ダンナが遊びに行ったので、ここぞとばかりに2本立て。
「センセイ君主」は劇場で見るほどでもないなぁと思いつつ、竹内涼真くんへのご祝儀と、目の保養。 主人公のセンセイはクールで滅多に笑わない設定なので、ヒロインの変顔とギャグっぽいセリフに竹内くんが素で笑いをこらえてると思われる場面はちょっと得した感じはある。でも最近は、そこまで狙って作ってるものもあって、それが定番になるとがっかりなんだろうね。 原作の漫画は知らないが、きっとかなり忠実なんだろう。
主要キャストの声優は、前作同様、三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるかとそうそうたる顔ぶれだが、前作は2004年の公開で、綾瀬さんはまだ10代だったわけで、セカチューでブレイクし始めたころ。黒木さんは、岡田くんと20歳の年の差を越えた不倫を描いた「東京タワー」を撮影していたころ。 前作は、一度テレビで見たような気がするが、何故かつまらなかった印象しかなかった。声優の印象もなかったし、もしかすると違う映画と勘違いしてるのかなというくらい薄い印象。 で、今回の予告が面白そうだったし、声優に惹かれてというのもあり、再び放送された前作を見たら、面白いじゃないの。 2作目も勿論、面白いじゃないのさ。 ヒーロー物であって家族モノってのが新鮮なんだね。働く母の苦労とか留守を守る夫のドタバタとか、思春期の娘の扱いの難しさとか、普通の家族に起こる問題を丁寧に描いていて、あり得ない設定なのに近い感じがするんだろうな。
本編の前に上映される「BAO」というセリフのない短編がまた泣かせるじゃないか。
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