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2018年3月15日(木) 
 「北の桜守」で号泣
開始3分で泣きそうになり、その後2度号泣。
樺太で終戦を迎え、徒歩と汽車と船で知り合いを頼って網走へ向かう母と息子たち。
想像を絶する苦しみを越え、十数年後に再会した親子の話。

悲惨な場面は映像ではリアルすぎるので、舞台形式にしたとのこと。
その戦略は成功だったようだ。

上映の冒頭で、この映画はフィクションですと断り書きが入ったが、こういう苦労をした人は何万人もいたことだろう。

戦争で人生を狂わされた人たちの苦悩は、想像を絶する。
今も世界のどこかで同じことが繰り返されている。

2018年3月5日(月) 
 いろんな記念日
4年前の3月5日は、母の病名が分かった日。
4年経っても…、いやむしろ年が過ぎるほどに後悔が大きくなるように思う。
母のことは大好きだったし、生んで育ててくれたことには感謝しかないが、生前はそれを伝えたことはほどんどなかった。
いつまで反抗期なんだよっていうくらい、ぞんざいな受け答えが多かったことを、今になって後悔しても遅い。
元気だったころのことも、入院してからのことも、もっとしてあげられることがあっただろうに、と悔やむ思いが増えていく。
子離れしているようで本当は寂しかったであろう母を思うと、私が母の死を乗り越えてしまうことも寂しがるんじゃないだろうかと思ってみたり、子供が明るく元気に暮らすことを願わない親はいないだろうと思ってみたり、行ったり来たりで進歩がない。
仏壇は兄の家にあるし、母の写真も見ると辛くなるので、目に付くところには置いていない。
そうかと思えば、実家で使っていた食器や調理器具を持ってきて使っているので、その度にちょっと切なくなったりもする。
次のステップは、リビングに母の写真を置けるようになることなのかもしれない。

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