今年も今日で終わり……という気がまったくしない大晦日です。
午前中、残っていた落ち葉を片づけてやれやれと思っていたら、雨が落ちてきました。ギリギリセーフです。
今日は、正月に墓参できない方や正月前にお墓を掃除しようという方も多く、作業着姿に頬っかむりで応対したり…衣姿とあまりにかけ離れた姿に、気づいてくれない人もおられました。
だいたいの作業を終え、自室を片づけようかと思いましたが、元旦の更新作業の準備に時間がかかり、まったく手つかず。泥棒が入った後のような状態の部屋。情けなや。
夕食は姉弟一家も加わり、15人の大人数。ここ数日、場所を分けたり、タイミングをずらしながらて食べるような有り様です。
夕食が終わったと思ったら、年越し蕎麦。蕎麦は、いつも聖護院の河道屋さんのおじいさんから頂戴します。 蕎麦におろした辛み大根と海苔をのせてあっさりと。
蕎麦、茶そば、うどん、全部で何玉あるでしょう。15人の大所帯をもってしても、とても食べきれず、いつも翌日元旦のお昼代わりになります。
はち切れそうなお腹、下がって来るまぶたを必死で上げながら、また更新準備の続き。
除夜の鐘には約500人の方々が参加。 鐘楼から離れた墓地の真ん中に立っていると、あちこちから他のお寺の鐘の音が聞こえてきます。鐘楼の喧噪が嘘のようです。 お墓は、1年を振り返り、諸々の罪を懺悔するにはもってこいの場所でした。
3時前。撮ってきた除夜の鐘の写真の整理も終わり、あとは早朝の光景を撮るのみ。
ようやく長い1日の終わり、2003年の終わりです。
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2003年12月31日(水)
No.125
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