戦争の特集は周年でないと作りづらいということがあるらしい。 TVはただでさえ低視聴率に苦戦しているのに、暗い話題でさらに数字を減らしたくはないのだろう。
そんな中、当時のことを語りたがらなかった被爆者や戦争体験者が、少なくなる証言者の責任感からか、近年その体験を話し始めた人が多いらしい。
思い出したくない話をするのは、大層つらかろう。 聞く側も心して聞かねば。
原爆投下後、皮膚が剥けて垂れ下がったまま歩いている人がいた話は聞いたことがあるが、今回聞いたのはさらに衝撃的だった。 腕の皮膚が垂れ下がるのは爪で止まるからだそうだ。 今まで聞いていた話に、より現実味が加わった。 ほんの72年前、そんなことがあった事実をちゃんと伝えないといけない。
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