大阪の北斎展に行かれなかったので、これは絶対行こうと思っていてダンナに言うと、興味があると言う。 二人で美術館って、初めてかなぁ?
当時、日本人には身近すぎてほとんど評価されなかった北斎漫画や浮世絵がひょんなことで海外に渡って注目を浴びたのがきっかけだからかどうか知らないが、著名な作品が海外の美術館に多く収蔵されている。 ドガやモネが日本画に影響を受けたことは知識として知っていたが、それ以外にも多くの画家が日本の影響を受けた作品を残している。 幕末から明治にかけて、鎖国していた時期も含めて、日本がこんなにも海外に影響を与える位置にいたことに改めて驚く。 「神奈川沖浪裏」は大英博物館所蔵のものが、非常に状態が良くシャープだと言われているが、ここで展示されたミネアポリス美術館の所蔵品も大変美しかったと思う。 作品自体があまりにもメジャーすぎて本物を見たことがあったのかどうかも分からないくらいだが、北斎のすごさを知って見てみると、良くできているもんだと思う。 北斎もすごいけど、彫り師と刷り師もすごいと思うんだが、名は残らないんだね。 想像以上に展示品が多くて、疲れたけど、大満足でした。 今度は、すみだ北斎美術館に行ってみようか。
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