を彫られた方)が、五台山で文殊菩薩に授けられたという伝承のもので、いま、毎年の定例法要として行っているのは真如堂だけです。

 極楽の波に調和するようなゆるやかな音律。でも、聞いている方にはちょっと単調。「眠たくなられますよ・・・」とお断りしたのですが、声明2本のうちのもう1つは激しいないようなので、緩急のバランスが取れるそうです・・・。

 今日は習礼の第1回目。どのパートを誰が唱えるかなどの打ち合わせをした後、実際に唱えて音合わせをしました。

 なかなか揃いませんが、1回目ですから・・・。本番までにあと3回の習礼をして、動作などを加えての練習になっていきます。

 うまくいきますように・・・。

〜 公演のチラシ 〜
2011年6月14日(火)  No.2898

やっと刈り込み
 今日は天気予報よりもいい天気。お陰で、念願の刈り込みが出来ました!

 まずは、朝7時前から自坊の参道脇の生垣の刈り込み。2軒、お参りに行った後、本堂前の池の回りのつつじや皐月から始め、駐車場脇のつつじや正面参道の生垣、そして自坊の大つつじなど、夕方までずっと刈り込みに精を出すことが出来ました。

 エンジン式のヘッジトリマーはもちろん、電動の高所用ヘッジトリマーも大活躍。実にスカッとしました。

 ただし、今日は刈るだけで、散らかしっぱなし。境内の片付けは職員さん任せ。さすがに自坊は自分でしなければいけませんが、まだ自坊は刈り終えていませんので、また明日。

 夜になって雨が降り出しました。まぁ、今日降らなかっただけでも儲けもの。明日、降っていなかったら、また今日の続きです。

 遅くなると来年の花付きが悪くなるつつじの刈り込みが出来たので、気が楽になりました。

 はぁ、よう働いたぁ〜

〜 ほぼ完成の大つつじの刈り込み 〜
2011年6月13日(月)  No.2897

落慶法要
 今日は塔頭の落慶法要。本堂の改修と増築、境内の整備を終えて、本尊への奉告法要とお披露目です。

 この塔頭は檀家はほとんどなく、日本最初だという稲荷大明神(吒枳尼天)を信じる方々が集う信者寺。

 信者寺もお参りする人が多いと運営も楽なのですが、そうでないと本当に大変。今度の修復も、他のところへ勤めて得た私財をたくさん注ぎ込んでおられるのではないかと思います。

 信者寺が栄えるかどうかは、もちろん御本尊の‘人気’もありますが、住職の人柄や手腕によるところも大。真面目な御住職は、お参りされる方の心をつかむのではないでしょうか。

 法要後の祝宴も、住職自らが司会をしたりと、手作り感たっぷり。‘あたたかい’お寺になっていきそうな気がしました。

 おめでとう!

〜 夕方から降り出した雨 〜
2011年6月12日(日)  No.2896

雨が上がった!
 昨日からの雨が今朝も降り続き、時折、結構音を立てるほどでした。

 今日は法事の集中日。朝、お参りに行った後、11・12・1・2時と4座立て続け。後の2座は納骨。雨では本当に大変です。

 天気予報では、午後からは曇りとか。何とか早く雨が上がって欲しいのですが・・・。
 いやぁー、今日は本当にラッキーでした。結局、1度も傘を差す必要がありませんでした。

 11時からの法要が終わって墓前回向に行く時には、既に雨もあがって、瓦が乾いてきていました。天気は回復し、2時の法要を終えて納骨をする時には陽も差して暑いぐらい。雨に比べたら、暑さなんてどうっていうことはありません。

 さすがに4座連続というのはしんどい。食事を食べる時間もないので、おにぎりを口に放り込んで次の法事の準備をしたり。物を食べると声が出にくくなるので、あまり食べることもできません。

 後の法事の参列者が間違って早く来られたり、ずいぶんと余裕を持って早く来られて、後先の参列者の履き物が入り乱れたり、いろいろなハプニングもありましたが、無事に終わりました。

 いくら法事が重なっても、それぞれにとっては大事な家族の法事。こちらも‘真剣勝負’です。

 あー、早く刈り込みをしないと・・・。

〜 勝手に大きくなったグミ 〜
2011年6月11日(土)  No.2895

夏バージョンに模様替え
 いつ雨が降り出してもおかしくないような午後、久しぶりに時間ができたので、気になっていた朝顔の植え替えをすることにしました。

 茶所前の‘花壇’には、2月にビオラを植えました。以来、ビオラはずいぶん大きくなると共に、ずっと花を咲かせ続けてくれました。まだもう少し咲き続けるのですが、そろそろ朝顔を植えなければいけません。

 今日はビオラをプランターに移し、元肥などを施して、朝顔の小苗を植え付けました。支柱なども立て、あとは大きくなってくれるのを待つだけ。

 ナメクジが苗を食べたり、猫が‘花壇’で寝そべったりするので、気が気ではありませんが、ちゃんと育ってくれるでしょう。念のために、予備の苗も苗ポットで育てておきます。

 植え替えが済んだらつつじの刈り込みをしようと思っていましたが、いきなりの雨。ちょうど今、寺務所の玄関の屋根を工事をしているのですが、激しい雨に寺務所の納戸が雨漏り。今夜の雨が心配です。

 雨で刈り込みは中止。でも、植え替えた朝顔やビオラにはいい雨でした。

 さぁ、早く刈り込みをしないと、来年の花付きに影響が出ていてしまいます。

〜 夏バージョンに模様替えされた茶所前 〜
2011年6月10日(金)  No.2894

探検
 京都市の西京区や向日市のお宅にお参りに行った後、今日も兵庫県芦屋市へ。

 8年ほど前に新設された名神・大山崎インターから初めて高速道路に入りました。名神は、今日も工事渋滞。

 今日もかなり早く着いたので、コンビニでざる蕎麦を買って、車中でツルッ!

 帰りは阪神高速神戸線〜名神高速〜京滋バイパス〜阪神高速京都線を乗り継いで、今年の3月に共用が始まった鴨川西出入口で降りました。何だか、かなり割高だったような・・・。

 行き帰りとも、いつもとは少し違う道だったので緊張しましたが、「へぇ〜」の連続。ちょっと楽しめました。


 芦屋は、おしゃれで綺麗で、明るい雰囲気の街です。

 阪神大震災の時、芦屋にも何度も炊き出しに伺いました。いまは、震災の傷跡などまったく感じられないようになっています。

 大変なご苦労がありますが、いずれ東日本大震災の被災地もこんなふうに復興していくのだろうと、力強さを感じました。

〜 窓から見る芦屋川 〜
2011年6月9日(木)  No.2893

今日も兵庫県へ
 今日は大きな法要の‘本番’。最近では珍しくなった内容の法要なので、声が揃うかなど心配でしたが、何とか無事に終わりました。

 午後からは奈良の近くの檀家宅で法要。その後は、兵庫県芦屋市でお通夜。

 お通夜に行くには早過ぎたのですが、一度戻ってもまたすぐに出かけるだけ。それならば、早く現地に着いていたほうが安心ですし、車中で昼寝をしていればいいしと思い、芦屋へ向かいました。

 芦屋に着いたのは、お通夜の2時間前。思った通り、早過ぎます。

 カーナビでホームセンターを探して行ったところ、スポーツジムに変わっていました。仕方がないので2軒目。結局、随分離れた西宮市のホームセンターに行きました。

 今までに見たことがないほどの規模のホームセンター! 広すぎて、目的の物を探すのに一苦労。ウロウロしながら、寺務所の職員さんに頼まれた流しのネット、草刈り機のヘッド、掛け軸の箱に入れる防虫剤などを買っている間に1時間が過ぎ、休憩している時間がなくなってしまいました。

 早目に式場について、ご遺族と打ち合わせ。白木の位牌にお戒名を書いたところ、開式直前になって、旧字体にして欲しいというご希望があり、急遽書き換え。結局、10分ほど開式が遅れてしまいました。2時間も前から着いていたのに・・・トホホ。ご親族だけのあたたかいお通夜となりました。

 帰りは名神高速が集中工事のために大渋滞。今日は12時間以上の実働となりました。

〜 千葉から来た可愛い紫陽花 〜
2011年6月8日(水)  No.2892

オークション
 バイクで出かけるのに心配だった雨も、ちょっとパラッとしただけ。雨コートと合羽の両方を積んで出かけましたが、使わずに済みました。

 今夕と明朝は大きな法要があるので、職員さんたちも大忙し。準備や掃除をするにも雨では困るところ、降らずに助かりました。


 最近、オークションで掛け軸を買うのがマイブームです。

 床の間があって、人が来られると、どうしてもそこに何かを軸を掛けなければなりません。決して高価なものである必要はありませんが、仏事・慶事の別はもちろんですが、季節やその場に合った内容の掛け軸があるに越したことがありません。

 オークションには実に様々な掛け軸が出品されています。あまり高いものには入札しませんが、先日は昭和初期の真如堂の貫主の掛け軸が出品されていました。寺には1本もないので、これはどうしても落札しなければと、ちょっと頑張って落としました。

 競う相手がいると思いの外高くなってしまいますし、その逆もあります。

 今日はそんな掛け軸が2本届きました。これは自坊用。目新しい掛け軸を掛けると、雰囲気も変わって、なかなかいいものです。

 でも、そろそろマイブームを終わらせないと・・・ちょっと買いすぎかも。

〜 ミーコに説教をする 〜
2011年6月7日(火)  No.2891

かわいいコックさん
 名神高速を走りながら聞いていたラジオで、今日、6月6日が「ロールケーキの日」だと言っていました。

 「6」と「ロ」を掛けたのと、「6」の形がロールケーキを巻いたのに似ているからだそうです。いろいろと考えますねぇ。

 ロールケーキは大好きです!

 「6月6日は何の日?」と聞かれたら、ボクは「雨の日」と答えるでしょうか。

 「葉っぱかな? 葉っぱじゃないよ、カエルだよ・・・6月6日に雨ザアザア降ってきて♪」という「かわいいコックさん」というお絵かき歌を連想するのです。子供の頃、よく歌いながら描きました。

 そんなことを思い出しながら・・・

 名神は「集中工事」とやらで、上下線とも少し渋滞していましたが、行き帰りは平穏。宝塚でのご葬儀も無事に終えて、ホッと一息です。

〜 日を透かしてみた山法師 〜
2011年6月6日(月)  No.2890

煮え切らない日
 今日は日曜日なのに法事もありません。

 「よぉーし! 刈り込みを頑張るぞぉー」と数日前から意気込んでいたのですが、お通夜の予定が入りました。ちょっと遠くて、兵庫県宝塚市。

 夕方に出かけることを考慮すると、植木屋をバリバリやって疲れるわけにもいきません。おまけに、今日はなんだか体がだるくて、意気が上がりません。

 ちょこっと剪定してみたり、雑用をしたりで、結局まとまった作業はなーんにも出来ませんでした。残念。

〜 書院の蹲。紫陽花がきれいです 〜
2011年6月5日(日)  No.2889

蒸し暑さ、日増しに
 午前中は、山科・毘沙門堂で法要。今日は伝教大師のご命日です。

 帰って、即、「メダカの学校」。今日はなぜか満員御礼状態。たくさんの方にお越しいただき、有り難いことです。

 今日は天気もよくてとても蒸し暑く、走り回っていたら汗だく。梅雨らしくなってきてしまいました。

 夜は人と会う予定があって、街へ。ついでに、「動物園 MAYA MAXX展」という絵の展覧会を覗きました。ほのぼのとして、それでいて繊細な心の中が表現されている絵でした。また、常設展で魯山人が見られたのも、陶器好きのボクにはよかったぁ〜

〜 何必館の一室 〜
2011年6月4日(土)  No.2888

刈り込みでバテる
 お昼前から、久々の外作業。エンジン式のヘッジトリマーを使って、垣根の刈り込み作業をしました。

 体を使う作業を最近あまりしていないため筋力が落ちているのか、ヘッジトリマーが重たい・・・。電動ならば軽いのですが・・・。お昼ご飯でお箸を持った時、機械の振動と重さの影響で、手が震えていました。

 こんな柔なことではいけません。おまけに今日は久々の夏日。蒸し暑〜い。ちょっとバテました。

 雨の日が多いので、刈り込みなどの作業が遅れています。まだまだやらなければいけないことがいっぱい。

 なかなか時間が取れないのが悩みです。

〜 苔の中に咲いていた雑草 〜
2011年6月3日(金)  No.2887

Facebookを始める
 Facebookを始めることになりました。

 ぜんぜん興味はなかったのですが、ある会議のコミュニケーション・ツールとして導入することになったので、とりあえずはアカウントを取りました。

 Facebookといえば、チュニジアやエジプトの政変の時に大きな原動力となったともいわれるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。「人同士のつながり」を電子化するサービス。何のコッチャ・・・。

 始めた途端、あちこちから「友達リクエスト」というのが届きました。知っている人ならまだしも、知人の友達とか、知人数人の共通の知り合いだとか、出身校が一緒だとか、「ボクが始めたのを何で知ってるんだ!?」と変な感じ。

 コミュニケーションがガラス張りになっている気もしますし、「いいね!」というのにも何となく馴染めません。でも、何かの目的を持って使うにはいい道具なのでしょう。

 現段階で関わっていることといえば、もっぱら友達リクエストに応えることと、誰か知り合いがやっていないか探して、友達リクエストを出すことだけ。「友達」は20人ぐらいになりました。

 何となく煩わしくて、ここで終わってしまいそうです・・・。
2011年6月2日(木)  No.2886

お盆準備を始める
 今日から僧衣も夏衣。僧衣自体の目方が減ったので、急に身が軽くなった気分です。でも、夏衣にするにはちょっと涼しいような昨今です。

 今日からお盆の経木塔婆書きも始めました。あと2ヶ月で書き上げなければいけませんが、それだけにかかっていられるわけではないので、2ヶ月なんてあっという間です。

 「6月1日に書き始める」という取り決めのようなものが自分の中にあって、今日始めれば間に合うような気がするのです。これから2ヶ月この作業をしなければいけないという‘塊’が、心の中に居座ります。

 今日も雨。こんな天気がずっと続くのでしょうか? 外の作業が滞ってしまいます。

〜 色づいてきた七段花 〜
2011年6月1日(水)  No.2885

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