大晦日。
今年最後の檀家の法事。大晦日に法事をするのは異例中の異例なのですが、故人の一人娘が年末から正月2日までしか京都にいられないということでお請けしました。
親戚なども出席されない家族だけの法事でしたが、無事に1周忌が終わり、家族も霊位もホッとされているのではないかと思います。
今日は朝8時頃から降り始めた雪が一気に積もり、あっという間に境内は銀世界。その後もどんどん降り積もり、大変なことになってきました。
法事の後の墓参は10センチほど積もった雪を踏みしめて行きましたし、参列の人がタクシーに電話をされてもずっと話し中。市内の様子が察せられます。
除夜の鐘に備えて、若い僧侶や職員で雪かきをしました。正面参道や鐘楼への道など、ルートはかなり長いのですが、北海道出身の僧がいて、さすがに雪かきをする時の腰つきが違いました。
除夜の鐘は雪の影響で、参加者が例年の半分以下。例年4〜5人で1撞きのところを、今年は1人で撞ける人もいて、雪を押してきてくださった分だけ‘御利益’があったような・・・。
今年もそんなバタバタの中で終わっていきました。
〜 雪かきをする僧侶や職員 〜
|
2010年12月31日(金)
No.2731
|
|