観光立国の掛け声とともに始まったインバウンド旋風。
京都も訪日観光客が半端ないけれど、 いやいや、 奈良市内もすさまじいことになってる。 近鉄電車もJRもほぼ席はフォーリナーで埋まり、 バスもほぼほぼフォリナーで埋まっている!
一方、奈良の寺々では伽藍の再建があちこちて行われていて、 この秋には興福寺さんがめでたく中金堂の落慶を見られた。 週替わりで境内ではコーヒーフェスタやかき氷フェスタや なんちゃらフェスタが企画され 正倉院展と相まって興福寺参拝の人とでえらい騒ぎになっていた。
町の在り様も変わってきて 商機とばかりに、駅の周辺ばかりでなく、 心落ち着く地元住民のための商店街でも 空き家にどんどん手が入れらられ、 なんかよくわからないお店に変わってきている。 はっきり言って、ほんと迷惑!!
もう今の奈良市に入江泰吉の奈良なんてどこにもないし、 亀井勝一郎の『大和古寺風物誌』の世界なんかどっこにもない!
心を落ち着かせ 心を鍛え 心を癒されたいひとは どこにいけばいいんだろうな〜〜って、 本当に申し訳なくなる。 お寺の役目ってそうゆうところにあるじゃないかと思うのだけど。。 中心部を離れたお寺にはまだまだ心のよりどころになるお寺もあるけど 数年前まで、落ち着きに行っていた二月堂さんには 早朝まいりでしかお参りする気にはならないzo..
當麻のあたりは いいよな〜〜ぁ。。。。
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